メディアの記事を読んで、どう思うのか、時には記事を書いた記者の意に沿わない方向に世論が流れる場合がある。 「増税に打ち勝つ」ってのは何ですかね?「欲しがりません勝つまでは」と何処が違うんですかね? https://t.co/faIkzgBTTD 従ってこの記事は、「ニンジンの皮も食べなきゃならないほど生活が苦しい人」ではなく「増税への備えは提示されているのだから増税は正しいと信じたい富裕層」を読者として想定していると考えられますね。 企業の内部留保500兆円で史上最大なのに法人税は上げずに消費税上げて国民はニンジンの皮で飢えをしのげって。 https://t.co/ZXTD9Ih75l たった今、安倍晋三からブロックされました!情けないですねぇ!安倍晋三は来夢ちゃんに対し、グウの音も出なかったようです!(笑) pic.twitter.com/lUFSGedcRV ブロック理由 その①⇒「あなたのこの投稿画像には一般市民の顔がはっきり写り込んでしまっています。本人の許可を取った上で投稿されておられるのですか?許可なく投稿することはツイッターの個人情報の規約に違反します。本人から通報された場合、違反認定されてロックされます。至急回答しなさい」 pic.twitter.com/ZZJbdXymg7 ブロック理由 その②⇒「肘をついて食べるな!情けない!行儀悪い!!!」 その③⇒返答まだぁ?あなたのこの投稿画像には一般市民の顔がはっきり写り込んでしまっています。本人の許可を取った上で投稿されておられますか?許可なく投稿することはツイッターの個人情報の規約に違反します。本人から通報された場合、違反認定されてロックされますhttps://t.co/wgl6B9WQG0 繰り返し警告します。 アメリカの控訴裁判所は、トランプ大統領がブロックしたのを違憲と判断しています。公的な目的でSNSを利用する公務員によるブロックは、言論の自由を保障する修正1条違反としたようです。https://t.co/N2KNbwUBxs トランプ大統領によるツイッターのブロックについて、米連邦巡回控訴裁判所は「言論の自由を保障する合衆国憲法に違反する」との違憲判決。日本の政治家について同じ訴訟が起きたらどうなるだろう?
たとえば、以下のランキングはなんだろうか?
■1位 ダイコンの葉 いためて 354人
■2位 ブロッコリーは茎や葉も使う 351人
■3位 ニンジンは皮ごと料理 294人
■4位 ネギは切って生のまま冷凍 224人
■5位 キャベツや白菜の芯も活用 215人
■6位 おかずの保存 透明な容器で 214人
■7位 冷蔵室は容量の7割程度に 193人
■8位 ホウレンソウ 根元に甘み 159人
■9位 ショウガは切って冷凍保存 128人
■10位 葉野菜 立てたまま冷蔵 118人
内容からは大方の予想通り、「捨ててしまう」食材の一部の効果的な、賢い利用方法である。
フードロスが叫ばれている現在では、特に目くじらを立てることではない。
しかし、この記事のリードが、
「食べられるにもかかわらず、捨ててしまう食品ロス。
消費増税を前に、無駄なく、賢く食材を使い切る工夫を共有しよう。
実践している1000人に、効果的な対策を聞いた。」であるが、あえて「消費増税前」というのが気にかかるが、その記事のタイトルが、「ニンジンの皮もおいしく! 増税に勝つ食べ切り術」(日本経済新聞)なので、ネット民の反応は怒りに燃えていた。
映画評論家の町山智浩こう言っていた。
記事内容を全て読めない人も多かったので余計に腹が立ったのかもしれないが、少なくとも「増税に勝つ」というタイトルの発想が余りにも上から目線で「格差を感じる」とか「戦時中のようだ」という感情が先に出てしまった記事であった。
これも、言論・表現の自由が保障されている日本国憲法があるからである。
しかしこの「憲法99条」で憲法尊重擁護の義務を課せられているにもかかわらず、「日本の憲法は連合軍の押し付け」と言って憚らない、国の最高責任者が存在していることが、現在の日本の最大の悲劇であるかもしれない。
そんな連中は、自分の耳には心地よい言葉や意見には耳を貸すが、異見や諫言や箴言、さらにはストレートな批判には耳を塞いでしまうようである。
安倍晋三の公式ツイッターが一般人のアカウントをブロックしていることが分かったという。
千葉県民の一般人が安倍のツイッターに「台風15号で被災した国民に何の言葉も無しですか?」とコメントを投稿したところ、そのままブロック状態になったとのこと。
ブロックしたということは「安倍首相の公式ツイッター」が確認したというわけで、ネット上では国民の意見を拒否するブロック機能を首相が使ったことに驚きの声が相次いでいる。
しかし、日付を見ると1年前にブロックされたことになっている。
実はブロックされた前後にこんなやりとりがあったらしい。
安倍晋三の後ろに一般市民が写り込んでいることを直接、安倍晋三のアカウントに送ったのが始まりらしい。
そのTWのリンクです https://t.co/WuuyqMtXKY
あなたの投稿画像ですが、写り込んでいる一般市民の方の許可を取った上で投稿されているのですか?あなたはツイッター社の個人情報の規約を理解されていますか? https://t.co/UDzNRTjnVt
まあ、ここまでツイッターで直接攻め立てた人も珍しく、安倍晋三もついにはブロックしたという顛末らしい。
最近は安倍内閣の閣僚でも外務相から防衛相に横滑りして異議を唱えていた河野太郎もツイッターブロックを繰り返している。
この連中には自分が国民の税金で喰わしてもらっている「公人」としての資質が欠如している。
それに比べれば米国のメディアは政権監視・批判が自分たちの使命であるとの矜持を持っており、また司法も自国の憲法に忠実に従った判断をしているようである。
2か月も前に「トランプ氏の批判者ブロックは『憲法違反』 控訴審判決」という記事が出ていた。
災害に関連して発信する大臣がブロックすることは同様に問題が大きいと思います。
→ トランプ氏の批判者ブロックは「憲法違反」 控訴審判決 https://t.co/4KWR4BhDn3 pic.twitter.com/iAVoj0tkJ3
7月の記事に対するツイートが9月に集中しているのも不思議なのだが、少なくとも米国では今回の判決は控訴審なので、トランプは2度も負けている。
もはやこうなったら、日本の司法に「言論の自由を保障する合衆国憲法に違反する」という判決を下した米連邦巡回控訴裁判所の爪の垢でも煎じて飲まさなければならないのでは、とオジサンは思う。