新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

不正隠しの蓋が取れれば日本の膿みは少なくなる

2022年09月14日 11時14分06秒 | 岸田統一教会内閣

「叩けば埃が出る」という言葉があるが、旧統一協会に汚染された自民党議員連中はまさにその通りになっている。
 
今月初めに、「嘘つき山際大臣が「瀬戸際大臣」になる日は遠くはない」とつぶやいたが、まさに嘘つき山際大臣が身内から引導を渡されたようである。
 
旧統一教会が自民・山際氏を選挙で支援 点検では名前なかったが…川崎の男性信者「初当選時から手伝い」と証言
 
          
 

                【東京新聞より】   
  

自民党が関係を断絶すると宣言した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の男性信者が本紙の取材に応じ、教団側の指示で山際大志郎経済再生担当相=衆院神奈川18区、当選6回=の選挙をボランティアで長年支援してきたと明かした。自民党が所属議員に教団側との接点を自主点検させ、公表した結果には、選挙でボランティアの支援を受けたとする欄に山際氏の名前はなかったが、男性は現場で秘書の指示を仰いだと明言。今後も支援を続けるとしている。
男性は神奈川18区内の川崎市に住む60代。山際氏と個人のつながりはないというが「初当選した衆院選から、教団側の指示で手伝っている」と語る。
 男性は入信後、政治に興味があったため、政治活動を展開する教団の関連団体「世界平和連合」にも入会。山際氏が神奈川18区から自民党公認で立候補し、初当選した2003年衆院選で、平和連合の指示を受けて支援活動に従事。平和連合の仲間とともに動員され、街頭演説の現場では、山際氏の秘書の指示を仰ぎ、自民党員と一緒にビラ配りをしたという。
◆衆院選のたび関連団体から協力指示が
平和連合からは衆院選のたびに協力するよう指示があり、直近の昨年10月は山際氏の出陣式と2回の街頭演説に顔を出し、ビラも配った。選挙区は山際氏、比例代表は自民党と投票先の指示もあったという。
 男性は新型コロナウイルス禍の前までは、平和連合が毎年開いていた3、40人規模の集会や勉強会に参加。山際氏が国政に関する報告を行うこともあり、「選挙支援に対する平和連合へのお礼もあった」と振り返る。また、勉強会には山際氏の秘書が代理出席したこともあり、「一緒に見識を深めてきた」と話す。
 自民党が教団との断絶を宣言したことに関して、男性は「信教の自由を保障してほしい。教団の理念実現に政治家が必要なので、支援を続ける」と語った。
◆山際氏事務所「確認していない」教団側も否定
山際氏は自民党の自主点検で、選挙でボランティアの支援を受けたと申告していない。本紙が山際氏の事務所に事実関係を確認したところ「組織的に支援を受けたり、依頼したことはない。ボランティアの中に関係者がいたか確認していない」とコメント。関連団体の会合であいさつ、講演したことは党に申告したが、男性が参加した集会や勉強会に関しては「団体関係者がいたかどうかは確認していない」と答えた。
 平和連合は選挙支援について、本紙の取材に「組織的に人員を派遣した事実はない」とコメントした。
◆理想実現へ山際氏支援を続けたい
 山際大志郎経済再生担当相の選挙を長年、ボランティアで支援してきたと明かした世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の男性信者とのやりとりは次の通り。 
 —支援を始めたのは。
 山際氏が衆院神奈川18区から自民党公認で立候補した2003年の衆院選から。教団の関連団体「世界平和連合」を通じて街頭演説に動員され、山際氏の秘書の指示を仰ぎながら、自民党員と一緒にビラ配りをした。戸別訪問やポスター貼りをした選挙もあった。選挙事務所で投票依頼の電話をかけた仲間もいた。全員ボランティアだ。
 —昨年の衆院選は。
 川崎市内の溝口神社での出陣式と、東急溝の口駅前の街頭演説の計3回、平和連合の仲間とビラ配りに行った。「選挙区は山際氏、比例は自民党」と平和連合の指示通りに投票した。
 —選挙以外の関係は。
 コロナ禍の前は毎年、川崎市内の公共施設で集会があり、山際氏が国政の報告をすることもあった。平和連合の仲間向けの3、40人規模の会合で、山際氏と直接言葉を交わせるので楽しみだった。平和連合は識者を招いた勉強会も毎年開いており、秘書が代理出席していた。ともに見識を深めてきた。
 —山際氏以外の応援は。
 夏の参院選では、神奈川選挙区から立候補した自民党候補の街頭演説に何回か出向いた。平和連合から公明党候補を応援するよう頼まれ、川崎市内の集会にも仲間と参加した。
 —なぜ支援するのか。
 組織内に人材がいないことが最大の理由。教団が目指す社会に共感する政治家を、自民党に限らず支援している。
 —山際氏は選挙の支援を平和連合に依頼したことを否定している。
 他の宗教団体などに配慮して、公表できないのだろう。それは仕方ない。
 —山際氏も教団との決別を宣言した。
 安倍晋三元首相の銃撃事件以降、教義を理解せず教団を批判する報道が続き、心外だ。私たちの理想はまだ実現していないので、山際氏への支援は続けたい。

 
そもそも「ボランティア」とは自らの意志により(公共性の高い活動へ)参加する人のこと、またはその活動のことを言うのだが、旧統一協会の会員の奉仕活動は何らかの権威に「仕へ奉る」活動であり、また戦前の「勤労奉仕」のように強制性を伴う活動も含まれる点で、自発的でない活動は含めないボランティア活動とは異なるというのが一般的な解釈であろう。
 
この信者男性は「信教の自由を保障してほしい。教団の理念実現に政治家が必要なので、支援を続ける」と語っていたが、教団側の指示で山際議員の選挙活動を手伝っている」ことは、明らかに組織的な旧統一協会の政治活動であろう。
 
そんな過去の経緯を知らなかったという言い訳はもはや誰れも信じる者はいないであろう。
 
さらには、嘘つき大臣どころか官邸の要職にあるコヤツも指摘されるまでは「記憶が喪失」していると、みっともない言い訳をしていた。
 
「過去にさかのぼった場合に全てを記憶している、記録をしているということは残念ながらないかも知れない。悪意に隠しているケースはないと信じている」と茂木 敏充幹事長は惚けたことを言っていたが、少なくとも自民党の議員たちには「性善説」は通用しない。 
  
『記憶呼び覚まされた』木原副長官が旧統一教会との関係“報告漏れ" 自民党に追加報告
 
 
 
さて、「本当の国葬」が英国で行われつつあるが、タイミングの悪さが「安倍国葬」を惨めなものにしそうである。
 
国連総会と日程丸被りで海外要人から総スカン…岸田首相『国葬』の大誤算」によれば、「あまりにも時期が悪すぎます。安倍さんの国葬とほぼ同時期の9月20~26日に、ニューヨークで国連総会が開催されるんです。各国代表はそこに出席しますから、わざわざ来日して弔問外交をする必要がありません」と、元外務省国際情報局局長で駐イラン大使などを務めた孫崎享は指摘していた。
 
さらに、「本来なら外務官僚が日程変更を進言するはずですが、安倍・菅政権時代は、異を唱えるとクビを飛ばされた。岸田さんは、そこまでしないでしょうが、官僚は様子を見ているんでしょう」と官僚側の内実を慮っていた。
 
ネット上のコメントも核心を突いていた。
 
岸田首相が安倍元首相の国葬を決定した要因の一つに「外交効果」を掲げていましたが、国連総会と重複するとあっては、大統領や首相など行政トップの出席は望めないのではないでしょうか。
また、自民党に所属する国会議員379名のうち半数近くの179名が何らかの形で旧統一教会と関係していたということは国葬開催の逆風となったことは間違いありません。
現在の岸田首相に国民から求められるのは「聞く力」ではなくて「決断力」ではないでしょうか。
いずれにしても、岸田首相は国葬の開催を撤回するとともに、旧統一教会を始め関連団体を解散命令に導く法律を制定するなど、毅然とした姿勢で対応する必要があると思います。
特定宗教団体の「意向」が、国政を始め地方行政に否定的な影響を及ぼすことを阻止するべきです。それは、政権与党である公明党も例外ではありません。

 
国葬云々よりも、本来は国葬にふさわしい人物かということをもっと広く多くの国民と共有すべきでろう。
 
「不慮の死」が強調されると、必ず「やり残したことがあった」という声も出てくるが、そのような声の主は「アベノミクス」の恩恵を受けたごく一部の金持ちたちであろう。
 
単なるヒラ国会議員ながらも与党最大派閥の領袖だったので、生き延びていたらキングメーカー気取りの「院政」を行い「アベキシダ」内閣に成り下がっていたであろう。
 
やはりこの際は明確に、「国民を分断して勢力拡大した安倍元首相は『国葬』で送るに相応しい人物か?」を論ずるべきであろう。
 
■国を分断して勢力を伸ばした安倍晋三氏を「国葬」するマズさ:「デモくらジオ」(9月9日)から
冒頭でお話申し上げたいと思うのは、明日の新聞とか…新聞に必ず定番コラムがあるじゃないですか。朝日でいうと天声人語、読売でいうと編集手帳みたいなね。ベテランの論説委員レベルの記者さんが書いていたりするわけですが、おそらく、国葬についてのテーマが4紙5紙あるなかで、2紙3紙くらいあるのではないですかね。森喜朗さんがオリンピックの問題で追及されそうになって、今日はたまたまどこかの地方議会の視察かなにかで傍聴されていたようですが、記者の質問に一切答えずに行ってしまったということをテーマにする人もいるかもしれませんが、どちらかというと国葬…でしょうね。
各紙にはおそらくエリザベス女王について取材歴がある記者もいるでしょうし、そういう意味では96歳、本当の大往生ですけど、70年間女王の座にあった人ということで、なんというのでしょうね、ずっとにこやかに、基本的にはにこやかにイギリスを代表し続けたという。

政治家がやるような努力のようなことをしたわけではないですから、「君臨すれども統治せず」の国ですし、そういう意味で、例えばタフな交渉をした人というわけでもないのですが、生身の人間が数千万人の国民、イギリスの場合は英連邦という存在もありますから、ものすごい数の人を代表する立場で存在し続けるというのは、一言で言えば、滅茶苦茶疲れるのではないかと思うのですが、そのようなところで正気を保ちながら生き続けた、存在し続けた希有な人物であったことは間違いないと思います。

それと、どうしても国葬ということになると…エリザベス女王の国葬は19日だそうですけれど、今月の27日には安倍元総理の日本での国葬が行われるんでしょう。どうしてもその2つを比較するような話が出てくるだろうと思います。

これは致し方ないですね。8日の閉会中審査での岸田さんの説明は最低で、その問題も当然ありますが、エリザベス2世と比較する意味はあまりないのですが、少なくとも、演説しながら「こんな人たちに負けるわけにはいかない」などということを口にした元総理大臣、国会で100回以上も事実に反することを発言した人、ということからいうと、国葬?という感じがしてきますね。とくに最初に言った方でいうと、分断をした人なわけですよ。分断をあえて行って、国内に敵を作ることによって勢力を伸ばした人ですよね。その人を、国葬にしちゃうのはまずいだろうと私などは思います。
まあ、嘘っぽいという理解もあるでしょうが、アメリカの大統領が就任するとだいたい、「私はアメリカ国民の大統領になる」と、バイデンさんもそのように言いましたよね。民主党を支持し、自分を支持してくれた人の大統領ではなくて、支持しなかった人を含めたアメリカ国民の大統領になるのだと、いう言い方をする。

あるいはオバマさんの演説の時には、あれは大変巧みなレトリックで。オバマさんて、演説の中身は美しい。実際にやったことは別だと思うのですが、演説は素晴らしくて、色んな人が、あ、自分のことをオバマさんは今言ってくれているのだと思えるような論理的な仕掛けというか…。つまりアメリカに苦難して渡ってきてそこで生活をして自分たちの文化を創り上げた、みたいなことですよね。ですから、ピルグリム・ファーザースの話から始まって、あるいは奴隷として連れてこられた黒人の人たちにも響く、あるいはその後、アジアから移ってきた人たち。移民の国アメリカと言われる、その移民の精神性というか、そういう理解の仕方。色々な人がいるのだけれど、白人も黒人もアジア系も、もちろん先住民も。色んな人がいるけれども、皆等しくアメリカ人なんだぞという、ユナイト、統合の契機を絶対に外さないのですよ。

それをガンガン外した人ですからね、安倍さんという人は。だから彼に相応しいのは、せいぜい内閣および自民党葬。そんなことをどうしても考えざるを得ない本日でございますね。

それから、G7の中で安倍さんの国葬に参列すると言っているのはカナダのトルドー首相だけなんですよね。今のところ。まあ、トルドーさん、秋の京都でも見物して帰るのだと思っていました。当然19日にウェストミンスター寺院で行われるエリザベス女王の葬儀には、行くわけですよ。英連邦ですからね。そうでなくたって行くわけですが。その日程との関係でどうなのかということですが、間に9日もあるので、いったんカナダに帰っても良いのかなという気がしますが、そのあたり、何か他に調整する人が出てくるのか出てこないのか、ということがちょっと話題になるのではないかと思います。

日本国内のことだけで言うと、安倍さんの国葬、それはやるのでしょう。もう準備が始まっていますし、16億6,000万円…。掛かるねえ。誰だ、2億5,000万と言ったのは。もちろんね、外国要人の接遇と警備費を計上していなかったので、それを入れて16億6,000万円ということなのですが、もっと多くなるのではないかと思いますね。官房長官も正直な人で、「(費用については)分からないので終わってから言う」ってそういう話でしょ。困ったものだね。予備費と言っても国の予算ですからね。そんなことに予備費を使ってしまって良いのかという反論だってあり得るわけで。勘弁してほしいなと思いますけど。強行した後に何が起こるのかということについては、今のところまだ分かりませんね。どうなるんでしょうか。

それから、さっき、森さんのことを言いましたが、オリンピックを巡る汚い金の動き。私は「オリンピック」に言及するときには必ず「汚い」という言葉を合わせて語るようにしているのですが、五輪を巡る汚い金の動きについて、例の高橋さんという元理事、電通の専務だった人という方が重要かなと思うような人ですけど。その方にリベートというか、その方の収賄容疑。贈賄側はアオキさんというね、紳士服の量販店。量販店と言っていいのかね。家電の量販店のイメージが強いけれど。青木の名前が出て、KADOKAWAの名前が出て。で、広告会社「大広」の名が出て。次にどこの名前が出てくるのだろうかというところを是非楽しみにしたいなと思っています。
だって、あれはオリンピックスポンサーのピラミッド構造の一番下の部分。オフィシャルサポーターでしたっけ。5億円でなれる奴。そのカネもよく分からないのだけれど、そこの話じゃないですか。しかも、高橋さんという方が理事であったにせよ、そのスポンサーの決定に際してどのような力をもっていたのか、よく分かっていないんですよ。

で、だから森さんの聴取があったんですね。当時、五輪組織委の会長さん。会長はその決定に際してどう絡んだの?という話なわけで。いやあ、「高橋君に任せたよ」という話なのかもしれませんが、全然違うかもしれない。場合によったら参考人で済まなくなる可能性があるわけですよね。そこのところ、どういうものが出てくるのか。これはデカイですよね。どういう方向まで行くのか分かりませんけど。

この二つの事件、国葬の問題、まあ、国葬と言うよりも、自民党と統一教会の問題と言い直しても良いのですが、一応違う問題だけれども、きっかけは明らかにあの銃撃事件から起こったので、自民党の議員が379人。いるねえ。その中で179人が関与していた。うち121人でしたかね、名前を公表したということですが、分かりやすく言えば、この人たち、危ないことを平気でやった人たちなので、次は議員をやめでもらいましょうということじゃないですかね。危ない人ですよ。
あの、自民党の政権を比較的擁護するようなジャーナリストや評論家が、「大勢来るから分からないのですよ」なんて言っている。つまり統一教会とその関連団体から来ている人だということは「分からないんですよ」なんて言いますよね。あれ嘘ですよ。嘘だと思う。そんな訳はないよ。国会議員に近づいてくる人がどういう人なのか、議員本人は調べきれないかもしれない、それこそたくさんいるから。でも、そのために秘書がいるんじゃないですか。しかも、何人も。公設だけではなくて私設の秘書も人によってはいるわけでしょ。それこそ大事な仕事ですよ。
実際、ジャーナリストとして行く場合だって、どういう記事を書き、どんな発言をしている人かというのは当然調べますよ。取材を受ける前に。だって、そうしなかったら危なくって仕方がないじゃないですか。議員からすれば。あの、統一教会系の「世界日報」の記者ですと言えば、それは統一教会から取材を受けるということが分かるので。そんなの時間掛かりませんよ。調べるのに。だとすると、自民党のこの問題についての汚染度は極めて高いということになりませんかね。
121人も名前を出さざるを得ない人がいたわけですよ。中でも萩生田公一さん。すごいよね。各部門に名前が出てくるんだよ。萩生田さん。祝辞とか講演とか挨拶とか。選挙の応援。もう満貫ですよ。週刊誌やワイドショーの取材ベースで出てきている話の中には、信者ではないのかと。周囲には少なくともそのように見ていた人たちが出てきているので、だとすると、ご本人にももう一回しゃべってもらいたいところですよね。まあ、そこはうまく政調会長に逃がしちゃったから。内閣ではないのでね。という感じですけど。
この統一教会の問題と国葬の問題と五輪の問題と。ゾロゾロとあまりきれいでないものが出てきてしまったなあという感じ。となると、何が起こるのか。これで岸田さんにもしも総理大臣としてのリーダーシップをとる意欲があり、その力がある人だったら、自民党にとって上手い解決方法が見つかるのかなとも思うのですが、国会の答弁を聞いているとさ、この人何がしたい人なのかと思いましたね。それと、決して単なる善悪の問題ではないのですが、大物の政治家というのは、メディアを通して自分の話しぶりを伝えるだけで人々を喜ばしてしまう、籠絡してしまう、俗に言う「人たらし」?そのような力を持っている人が多いですよ。良くも悪くも。だけど岸田さんにはそれを感じない。彼に目の前で何かを説明されて感服するようなことがあるかなと考えたら、それはないですね。ですから、スッカラカンの総理大臣という感じがするんですよ。空っぽ。空洞みたいな。だから自民党は全体が宙に浮くね。どこに中心を求めたら良いのか。安倍さんは死んじゃいました。安倍さんは当時、ある意味で最高権力者だった人でしょ。岸田さんさえコントロールする力をある部分では持っていたのではないかと。統一教会の数万票を持っているし、何よりも自民党内最大派閥の長だった。これは岸田さんをも実際に凌ぐような最高権力者的な位置取りだった。その人を、警察庁長官は守れなかった。自分は安倍さんに近いTBSの元記者を守ったわけですが。安倍さん自身は守れなかったという。
岸田さんがこの状態じゃないですか。どこに中心を持っていたら良いのか。ざっと400人の議員が烏合の衆になってしまう。それはそれで恐ろしいことなので、ハッキリ姿を現してほしい。その方が自民党のためになるのかもしれませんよ。


 
「統一教会の問題と国葬の問題と五輪の問題」とよくもまあ、同じ時期に噴出したと思ったら、この三題噺の元凶は殺された安倍晋三なので、こんなことを書く人もいる。
 
安倍氏銃撃で状況一変。ついに外れた五輪汚職という不正隠しの蓋
 
■【五輪汚職】蘇った東京地検特捜部、続々逮捕の3つの理由(1)
安倍晋三元首相の銃殺
甲斐行夫検事総長の就任
市川宏東京地検特捜部長の存在
五輪汚職のパンドラの箱の蓋が開いた。連日、東京地検特捜部による捜査が続いている。期待してよいのだろうか。何度も裏切られた特捜部に、私たちは期待してもよいのだろうか。

検察は、厳正公平・不偏不党を旨として、事案の真相を明らかにし、刑罰法令を適正かつ迅速に適用・実現することを使命としています。安全な社会があってこそ、国民の皆さんは安心して、仕事をし、学校に行き、日常生活を送ることができるものだと思います。検察としては、警察等関係機関と連携しつつ、安全・安心な社会の実現に貢献するため、基本に忠実に、一つ一つの事件に取り組むことにより、国民の皆様の期待に応えられるよう、力を尽くしたいと思っております」(甲斐検事総長)

長年、検察では「安倍=黒川」ラインの暗黒時代が続いていた。とくに2012年の第二次安倍政権以降、時の権力に左右される検察の姿に世間の期待は低かった。

私たちの税金を何兆円も使ったスポーツイベントにおいて、私腹を肥やす輩をジャーナリズムが糾弾しても、黙殺されるのが関の山だった。いや、それどころか、検察幹部は、不正を追及するジャーナリストたちをマスメディア、とくに記者クラブと一緒になって排除する始末だった。これは『ニューズ・オプエド』で報じ批判し続けてきた通りだ。

ところが、7月8日に状況は一変した。安倍晋三元首相という、本人も無自覚の大きな存在が暗殺によって消えたのだ。不正隠しの蓋が外れ、闇の中に光が差し込み始めた。

端緒は、広告代理店最大手の電通本社と五輪組織委員会理事の高橋治之容疑者への捜査だった。東京地検特捜部は、本丸である電通と高橋容疑者の自宅と会社への家宅捜索を行い、高橋容疑者を逮捕したのだ。

AOKIやKADOKAWAなどのスポンサー企業は捜査のための「階段」にすぎない。ターゲットのひとりが高橋治之氏だった。

筆者にとって、元電通で五輪理事の高橋治之容疑者の逮捕は何よりの驚きだった。
22年前(2000年)のニューヨークタイムズ時代、初めて高橋容疑者にインタビューして以来、高橋氏に目の仇にされていたというちっぽけな個人的感情ではない。五輪のみならず、日本のスポーツイベント、いや、テレビ放映権まで含めた日本の利権構造の闇を知る数少ない当事者の逮捕は、うんざりするようなこの国の腐敗システムを変える可能性を持つ、一筋の光明に見えたからである。
果たして、本丸の高橋逮捕はどこにつながるのか。この後、高橋氏の再逮捕が繰り返されて、事件を固める作業が続くだろうが、最終的に東京地検が狙うのはどこなのか。特捜検事といえでも人の子である。承認され、組織の評判の高まることを嫌う理由はない。
あの黒川氏のキャリアが「麻雀賭博」で絶たれ、同期の林検事総長が退任した6月、検察は新しい体制でスタートを切った。これは検察再生の始まりとなるのか。
まずは、冒頭にも記した次の3つの要素を基に、今回の東京地検特捜部の動きについて解説していこう。
安倍晋三元首相の銃殺
甲斐行夫検事総長の就任
市川宏東京地検特捜部長の存在(つづく)


 
まあ有料メルマガの宣伝なので、肝心な部分は登録してほしいということである。
 
殺された安倍晋三の「功罪」や国葬云々はすでに言い尽くされているが、多くの日本の民主主義の根幹を破壊した安倍晋三亡き後の「本当の検察体制」、特に悪徳政治家をターゲットにする東京地検特捜部の本領が発揮されればこれからの日本の膿も限りなく減少するであろう、とオジサンは思う。 
   

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