新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

30年後の日本、人口1億人未満で身の丈生活ができるのか

2019年12月25日 12時32分01秒 | 日記

中国で韓国の文在寅大統領と中身の無い短い会談をしていた安倍晋三の留守の間に、官邸には冷たい風が吹きまくっていたようだ。

菅義偉官房長官の会見は午前と午後の2回行われ、事前に提出された各社の政治部の記者の質問に対して官僚が作成した回答を官房長官が棒読みするといったことが今まで繰り返されていた。

この馴れ合い的な記者会見に一石を投じたのが東京新聞社会部の望月衣塑子記者であった。

質問への答えを引き出すために何度も菅義偉官房長官に質問を繰り返し、最後は打ち切られるといったことが度々あり、他社の政治部の忖度記者からも疎んじられていた。

孤軍奮闘している内に朝日新聞の南彰記者が援軍として質問に立ちあがった。

その後、望月衣塑子記者の著書「新聞記者」を原案とした映画「新聞記者」が封切られ大きな話題を呼び、最近では映画監督の森達也が「i-新聞記者ドキュメント」という密着取材した映画が11月から劇場公開されている。

こんな背景からか、最近の官房長官会見に臨む政治部の記者たちに変化が出始めている。

とりわけ、国民から見ても「おかしい」、「依怙贔屓」といった素朴な疑惑を生み出した「桜を見る会」疑惑に対しては、従来の忖度質問が消えていた。     


いままでは「鉄壁なリスク対応」と評価(?)されていた菅義偉官房長官だったが、最近は「なんで俺がアイツの尻拭いをしなければならないのか」とでも思っているような態度が露わになっている。

そもそも天性の「嘘つき」と言われている安倍晋三に対して、過去にこんな場面があった。 

ジャパンライフの山口元会長には「1対1」であったことはないといっていたにもかかわらず、自ら「総理枠」として反社勢力の代表のような元会長を招待していたことが明らかになった。

ところで、国民へのクリスマスプレゼントとして、安倍内閣から初めての「逮捕者」が誕生と期待されている。

秋元司衆院議員を逮捕へ IRめぐり数百万円収受の疑い

さらには、中学生140名が所属する「八王子リトルシニア」という少年野球チームの会長を長く務めていたのが、あの身の丈発言」で謝罪・撤回に追い込まれた萩生田光一文部科学相に、公有地の口利き疑惑が浮上したという。

萩生田文科相に「少年野球口利き」疑惑 “萩生田球場”と呼ばれる選挙区内の公有地」 

どうやら、行政を歪め、食い物にしたということなのだが、師匠の安倍晋三と同じようなことをやっていたということ。

さて、劣化した政治家とその連中に食い物にされた日本の将来が危うくなっているという。

出生数最少86万4000人 自然減、初の50万人超え 19年推計

   
                               【毎日新聞より】

死亡数から出生数を引いた「自然減」は51万2000人で初めて50万人を超え、鳥取県の人口に近い人が減ったことになるというのだから、驚きである。

鳥取県が消えるぐらいの人口減 子ども諦めるロスジェネ


どうやら、「アベノミクス効果」によって人口減少がますます急加速し、このままでは「世界支配層(グローバルエリート)の計画通り」に日本は”消滅”へと向かっていくのではないだろうか。 

2年前の産経新聞・正論には、「年頭にあたり 恵まれた国、未来志向の若者…大いなる楽観が将来を開く 日本財団会長・笹川陽平」という記事の中で、当時の自民党青年局長でグローバリストによるジャパンハンドリングの総本山・CSISの研究員時代にグローバリズムの概念を徹底的に叩きこまれた小泉進次郎が「悲観的な考えしか持てない人口1億2千万人の国より、将来を楽観し自信に満ちた人口6千万人の国の方が、成功事例を生み出せるのではないか」と言っていた。

ネット掲示板にはこんな鋭い書き込みがあった。

自分たちの経済状況が貧しい上に、将来の明るい展望が全く見えてこない若い人たちが結婚や出産を控えるのは全く当然のことだし、全ては、グローバル資本勢力による意向のままに、日本の国家体をどんどんと破壊しては、国民を徹底的に貧しくし続けている日本の政治権力に非常に大きな問題があるのは言うまでもない。
とにかく、全ての国民が『日本を取り戻す』と言いながら、日本を徹底的に破壊し続けている、史上最悪の『ペテン政権』の実態を知るべきだし、政府内からマスコミ、インターネットまで、真に愛国的な人々が徹底的に非難され、排除される一方で、グローバリストの使用人である『売国勢力』こそが、方々で声高に賛美され、強大な権力を保証される仕組みが強固に構築されていることを知る必要があるだろう。」   
      
日本の人口が1億人を下回る2050年頃はオジサンの年代はもちろん、今の安倍政権に群がる輩も全ていなくなるかもしれないが、果たしてオジサンの孫たちの時代になって、「身の丈」の生活ができるのだろうか、とオジサンは思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 安倍晋三の印象操作にはファ... | トップ | 桜とカジノ疑獄で潮目が変わ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事