新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

もはや安倍内閣の専門家会議では手に負えなくなったCOVID-19対策

2020年04月03日 11時52分05秒 | COVID-19(新型コロナウィルス)

今朝のテレ朝の「羽鳥慎一モーニングショー」の金曜担当コメンテーターもどきの長嶋一茂。
 
いつもは、ピント外れの「知ったかぶり」発言が多かったが、今朝のコメントには思わず笑ってしまった。


実はこのコメントの前に「俺もバカだけれども・・・」と言ってから「これを考えた人って本当にバカだと思う。マスクを配布しようとした経済官庁官僚って誰なんすかね?」と言っていた。
 
その会話の元の記事が今朝の朝日新聞のタイトルであった。
 
布マスクで『不安パッと消えます』 官僚案に乗って炎上

さっそく「#今井尚哉 」とハッシュタグが付けられた。


政治を私物化していると批判されている安倍晋三を私物化しているという今井尚哉。

  
昨年の11月には「月刊日本 12月号」で今井尚哉」という人物をジャーナリストの森功が徹底解剖していた記事を転載した内容を引用する。
 

< 政治・経済  総理のためだけに動く「官邸官僚」。今井補佐官の正体<森功氏>
 2019.11.21 ハーバー・ビジネス・オンライン
── 第二次安倍政権では、首相秘書官兼首相補佐官の今井尚哉氏を中心とする「官邸官僚」が突出した力を持ち、霞が関を牛耳っています。森さんは『官邸官僚』(文藝春秋)で、この官邸官僚の弊害を指摘しています。
森功氏(以下、森):今井さんをはじめとする官邸官僚は、決して古巣の省庁のトップを走ってきたわけではありません。安倍さんの絶大な信頼を獲得し、思いのままに権勢を振るっているのです。その権勢は安倍さんの威光なしには成り立ちません。
 本来ならば、国の政策を決める際に、各省庁の幹部が総理に対して直言しなければならないはずです。ところが、官邸官僚に抑え込まれて、各省庁がまともに政策を提示できなくなっています。「内閣人事局」によって省庁の幹部人事を握られている恐怖もあり、官邸の意向には逆らえなくなっているのです。
 各省庁はそれぞれの専門分野に精通しています。問題点を総理にきちんと説明し、それを整理した上で政策を練るべきです。ところが、そのプロセスがなくなってしまっているのです。霞が関システムの崩壊と言ってもいいでしょう。
 首相が掲げる政策を、官邸官僚が経産省に丸投げし、経産省が政策を作っています。その政策に他の省庁が従わざるを得ない状況です。安倍政権が「経産内閣」と呼ばれる所以です。
── 今井氏らは、総理の分身であると同時に、総理の振付師とも呼ばれています。
森:「一億総活躍社会」というスローガンを作ったのも今井さんやそのブレーンたちです。今井さんは古巣の経産省のブレーンを使って政策を作っています。その一人が、最近タレントの菊池桃子さんと結婚した新原浩朗・経済産業政策局長です。彼は、内閣府政策統括官として、働き方改革や幼児教育の無償化などの目玉政策を進めてきた人物です。
── 今井氏の頭の中には安倍内閣の支持率をいかに上げるかしかないと指摘されています。
森:今井さんの危うさはそこにあります。確かに彼らは安倍さんのために必死に働いています。しかし、国家、国民の利益のために働いているように見えないのです。
 今井さんは、ひたすら安倍さんを守るということに徹し、そのためには手段を選びません。9月の内閣改造で今井氏が首相秘書官に加えて首相補佐官を兼務することになったのも、安倍さんを守ってきた論功行賞でしょう。
 第一次安倍政権の崩壊を教訓として、彼らは内閣支持率低下を極端に恐れています。とにかく、国民受けする、耳障りのいい政策を打ち上げることばかり考えています。ところが、国民受けを狙った政策はことごとく失敗しています。
── 今井氏はなぜ安倍総理の信頼を得られるようになったのでしょうか。
森:今井さんが特別優秀なのかどうか私にはわかりませんが、安倍さんは「今井ちゃんはなんて頭がいいんだ。本人の頭の中を見てみたい」と語るほど、高く評価しているようです。
 もともと今井さんは経済産業省で主に産業政策・エネルギー畑を歩んできましたが、第一次安倍政権が発足すると内閣官房に出向し、総理秘書官に就任しました。
 今井さんは経団連会長を務めた今井敬さんの甥に当たりますが、敬さんの兄が通産事務次官を務めた今井善衛さんです。安倍さんのお祖父さんの岸信介が商工大臣だったときに、その秘書官を務めていたのが善衛さんです。安倍さんはそのことを知り、それから二人は急接近していったようです。
 2007年9月に第一次政権は幕を閉じました。安倍さんは潰瘍性大腸炎に悩まされ、誰もが政界での再起を危ぶんでいました。そんな中で、同じ経産官僚の長谷川榮一さんとともに安倍さんを励まし続けたのが、今井さんでした。長谷川さんの発案で、今井さんは安倍さんを高尾山登山に誘い、三人で山道に挑戦したといいます。こうして、今井さんは安倍さんと特別な関係を築くことになったのでしょう。
支持率アップのために歪められた外交
── 今井氏は経済政策だけではなく、外交政策にも介入しています。
森:官邸が外交を主導すること自体は批判すべきことではありません。しかし、外交においては、外務省の情報や経験の蓄積をうまく活用しなければいけません。問題は、今井さんが外務省に無断で動いていることです。
 もともと経産省にはジェトロがあるので、国際的なパイプがあるのは事実です。今井さんはそれを利用して、外務省と異なるルートで外交を動かそうとしました。最も象徴的なケースが、日露外交です。北方領土の解決は難しいことは今井さんにもわかっているはずです。しかし、あたかも二島が返還されるかのように演出し、支持率アップにつなげようとしたのでしょう。
 2015年11月に、プーチンの盟友とされ、ロシアのエネルギー産業に絶大な影響力を持つ石油大手「ロスネフチ」社長のイーゴリ・セーチンが来日した際、今井さんは彼を官邸に招待しています。こうした人脈を使って、安倍政権は日露による北方領土の共同経済活動を華々しく打ち上げました。日本側からカードを切って、ロシア側にお願いする格好です。これでは、ロシアに足元を見られただけです。今井さんは、通常の外交でやってはいけないことをやってしまったのです。
 プーチンには、日本から援助を引き出す狙いはあっても、二島の先行返還など認めるつもりはありません。結局、日露関係は動きませんでした。
── 2017年5月には、安倍首相が、訪中する二階俊博幹事長に託した習近平主席宛ての親書を、今井氏が書き換えたとも報じられています。
森:そもそも、首相の外交親書は外務省が草案を書き、外務省出身の官邸の事務秘書官を通じて首相に確認を求めます。そして、最終的に外相の決裁を経て、首相が了承することになっています。ところが、今井さんは外務省や国家安全保障会議(NSC)とのすり合わせもなく、日中関係改善に前向きな内容を付け加えたのです。今井さんにインタビューした際にも、「一帯一路についても可能であれば協力関係を築いていきたい」との文言を付け加えたことを認めました。
 しかし、これは外務省やNSCの顔をつぶすことになり、なにより従来の政策、方針の変更ですからもっと慎重であるべきです。国家安全保障局(NSS)局長(当時)の谷内正太郎さんが激怒し、「なぜ書き換えたんだ」と今井さんに詰め寄ったそうです。このとき今井さんは、例によって「総理の意向です」と言い返したそうです。今井さんの親書書き換えは、アメリカの不興を買っただけだったと思います。


いまさらながらだが、安倍晋三が「張り子のトラ」か「裸のバカ殿」のいずれであることは間違いない。
 
突出した力を持った「官邸官僚」に操られているため、他国のトップが行っていることを安倍晋三は自分では決められない。 
GDP額で比べて日本の3分の1程度のカナダでは「カナダ・緊急対策手当として仕事・収入を失った人に毎月2000ドルを最大4ヶ月給付することを発表」したのだが、ナント日本では法的には休業補償しなくても問題ないという。 
 
<新型コロナ>緊急事態の業務停止  休業手当の義務、対象外 厚労省見解
 
        
          【東京新聞より】
一体この違いはどこからきているのだろうか?
 
とうとう、日本経済新聞ですら政府のCOVID-19対策の不手際をかばいきれなくなったのか。


ついに、PCR検査を抑制した結果⇒院内感染多発⇒医療崩壊へとなった日本。


政府の専門家会議を批判的に見ていたこの人が危機感を募らせていた。


検査をやりすぎると院内感染増える!」という主張はここ数日の院内感染同時多発で崩壊した。
 
検査をしないから、無症状の感染者らが医療従事者に感染させ、院内感染が広がるということが明らかになった。


どうやら、上昌弘医師の主張しているように、「「専門家会議の全面的な方針転換を求めないと爆発は止まらない」という緊急事態になってきているので、そんな御用学者を集めた責任者の安倍晋三も替えなくてはならない、とオジサンは思う。
 
  「安倍さんに、ただ総理大臣辞めて欲しいだけの署名」 
                  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水際対策が通用しない国内の... | トップ | 後追い、バタバタやってる感... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

COVID-19(新型コロナウィルス)」カテゴリの最新記事