先週の記事で書くつもりで忘れてしまったのが青龍映画賞の結果です。
作品賞の「ピエタ」以下、候補作も含めて非常に詳細な結果は例によって<海から始まる!?>に報告されています。この記事で興味深かったのは、大鐘賞・大韓民国映画大賞等との比較。「一般の観客の意向がもっとも反映しやすいのが、大韓民国映画大賞で、次が青龍映画賞、そして大鐘賞ということになるでしょうか」と分析しています。とくに青龍映画賞については「興行記録を塗り替えるような儲かっている作品に賞を与えるのも癪だし、かといってキム・ギドクも好きじゃないし、という心理が働いた、ということもあるかもしれません」と記しています。また私ヌルボも知らなかったのが「青龍映画賞って、ユーストリームでライブ配信してたんですね」ということ。「臨場感もあり、ドキドキして、なかなかよかった」そうです。
さて、私ヌルボはこの1週間は映画を観ずじまい。1月以来の本数は84本のまま。年間100本に達するペースだったのになー。
今後の期待は、まず何度も書いた「拝啓、愛しています」ですね。韓国では観客動員数160万人。同じカンプルの原作で、今韓国でランキングトップの「26年」はもう180万人を超えましたが、個人的には「拝啓、愛しています」の方が映画としての収まりがいいのでは、と思います。(「26年」の方が時間(26年前と現在)も多くの登場人物も重層的に描かれているので。) 12月22日(土) からシネスイッチ銀座・シネマート新宿等で公開ですが、公式サイト(→コチラ)を見ると、アラ、来年になってウチの近所のシネマジャック&ベティでも上映するではないですか! 先月銀座テアトルシネマでの最終日にかけつけて観た「声をかくす人」も、観ようかなと思いつつ見逃した「桃(タオ)さんのしあわせ」も、未見の韓国映画では「ホン・サンス 恋愛についての4つの考察」や「秘密のオブジェクト」も今後の上映予定のページにあります。それ以外にも、「駆ける少年」「略称 連続射殺魔」、以前に観た「阿賀に生きる」と、個人的期待作がいっぱい! いやー、ホントにありがたい映画館です。
※「略称 連続射殺魔」の説明を見たら、「作品の内容とともに見逃せないのが、スクリーンに映し出される、昭和44年(1969年)当時の風景である。永山則夫が拳銃を盗んだ海軍基地のある横須賀。黄金町のガード下と路地。そして現在ジャック&ベティが建っている若葉町通りにあった映画館、大勝館と千代田劇場。カメラは永山則夫になりきり、その劇場内へと進んでいく。彼もここで映画を観た・・・」という興味深い記述がありました。
※「拝啓、愛しています」の公式サイト等では、カンプルのことを「カン・プル」と表記しています。たしかに姓はカン(たぶん姜)ですが、本名は강도영(カン・ドヨン)です。カンプルというのは大学生時代彼が草(풀.プル)色ずくめの服を着ていたのを見て友人がつけたあだ名で、それをそのままベンネームとして用いているというわけです。たぶん本人もファンたちもカンが姓でプルが名であると意識してはいないんじゃないかな、とヌルボは思って、「カンプル」と続けて書いているのですが・・・。
★★★ Daumの人気順位(12月11日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①SEARCHING FOR SUGAR MAN 9.4(81)
②MBの思い出(韓国) 9.2(815)
③桃さんのしあわせ 9.2(55)
④南営洞1985(韓国) 9.2(1138)
⑤不思議の国のガーディアン 9.1(332)
⑥おおかみこどもの雨と雪(日本) 9.1(257)
⑦ファースト・ポジション 9.1(28)
⑧出前持ちのウスさん(韓国) 8.9(175)
⑨私が告白したら(韓国) 8.8(33)
⑩未熟な犯罪者(韓国) 8.8(84)
新登場の作品はありません。
⑨「私が告白したら」はこのランク初ですが、11月20日の記事の興行成績の方で紹介済みです。
【専門家による順位】
①あなたはまだ何も見ていない 8.6(3)
②ファウスト 8.4(5)
③おおかみこどもの雨と雪(日本) 8.1(6)
④007 スカイフォール 8.0(7)
⑤養子たち 8.0(1)
⑥ミッドナイト・イン・パリ 7.8(7)
⑦シュガーマン 奇跡に愛された男 7.7(4)
⑦汚れなき祈り 7.7(4)
⑨桃さんのしあわせ 7.6(3)
⑩テイク・ディス・ワルツ 7.5(6)
初登場は②、⑤、⑦「汚(けが)れなき祈り」の3作品です。
②「ファウスト」はソクーロフ監督作で、日本では 6月2日に公開されました。韓国題は「파우스트」。
⑤「養子たち」は、「イングロリアス・バスターズ」にも出演したフランスの若手女優メラニー・ロランの長編監督デビュー作です。一応原題「Les adoptés」を直訳して仮題にしておきましたが、韓国題は主演の役名の「마린(マリーン)」です。10歳の時に両親を失って養子となった女性マリーンははお姉さんのリサとその息子と一緒に幸せな日送っていましたが、ある日偶然に出会った男性"アレックスと運命的な恋に落ちます。リサは家族と過ごす時間がますます減るマリンを見てアレックスを牽制するので、マリーンは仕方なくアレックスを無理して避けてはみましたが、再び彼と会ってみると・・・、ところが・・・。フランスで養子というから、もしかして「冬の小鳥」のような要素があるのかな、と思ったのですが、そうではないみたい。
⑦「汚(けが)れなき祈り」は本年度カンヌ国際映画祭で脚本賞と女優賞を獲得したルーマニア映画。2005年にルーマニアの修道院で実際に起きた事件が素材です。同じ孤児院で育った2人の娘が、成長して孤児院を出ることになります。1人(ヴォイキタ)は修道院に入り、もう1人(アリーナ)は養子として農家に迎えられますが、実際は単なる低賃金労働力として使われていただけで、その後ドイツに家政婦として出稼ぎに行きます。修道院での過酷な暮らしにも慣れた物静かなヴォイキタに対して、反抗心が強いアリーナはどこにも居場所がなくなって、結局は彼女も修道院に入ります。しかしほとんど中世のように閉鎖的な修道院の生活の中で彼女はヒステリー症状に陥り、幻覚・幻聴のようなものをとらわれるようになってしまいます・・・。あ、来年3月16日に日本公開予定なのに詳しく書きすぎてしまった。韓国題は「신의 소녀들(神の少女たち)」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月7日(金)~9日(日)] ★★★
「26年」が今週もトップを維持
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・26年(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・・606,875・・・・・・・・1,815,871 ・・・・・・・13,220・・・・・・・610
2(14)・・私のPSパートナー(韓国)・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・473,523・・・・・・・・・・565,551 ・・・・・・・・4,330・・・・・・・553
3(2)・・不思議の国のガーディアン ・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・258,348・・・・・・・・・・667,887 ・・・・・・・・5,474・・・・・・・430
4(新)・・オオカミ少年-拡張版(韓国) ・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・164,554・・・・・・・・・・183,029 ・・・・・・・・1,305・・・・・・・278
5(4)・・トワイライト・サーガ・・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・104,600・・・・・・・・2,578,590・・・・・・・・18,392・・・・・・・305
ブレイキング・ドーンPart.2
6(5)・・私が殺人犯だ(韓国)・・・・・・・・・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・・95,262・・・・・・・・2,648,447 ・・・・・・・19,801・・・・・・・281
7(7)・・音痴クリニック(韓国)・・・・・・・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・・・42,000・・・・・・・・・・303,714・・・・・・・・・2,030・・・・・・・212
8(8)・・光海、王になった男(韓国)・・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・・・32,348・・・・・・・12,227,300・・・・・・・・88,310・・・・・・・・97
9(6)・・ドント・クライ・マミー(韓国) ・・・・・11/22・・・・・・・・・・・・・・・・・26,550・・・・・・・・・・956,740 ・・・・・・・・6,694・・・・・・・201
10(31)・・ジャッジ・ドレッド 3D・・・・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・・26,402・・・・・・・・・・・34,731 ・・・・・・・・・・268・・・・・・・184
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「光海、王になった男」は、先週から累積で6万人増か。歴代3位「王の男」(1230万人)を超えるまであくまでも引っ張るのかなー? あと1週間では無理そうなんだけどなー。
今回の新登場は2位・4位・10位の3作品です。
2位「私のPSパートナー」は、チソンとキム・アジュンが共演したロマンス・コメディ。「PS」という言葉の意味は日本ではわからないでしょ。私ヌルボもPlayStationの対戦相手かと思っちゃいました(?)。で、正解は馬力を表す単位記号、じゃなくて、Adobe Photoshop、でもなくて、超新星の歌。うそ、それは「p.s.」。正解は、Phone Sexすなわちテレフォン・セックスの意味なんだそうです。内容はというと、別れた彼女に新たな彼氏ができたと聞いて落ち込む男(チソン)に衝撃的な(?)電話がかかってくる。それは5年間もプロポーズを待った末に自ら考えたサプライズイベントの電話を間違ってかけてしまった女性(キム・アジュン)がかけたもの。それがきっかけで、彼は彼女の虜になって・・・、という展開。しかし、このポスターってのがなんとも大胆な「注目作」なんですよ(笑)。詳細は→コチラのブログ記事で見てみてくださいな。
4位「オオカミ少年-拡張版」は、どこをどう拡張したのかというと、エンディングを修正し、新たに編集されたシーンを2分追加したとのことです。しかしその分観客動員の勢いが復活したかというと、それほどでもないようです。
10位「ジャッジ・ドレッド 3D」は、イギリスのコミックが原作のSFアクション。1995年にシルベスター・スタローン主役で映画化された作品の完全リブート(再映画化)。日本では来年2月16日に公開ということで、すでに公式サイト(→コチラ)もできてます。韓国題は「저지드레드 3D」。「ジャッジ」のハングル表記「저지」を見て私ヌルボ、「低地」かと思っちゃいましたよ。あ、「阻止」も同じスペルか。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・私たちのバカ兄貴 ・・・・・・・・・・・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・2,562 ・・・・・・・・・・・・・24,743 ・・・・・・・・180・・・・・・・・・・12
2(2)・・夜のとばりの物語・・・・・・・・・・・・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・1,731・・・・・・・・・・・・・・・6,236 ・・・・・・・・・48・・・・・・・・・・17
3(10)・・養子たち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・・994・・・・・・・・・・・・・・・2,265 ・・・・・・・・・16・・・・・・・・・・13
4(3)・・桃さんのしあわせ・・・・・・・・・・・・・・・11/22・・・・・・・・・・・・・・・・・661・・・・・・・・・・・・・・・8,321 ・・・・・・・・・61・・・・・・・・・・・9
5(4)・・私が告白したら(韓国) ・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・・524・・・・・・・・・・・・・・10,472 ・・・・・・・・・79・・・・・・・・・・・7
新登場は3位「養子たち」だけです。これについては上述しました。
作品賞の「ピエタ」以下、候補作も含めて非常に詳細な結果は例によって<海から始まる!?>に報告されています。この記事で興味深かったのは、大鐘賞・大韓民国映画大賞等との比較。「一般の観客の意向がもっとも反映しやすいのが、大韓民国映画大賞で、次が青龍映画賞、そして大鐘賞ということになるでしょうか」と分析しています。とくに青龍映画賞については「興行記録を塗り替えるような儲かっている作品に賞を与えるのも癪だし、かといってキム・ギドクも好きじゃないし、という心理が働いた、ということもあるかもしれません」と記しています。また私ヌルボも知らなかったのが「青龍映画賞って、ユーストリームでライブ配信してたんですね」ということ。「臨場感もあり、ドキドキして、なかなかよかった」そうです。
さて、私ヌルボはこの1週間は映画を観ずじまい。1月以来の本数は84本のまま。年間100本に達するペースだったのになー。
今後の期待は、まず何度も書いた「拝啓、愛しています」ですね。韓国では観客動員数160万人。同じカンプルの原作で、今韓国でランキングトップの「26年」はもう180万人を超えましたが、個人的には「拝啓、愛しています」の方が映画としての収まりがいいのでは、と思います。(「26年」の方が時間(26年前と現在)も多くの登場人物も重層的に描かれているので。) 12月22日(土) からシネスイッチ銀座・シネマート新宿等で公開ですが、公式サイト(→コチラ)を見ると、アラ、来年になってウチの近所のシネマジャック&ベティでも上映するではないですか! 先月銀座テアトルシネマでの最終日にかけつけて観た「声をかくす人」も、観ようかなと思いつつ見逃した「桃(タオ)さんのしあわせ」も、未見の韓国映画では「ホン・サンス 恋愛についての4つの考察」や「秘密のオブジェクト」も今後の上映予定のページにあります。それ以外にも、「駆ける少年」「略称 連続射殺魔」、以前に観た「阿賀に生きる」と、個人的期待作がいっぱい! いやー、ホントにありがたい映画館です。
※「略称 連続射殺魔」の説明を見たら、「作品の内容とともに見逃せないのが、スクリーンに映し出される、昭和44年(1969年)当時の風景である。永山則夫が拳銃を盗んだ海軍基地のある横須賀。黄金町のガード下と路地。そして現在ジャック&ベティが建っている若葉町通りにあった映画館、大勝館と千代田劇場。カメラは永山則夫になりきり、その劇場内へと進んでいく。彼もここで映画を観た・・・」という興味深い記述がありました。
※「拝啓、愛しています」の公式サイト等では、カンプルのことを「カン・プル」と表記しています。たしかに姓はカン(たぶん姜)ですが、本名は강도영(カン・ドヨン)です。カンプルというのは大学生時代彼が草(풀.プル)色ずくめの服を着ていたのを見て友人がつけたあだ名で、それをそのままベンネームとして用いているというわけです。たぶん本人もファンたちもカンが姓でプルが名であると意識してはいないんじゃないかな、とヌルボは思って、「カンプル」と続けて書いているのですが・・・。
★★★ Daumの人気順位(12月11日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①SEARCHING FOR SUGAR MAN 9.4(81)
②MBの思い出(韓国) 9.2(815)
③桃さんのしあわせ 9.2(55)
④南営洞1985(韓国) 9.2(1138)
⑤不思議の国のガーディアン 9.1(332)
⑥おおかみこどもの雨と雪(日本) 9.1(257)
⑦ファースト・ポジション 9.1(28)
⑧出前持ちのウスさん(韓国) 8.9(175)
⑨私が告白したら(韓国) 8.8(33)
⑩未熟な犯罪者(韓国) 8.8(84)
新登場の作品はありません。
⑨「私が告白したら」はこのランク初ですが、11月20日の記事の興行成績の方で紹介済みです。
【専門家による順位】
①あなたはまだ何も見ていない 8.6(3)
②ファウスト 8.4(5)
③おおかみこどもの雨と雪(日本) 8.1(6)
④007 スカイフォール 8.0(7)
⑤養子たち 8.0(1)
⑥ミッドナイト・イン・パリ 7.8(7)
⑦シュガーマン 奇跡に愛された男 7.7(4)
⑦汚れなき祈り 7.7(4)
⑨桃さんのしあわせ 7.6(3)
⑩テイク・ディス・ワルツ 7.5(6)
初登場は②、⑤、⑦「汚(けが)れなき祈り」の3作品です。
②「ファウスト」はソクーロフ監督作で、日本では 6月2日に公開されました。韓国題は「파우스트」。
⑤「養子たち」は、「イングロリアス・バスターズ」にも出演したフランスの若手女優メラニー・ロランの長編監督デビュー作です。一応原題「Les adoptés」を直訳して仮題にしておきましたが、韓国題は主演の役名の「마린(マリーン)」です。10歳の時に両親を失って養子となった女性マリーンははお姉さんのリサとその息子と一緒に幸せな日送っていましたが、ある日偶然に出会った男性"アレックスと運命的な恋に落ちます。リサは家族と過ごす時間がますます減るマリンを見てアレックスを牽制するので、マリーンは仕方なくアレックスを無理して避けてはみましたが、再び彼と会ってみると・・・、ところが・・・。フランスで養子というから、もしかして「冬の小鳥」のような要素があるのかな、と思ったのですが、そうではないみたい。
⑦「汚(けが)れなき祈り」は本年度カンヌ国際映画祭で脚本賞と女優賞を獲得したルーマニア映画。2005年にルーマニアの修道院で実際に起きた事件が素材です。同じ孤児院で育った2人の娘が、成長して孤児院を出ることになります。1人(ヴォイキタ)は修道院に入り、もう1人(アリーナ)は養子として農家に迎えられますが、実際は単なる低賃金労働力として使われていただけで、その後ドイツに家政婦として出稼ぎに行きます。修道院での過酷な暮らしにも慣れた物静かなヴォイキタに対して、反抗心が強いアリーナはどこにも居場所がなくなって、結局は彼女も修道院に入ります。しかしほとんど中世のように閉鎖的な修道院の生活の中で彼女はヒステリー症状に陥り、幻覚・幻聴のようなものをとらわれるようになってしまいます・・・。あ、来年3月16日に日本公開予定なのに詳しく書きすぎてしまった。韓国題は「신의 소녀들(神の少女たち)」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月7日(金)~9日(日)] ★★★
「26年」が今週もトップを維持
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・26年(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・・606,875・・・・・・・・1,815,871 ・・・・・・・13,220・・・・・・・610
2(14)・・私のPSパートナー(韓国)・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・473,523・・・・・・・・・・565,551 ・・・・・・・・4,330・・・・・・・553
3(2)・・不思議の国のガーディアン ・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・258,348・・・・・・・・・・667,887 ・・・・・・・・5,474・・・・・・・430
4(新)・・オオカミ少年-拡張版(韓国) ・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・164,554・・・・・・・・・・183,029 ・・・・・・・・1,305・・・・・・・278
5(4)・・トワイライト・サーガ・・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・104,600・・・・・・・・2,578,590・・・・・・・・18,392・・・・・・・305
ブレイキング・ドーンPart.2
6(5)・・私が殺人犯だ(韓国)・・・・・・・・・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・・95,262・・・・・・・・2,648,447 ・・・・・・・19,801・・・・・・・281
7(7)・・音痴クリニック(韓国)・・・・・・・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・・・42,000・・・・・・・・・・303,714・・・・・・・・・2,030・・・・・・・212
8(8)・・光海、王になった男(韓国)・・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・・・32,348・・・・・・・12,227,300・・・・・・・・88,310・・・・・・・・97
9(6)・・ドント・クライ・マミー(韓国) ・・・・・11/22・・・・・・・・・・・・・・・・・26,550・・・・・・・・・・956,740 ・・・・・・・・6,694・・・・・・・201
10(31)・・ジャッジ・ドレッド 3D・・・・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・・26,402・・・・・・・・・・・34,731 ・・・・・・・・・・268・・・・・・・184
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「光海、王になった男」は、先週から累積で6万人増か。歴代3位「王の男」(1230万人)を超えるまであくまでも引っ張るのかなー? あと1週間では無理そうなんだけどなー。
今回の新登場は2位・4位・10位の3作品です。
2位「私のPSパートナー」は、チソンとキム・アジュンが共演したロマンス・コメディ。「PS」という言葉の意味は日本ではわからないでしょ。私ヌルボもPlayStationの対戦相手かと思っちゃいました(?)。で、正解は馬力を表す単位記号、じゃなくて、Adobe Photoshop、でもなくて、超新星の歌。うそ、それは「p.s.」。正解は、Phone Sexすなわちテレフォン・セックスの意味なんだそうです。内容はというと、別れた彼女に新たな彼氏ができたと聞いて落ち込む男(チソン)に衝撃的な(?)電話がかかってくる。それは5年間もプロポーズを待った末に自ら考えたサプライズイベントの電話を間違ってかけてしまった女性(キム・アジュン)がかけたもの。それがきっかけで、彼は彼女の虜になって・・・、という展開。しかし、このポスターってのがなんとも大胆な「注目作」なんですよ(笑)。詳細は→コチラのブログ記事で見てみてくださいな。
4位「オオカミ少年-拡張版」は、どこをどう拡張したのかというと、エンディングを修正し、新たに編集されたシーンを2分追加したとのことです。しかしその分観客動員の勢いが復活したかというと、それほどでもないようです。
10位「ジャッジ・ドレッド 3D」は、イギリスのコミックが原作のSFアクション。1995年にシルベスター・スタローン主役で映画化された作品の完全リブート(再映画化)。日本では来年2月16日に公開ということで、すでに公式サイト(→コチラ)もできてます。韓国題は「저지드레드 3D」。「ジャッジ」のハングル表記「저지」を見て私ヌルボ、「低地」かと思っちゃいましたよ。あ、「阻止」も同じスペルか。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・私たちのバカ兄貴 ・・・・・・・・・・・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・2,562 ・・・・・・・・・・・・・24,743 ・・・・・・・・180・・・・・・・・・・12
2(2)・・夜のとばりの物語・・・・・・・・・・・・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・1,731・・・・・・・・・・・・・・・6,236 ・・・・・・・・・48・・・・・・・・・・17
3(10)・・養子たち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・・994・・・・・・・・・・・・・・・2,265 ・・・・・・・・・16・・・・・・・・・・13
4(3)・・桃さんのしあわせ・・・・・・・・・・・・・・・11/22・・・・・・・・・・・・・・・・・661・・・・・・・・・・・・・・・8,321 ・・・・・・・・・61・・・・・・・・・・・9
5(4)・・私が告白したら(韓国) ・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・・524・・・・・・・・・・・・・・10,472 ・・・・・・・・・79・・・・・・・・・・・7
新登場は3位「養子たち」だけです。これについては上述しました。