ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

①韓国文学②韓国漫画③韓国のメディア観察④韓国語いろいろ⑤韓国映画⑥韓国の歴史・社会⑦韓国・朝鮮関係の本⑧韓国旅行の記録

韓国映画「木のない山」の一般公開を期待

2009-08-27 17:49:27 | 韓国映画(&その他の映画)
     

 「木のない山」という韓国映画は、幼いころ移住した在米韓国人女性ソヨン・キム監督が無名の俳優を起用して撮った作品で、これまで世界各地の映画祭等で上映されています。

 7歳のジン、5歳のビンという姉妹、父親はどこへ行ったかわからず、その父を探しに母も2人を田舎の叔母に預けて出ていってしまいます。「ブタの貯金箱がいっぱいになったら戻ってくるから」という母の残した言葉を信じて、幼い姉妹は・・・。
というドキュメンタリー風の物語です。

 昨年11月東京filmexで上映したのですが、私ヌルボは見逃してしまいました。韓国では今日8月27日封切、と25日付「朝鮮日報」で内容紹介とともに報じていました。
 記事には「韓国映画の今後歩むべき道のひとつを明確に示す」「抜きんでた秀作」と賛辞を呈しています。
 映画のタイトルですが、「山」は家族、「木」は父母を意味しているそうです。
 
 アメリカでも上映されるとのことですが、日本での一般公開は決まっていないようです。観た人の感想をサイトでいくつかみると、とても好評のようで、ヌルボとしては強く一般公開を希望しています。
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韓国内の映画 週末興行成績  8月21日(金)~23日(日)

2009-08-27 17:48:38 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
 韓国映画関係の便利なサイトということで、先に紹介したシネマコリアですが、そのサイト中の韓国内の映画館の「週末興行成績」が昨年9月を最後に更新されていません。皆さんいろいろとお忙しいのかなあ? 幸い、データの元のサイトが載せられたいたので、ヌルボ自身で作成してみました。


順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・週末観客動員数・・・・・・累計観客動員数・・・・上映館数
1・・国家代表(韓) ・・・・・・・・・・・・・・7/29・・・・・・・・806,069・・・・・・・・・・・・・・・・5,351,001・・・・・・・613
2・・海雲台(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・7/23・・・・・・・・517,871・・・・・・・・・・・・・・・10,007,059・・・・・・・511
3・・G.I.ジョー 戦争の序幕・・・・・・・8/06・・・・・・・・252,661・・・・・・・・・・・・・・・・2,281,324・・・・・・・371
4・・アイスエイジ3・・・・・・・・・・・・・・・8/12・・・・・・・・168,081・・・・・・・・・・・・・・・・・720,108・・・・・・・380
       ティラノのおとしもの
5・・ヨガ学院(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・8/20・・・・・・・・132,695・・・・・・・・・・・・・・・・・188,388・・・・・・・328
6・・パーフェクト・ゲッタウェイ・・・・・・8/20・・・・・・・・129,167・・・・・・・・・・・・・・・・・166,888・・・・・・・291
7・・オーファン  天使の秘密・・・・・・8/20・・・・・・・・・98,719・・・・・・・・・・・・・・・・・121,110・・・・・・・222
8・・ソフィーの恋愛マニュアル(韓)・・8/20・・・・・・・・60,196・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80,561・・・・・・・235
9・・パブリック・エネミー ・・・・・・・・・8/12・・・・・・・・・44,938・・・・・・・・・・・・・・・・・・418,874・・・・・・・294
10・ラルゴ・ウィンチ・・・・・・・・・・・・・・8/20・・・・・・・・・36,408・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52,093・・・・・・・219

 この中で注目は、2位の「海雲台(ヘウンデ)」。観客動員1000万人突破のスピードは「グエムル 漢江の怪物」に次いで2番目だそうだ。
過去1000万人を越えた作品は①「グエムル 漢江の怪物」(1301万人)②「王の男」(1230万人)③「ブラザー・フッド」(1174万人)④「シルミド」(1108万人)の4つ。「海雲台」はこれらにどこまで迫れるか?
 その内容は、簡単にいえば大津波の恐怖を描いたパニック映画。主演はユン・ソナと結婚とかいうソル・ギョングとドラマ「黄真伊」のハ・ジウォン。パク・チュンフンとオム・ジョンファが友情出演。
 海雲台(ヘウンデ)といえば、釜山にある有名な海水浴場。肝心のすごい津波シーンのCGは、韓国ではできずハリウッドに依頼したとか。

 今週1位の「国家代表」は、冬季五輪誘致のため急造されたスキー・ジャンプチームの話。宣伝文句は「このクズたちで何をなさろうと? 不純な目的(?)で韓国国家代表になったやつら」。

 その他の作品。「ヨガ学院」は韓国のホラー、「オーファン」はアメリカのホラー。「パーフェクト・ゲッタウェイ」はアメリカのアクション・スリラーと、夏向きの映画が多いですね。「ラルゴ・ウィンチ」はフランスのアクション映画で、「パブリック・エネミー」はジョニー・デップの新作です。

 私ヌルボが今期待している韓国映画といえば「木のない山」という映画なんですが、これについては別立てで記しました。

soramoveというブログでも韓国国内最新映画ランキングを載せています。出所は当方と同じではないでしょうか? ほぼ毎日更新で内容も豊富、たいしたものです。
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