新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

昨年の「野党議員は18連休」を批判できない政府の70連休

2019年05月11日 12時28分02秒 | 安倍晋三

オジサンの家から歩いて5分程度のところにある独立系スーパー。
 
毎週金曜日はお待ちかねの安売りの日で、10時の開店前に外で待つ暇な高齢者も多く、その影響なのか午前中は「高齢者サロン」化しているそのスーパーから近い「接骨院」が空いているという現象が起きている。
 
いつもは200円前後の品が「98円均一セール」となれば、高齢者だけではなく子どもを抱えた家庭の主婦が殺到するのは当たり前。
 
増えない夫の給料と減り続ける高齢者の年金という政府の無策に対するささやかな生活防衛である。
 
特に労働者の実質賃金も名目賃金もやはり下がっているという。
 
3月の実質賃金2.5%減 名目も減少、厚労省速報



安倍政権の「やってる感」を示すために、小さな子供がいる家庭ではこんな法案が成立すれば大歓迎なのか?
 
『保育の質確保』は道半ば 需要喚起で待機児童増加も 幼保無償化法成立

これは、例えてみれば「仏作って魂入れず」であり、本当の国民のニーズにキチンと耳を傾けてはいない証でもある。
   
似たようなことが幼児ではなく大学生にまで及んでいるというお粗末な話。
 
2か月ほど前には、国会でこんなやりとりがあった。
 

                 【学費値下げに踏み込め】

そして昨日はこんな法案が成立したという。
 
大学無償化法が成立20年度施行 低所得世帯が対象
まさに「無償化」に対しては「無性に腹が立つ」わけで、そもそもこんな低所得家庭を現存させることが問題であり、いうなれば「ああ無情か!」である。
 
冷静に計算しても年収270万円未満ということは、毎月の手取りは、普通のサラリーマンでの手取りは、給与から社会保険料や税金等が引かれるわけで、そこからさらに生命保険に入ったり火災保険などに入れば、おそらく年収270万円未満」は月の手取りは20万円を割ってしまうであろう。
 
とてもじゃないが、大学進学など夢のまた夢となる話である。
 
安倍政権による「おためごかし」のように見えてしまう。
 
最近も口にしてた安倍晋三の「悪身のような民主党政権」の初代代表の鳩山由紀夫が連休後半に、下記のようなツイートを連発していた。

「外交無策」の安倍晋三にすれば、まさに痛いところを突かれたことであろう。
 
鳩山元首相の図星ツイートにブチ切れ『外交の安倍』赤っ恥
 
「米国で『ルーピー』と揶揄された鳩山さんにまでバカにされて腹が立ったのでしょうが、安倍さんがイラつくのは、指摘されたことが図星だからですよ。『外交の安倍』で売ってきたのに、現実の外交で成果が出ていないのは事実。昨秋から盛り上げてきた北方領土交渉が暗礁に乗り上げ、急に北朝鮮との『無条件会談』に舵を切った。これまでの『拉致問題の進展が前提』からの方針転換には、自民党内でも『ワケがわからない』と批判的な声が少なくありません」(自民党ベテラン議員)
 
「永田町では『政治家は自分が得意としていることで転ぶ』と言われます。安倍首相も自分の売りにしていた『外交』で転び、今後の展望もない。不祥事や不正問題では、のらりくらりの安倍政権ですが、成否が明確な外交では実態が白日の下にさらされる。今こそ野党は、来る参院選も念頭に、外交で安倍首相を攻めるべきです」(政治評論家・野上忠興氏)
 
安倍晋三が姑息で小心者と批判される所以に、自分に不利になる場面から遠ざかるという、子供じみたところがある。
 
そのため常に周辺には一切の箴言や諫言をしない連中を配置しており、内閣も「お友達内閣」と揶揄された時期もあった。
 
しかし国の方向性を決めなければならない大切な国会を、自分が出席すると責められると拒否していれば、もはや総理大臣の資格は無いことは明らかである。
 

1年前に野党が審議拒否してゴールデンウィークになだれ込んだ時には、自民党東京都連最高顧問でTOKYO自民党政経塾塾長でもある元通産大臣の深谷隆司は、「野党議員は18連休」と題した記事では、「1日の国会にかかる費用は3億円といわれている。無駄な税金の浪費、何よりも国会議員の職場放棄は、断じて許されざる暴挙である」と断じていた。
 
しかし、通常国会会期中なので、現在の与党の予算委員会の開催拒否は、昨年の野党の審議拒否とは比べ物にならないくらい、「臭いものに蓋」して会期末まで逃げ切ろうという何とも情けない、あからさまな参院選挙対策であろう、とオジサンは思う。
 
【番外編】 
 
オジサンは安倍晋三のことを「改憲オタク」と呼んでいるが、ある憲法学者は.「改憲バカ」と蔑称している。
 
そんな改憲バカの心情を代弁していた動画を紹介。
        


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