ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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[韓国語] 「あるぞ! おまえが買った軟膏をつけて・・・」が日本語の「イチ、ニ、サン・・・」

2010-11-20 00:13:41 | 韓国語あれこれ
 昨日職安通りのコリアプラザ2Fに行ってみると、10月18日の記事でドラマ関連朝鮮史としてイチオシした「「韓国時代劇ソウル歴史めぐり」(TOKIMEKIパブリシング)がたくさん目立つように並べられていました。「韓国ドラマで学ぶ朝鮮王朝の歴史 大特集 朝鮮王朝の歴史 超解説」(キネマ旬報社)も何冊もありました。私ヌルボ同様に興味をもった人がけっこういるということですかねー。

 小説や雑誌でとくに目を引くようなもなく、何とはなしに韓国人用の日本語学習本を眺めると、中にちょっとおもしろい本がありました。
 「단무지 일본어(たくあん日本語)」というタイトルで、단무지(タンムジ.たくあん)」というのは著者イ・オクキュン氏の自称のようです。

   
 
 表紙からしてちょっと型破りですが、内容をみると、これがもう語呂合わせのオンパレード!
 たとえば下の例なんかはわかりやすいです。

   
    フユー、冬か。事務室(サムシル)がさむいね。】

 ひらがな、かたかなは下のようなイメージで覚える。

  
      へへーと笑っている目の形。】

 とくに私ヌルボが感心した(?)のが1から10までの数字の覚え方。まあ下の漫画を見てみてください。

   

A「どうした?」
B「どこか痛いのか?」

C「あの・・・もしかして・・・だからそれが・・・痔の軟膏あるか?」
A「あるぞ!(있지!.イッチ)」

A「おまえが買った軟膏をつけて(산 연고 넣구.サン ヨンゴ ノック)」

A「おれ治ったぞ。そうだろ?(나 나았지.그지~?.ナ ナアッチ。クジ~)」


 日本人の韓国語学習者も語呂合わせで覚えた韓国語の単語はけっこうあるのではないでしょうか?
 この本に、空をサザエ(소라)が飛んでいるのを見て「하늘에 소라가!?(空にサザエが!?)と叫んでいる絵がありましたが、私ヌルボも全く同様の連想で覚えていました。

 この本の文法説明部分は、日本の学校文法とは違った方式の説明で、な~るほどという内容。
 また実践的な会話や、「タンムジの東京観光推薦コース」のページもあったりして、なかなか楽しめる学習本でした。
コメント
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