いまから10年ほど前、出勤途中の市バス内で突然、左後頭部付近に鈍痛を感じた。
我慢できなくなり、そのままバス終点の周辺の大学病院の整形外科に駆け込んだ。
その大学医学部附属病院は2007年に、難病に指定されている「後縦靭帯骨化症」の手術を受けた病院でもある。
当時は大学病院でも一般の町医者でも同じ取扱いであった。
予約なしの新規患者のため数時間待たされ、予約患者の外来診察の終わった後の12時半過ぎにようやく外来の診察室に入った。
過去のカルテを見て、レントゲン撮影をした結果を見ながら整形外科の医師は術後の影響は見受けられず、痛いのであれば薬を出しますよ、と言いながら、ロキソニンという消炎鎮痛薬と、筋弛緩薬のミオナール、そして胃が荒れるのを防ぐため、ムコスタという胃薬を処方してくれた。
その後数年にわたり服用していたが、一時は痛みを忘れるが、ある時突然急激な痛みに襲われることがしばしばあった。
定年退職してからは認知症の母の介護に追われ暫し痛みを感じる暇もなかった。
約8年近くの介護生活から解放されてから、最近再び同じ個所に痛みを感じるようになった。
かかりつけの循環器系の医師に相談すると、「痛みというのはその原因が違うところにあることがありますよ、神経内科をお勧めしますから、希望の病院に紹介状を書きておきますから都合の良い日に行ってください」と「診療情報提供書」をもらって帰宅した。
ネットで症状から検索すると、「後頭神経痛」という病名を見つけたが、肩こりや首こりが背景にあるということから、昨日は指圧をうけて筋肉の緊張を解してもらったが、痛みは依然と消えず、遂に今日は紹介状をもって大学病院に行くことにした。
結果は後ほどに・・・・。