スポーツ10大ニュース(2つ前の記事)に続いて、芸能界の10大ニュースです。
※韓国では芸能界のことを演芸界(연예계.ヨネゲ)といいます。
記事の形が見やすく票数も明示してある「スポーツ韓国」を基本形として見てみます。
これはエンタテインメント専門家100人にきいた今年の話題3つを選んでほしいとの注文に対し69人の回答をもらい、その結果を集計したものです。
①ソテジとイ・ジアの離婚訴訟(69票)
ドラマ「太王四神記」でヨン様の恋人役を演じて2007年のMBCドラマ賞の最優秀新人女優賞等を受賞し注目を浴びた女優イ・ジア。今年2月にドラマ「アテナ:戦争の女神」で共演したチョン・ウソンとのデートのようすを報じられると、2人とも交際していることを認めていたのですが・・・。
あっ!と全国民が驚いた続報は、ぬわんと、イ・ジアはあのソテジと1993年アメリカで出会い、97年に結婚していた!というもの。イ・ジアは韓国生まれですが小学生の時にアメリカに移住してます。どういうふうに出会ったのでしょうねー? しかし2000年から別居を始め、ソテジは帰国して芸能活動を再開。2人は06年に離婚していたとか。そして今年4月にイ・ジアがソテジを相手取って慰謝料と財産分割を求めて訴訟を起こし、スキャンダルが表沙汰になったというわけです。それまで長い間ばれなかったのは、ソテジ(芸名)は私生活を徹底的に隠すタイプであることと、イ・ジア(芸名)の場合は本名も1度改名していたから、とか。事実を知ったチョン・ウソンはパニック状態になって・・・、結局は6月破局を公開発表。いやー、ドラマチックやなー。
②カン・ホドン、芸能界引退(54票)
元韓国相撲(シルム)の力士として<天下壮士(横綱に相当)>を5回も獲得したカン・ホドン。1993年から芸能界入りし、その後「ハッピーサンデー」(KBS2)の「1泊2日」コーナーや「黄金漁場」(MBC)の「ヒザ打ち道士」コーナー等バラエティ番組の代表的なMCとして人気を集めてきました。ところが9月初め税金の過少納付で国税庁から数億ウォンを追徴課税したことが報道され、ネチズンをはじめとする世論の非難が強まる中、暫定引退を発表しました。
しかし最近のニュースによると、「市民が彼を告発したものの、国税庁は脱税を担当税理士のミスによるものとして告発せず、結局検察は12月17日告発を却下した」とのことです。
この間(12月初め)、カン・ホドンが1988年に大阪で開かれた日本と韓国の暴力団の間の義兄弟の締結式に参加したとのニュースも写真付きで流されました。(彼はまだシルム界にデビューしたての高校3年生だった。)
しかし、視聴率の欲しいテレビ局等のメディアは彼に寛容な感じでしたし、今回の却下で復帰の期待が高まっているようです。本人もそれを見越してか<暫定>と言ったのでしょうし、たぶん。
※本ブログでは、過去3回「ヒザ打ち道士」コーナーを紹介してきました。→ハン・ビヤの巻、スエの巻、コン・ヒョジンの巻です。他のことを一切考えないなら、このコーナーは続けてほしかったなー。
③K-POP烈風(17票)
今年はとくに韓国のアイドルグループの海外進出が目立ちました。これまではわずか数グループしか海外で人気を得なかったのが、今年は多様なグループが収益を上げました。日本では既存の東方神起やKARAの他にも少女時代、2NE1、T-ara、SHINee、2PM、BEAST、Secret、AFTERSCHOOL、RAINBOW、FTISLAND、U-KISS等がオリコンチャートの上位に昇りました。最も大きな収穫は、アジアを越えて南米やヨーロッパ等でもK-POPの人気が高まっていること。SMエンタテインメントㆍYGエンタテインメントㆍキューブエンタテインメントは、所属歌手たちの公演をフランス・イギリス・ブラジル等で開いて好反応を得たとのことです。
④映画「るつぼ」が社会的波紋を起こす(16票)
光州の聴覚障碍児童のための学校で校長も含めた教職員による性暴行事件が2000~04年頃繰り返されていました。05年の事件発覚後の裁判の過程でも、加害者側は被害児童の保護者を懐柔したりして軽い処罰にとどまりました。この事件を扱った孔枝泳の小説が今年コン・ユとチョン・ユミの主演で映画化され、公開されると不正を追及する世論が一気に高まり、国会でも取り上げられた結果、10月に13歳未満の児童を対象とした性犯罪者の処罰を強化するという内容のいわゆる「るつぼ法(도가니법)」が成立しました。
詳しくは、本ブログ9月30日の記事参照。→コチラ。
⑤芸能人A嬢のセックス動画流出(15票)
12月6日付「スポーツ韓国」の単独報道なんだそうです。芸能人A嬢のセックス動画があるブログを通して公開され話題となった、というのですが・・・。その動画をアップした人物というのが彼女の前の恋人の台湾系アメリカ人B氏の知人C氏でした。B氏はA嬢側から監禁・暴行されたと主張し、一方A嬢はB氏を名誉棄損で訴えたのに続き住居侵入・窃盗・損壊等でも追加訴訟を起こしたとか。今後法廷での攻防に入る状態というが、なんかよくわかりません。「スポーツ韓国」のいかにもお手盛りネタだなー。これ以外のメディアの扱いはどうなのかな?
⑥カン・ヨンソク国会議員がコメディアンのチェ・ヒョジョンを告訴(14票)
コメディアン(韓国ではギャグマン)のチェ・ヒョジョンが11月18日の「ギャグ・コンサート」(KBS2)中のコーナー「カマキリ幼稚園(사마귀 유치원)」で「国会議員になろうと思ったら与党の首脳と親しくなって公認をもらって、与党の地盤で出馬すればいい」と発言をしたところ、無所属のカン・ヨンソク議員から国会議員集団侮辱罪にあたるとして告訴されました。この事件でむしろチェ・ヒョジョン人気が大きくアップ。カン議員はネチズンたちの非難を受けて、29日告訴を取り下げました。
⑦ハン・イェスルの撮影拒否事件(12표)
女優ハン・イェスルがKBSドラマ「スパイ明月」の放送途中、撮影を拒否して突然アメリカに出国。予定の回が放映できず、急遽それまでの縮約版に差し替えられました。拒否の理由は、殺人的なスケジュール。彼女は引退を示唆しましたが、結局韓国に戻り、撮影場に復帰。およそプロらしくない行動との非難を受ける一方、一部には劣悪な韓国のドラマ製作環境を明らかにしたとかばう声も・・・。
⑧歌番組「私は歌手だ」烈風(9票)
MBCの「私たちの一晩(우리들의 일밤)」中のコーナー「私は歌手だ(나는 가수다)」略して「ナカス」は3月の放送初回から話題となりました。実力派歌手たちが競演をし、順位によって脱落者が出るという方式は視聴者の関心を引くに十分。キム・ゴンモの特別待遇、イ・ジェボムの暴行、オク・ジュヒョンへのネット上のいじめ、パク・ワンギュの態度論議等の問題が次々に起こりました。こんな中で、多くの実力派歌手が再びライトを浴びてスターになりました。
⑧BIGBANGのG-DRAGON、大麻吸引(9票)
BIGBANGのG-DRAGONが5月日本ツアーコンサト大麻を吸引した容疑を受け7月検察で毛髪検査をした結果陽性反応が出ました。日本のあるクラブで日本人に勧められて煙草と思って吸ったが感じが違うのですぐ捨てたと自白したそうです。結局10月に起訴猶予処分となりました。
⑩総合編成チャンネル、一斉にスタート(8票)
12月1日にケーブルテレビや衛星放送で視聴できる4つの総合編成チャンネルと1つの報道専門チャンネルが12月1日、一斉に開局しました。総合編成チャンネルは、毎日経済新聞「MBN」、朝鮮日報「TV朝鮮」、中央日報「jTBC」、東亜日報「チャンネルA」、報道専門チャンネルは聯合ニュース「ニュースY」。準備不足との評が多く、実際開局初日から放送事故も起こり、再放送も多く、大部分の番組は視聴率が1%にもならないとか。
⑩BIGBANGのテソン、交通事故死亡に関係(8票)
事故が起こったのは5月31日午前1:30頃。泥酔状態の30歳男性がオートバイを運転し、漢江にかかる楊花大橋で街灯に衝突し道路に倒れた。この男性を発見したタクシーの運転手がタクシーを止めて警察に通報しようとしていたところをテソンの運転するアウディが時速80kmで倒れていた男性をひいてタクシーに追突した、というもの。警察は解剖所見から彼の車がひく前までオートバイの男は生きていたと発表しましたが、8月証拠不十分等で嫌疑なしとされました。
次にジョイニュースは次の通り。
◆ソテジとイ・ジア、稀代のスキャンダル ◆「国民のMC」カン・ホドン、突如暫定引退 ◆少女時代、SUPER JUNIOR、KARA…全世界でK-POPシンドローム ◆ハン・イェスル、ドラマ撮影拒否し、海外逃避 ◆「ギャグ・コンサート」 ギャグ界ルネサンス
◆「私は歌手だ(ナカス)」シンドローム ◆映画「D-War」のシム・ヒョンレ監督神話が賭博・賃金未払い・性ロビー説等で墜落 ◆大韓民国はオーディション共和国 ◆「るつぼ」烈風 期待以上の興行で社会的波紋 ◆スターたちの桃色熱愛と結婚
・・・と上掲の「スポーツ韓国」と6項目重なっています。それ以外の項目について若干ふれておきます。
<ギャグ・コンサート>は先述の通りKBS2の人気娯楽番組。<カマキリ幼稚園>以外にも数多くの人気コーナーで平均視聴率20%を維持して週末芸能1位を独走中です。
<シム・ヒョンレ監督>はコメディアン出身。大作「D-War」は日本ではあまり話題になりませんでしたが、韓国では韓国のSF映画先駆者として常勝疾走。しかし近ごろ一度に各種疑惑が伝えられ、一瞬にして「神話」は消えうせたようです。
<オーディション熱風>とは、の「スーパースターK」(Mnet)や「偉大な誕生」(MBC)が爆発的な人気を得て以来オーディション番組が競うようにできたこと。オペラ歌手、バンド、アイドル等の他、ダンス、アナウンサー、モデル、演技者等々多様な領域にまで拡張されていますが、「奇跡のオーディション」(SBS)アナウンサーを選ぶ「新入社員」(MBC)等幕を下ろしたものもあります。 上半期に一時停滞したオーディション人気は、「スーパースターK3」と「偉大な誕生2」(SBS)で復活しました。
<スターたちの桃色熱愛と結婚>について、2011年に誕生した主なスターカップルは次の通り。「シティーハンター」のイ・ミンホとパク・ミニョン、「人生は美しくて」のナム・サンミとイ・サンユンがドラマの中の恋人から実際のカップルに発展。 パク・イェジンと俳優パク・ヒスン、歌手ペク・ジヨンは9才年下の俳優チョン・ソグォンと恋人であることを公開宣言。KARAのク・ハラとBEASTのヨン・ジュンヒョンの熱愛もファンたちの関心を集めました。 ユジンとキ・テヨン、ユ・ジテとキム・ヒョジンのカップルは熱愛の末結婚にゴールイン。グループgod出身のキム・テウは12月1歳年下でS大学研究員のガールフレンドと挙式。 スポーツ スターと芸能人のカップルでは、マルコがゴルフ選手アン・シヒョンと1年の熱愛後に11月結婚、ユ・ハナと野球選手(起亜タイガース)の李容圭(イ・ヨンギュ)選手と12月結婚しました。
あと、韓国YAHOOの10大ニュースもあります。→コチラ。
しかし昨年も思いましたが、今年も「ソン・ジソンアナ、チェ・ドンハが自殺」をはじめ暗いニュースが目につきます。ネチズンの投票で選定となると、どうもジェラシーとか攻撃性があらわになるようです。「ヒョンビンが海兵隊に入隊」というのもありますが・・・。
・・・いやー、ホントにこの業界、このレベルの話題には事欠きません。来年ももちろんいろいろあることでしょう。やれやれ。
※韓国では芸能界のことを演芸界(연예계.ヨネゲ)といいます。
記事の形が見やすく票数も明示してある「スポーツ韓国」を基本形として見てみます。
これはエンタテインメント専門家100人にきいた今年の話題3つを選んでほしいとの注文に対し69人の回答をもらい、その結果を集計したものです。
①ソテジとイ・ジアの離婚訴訟(69票)
ドラマ「太王四神記」でヨン様の恋人役を演じて2007年のMBCドラマ賞の最優秀新人女優賞等を受賞し注目を浴びた女優イ・ジア。今年2月にドラマ「アテナ:戦争の女神」で共演したチョン・ウソンとのデートのようすを報じられると、2人とも交際していることを認めていたのですが・・・。
あっ!と全国民が驚いた続報は、ぬわんと、イ・ジアはあのソテジと1993年アメリカで出会い、97年に結婚していた!というもの。イ・ジアは韓国生まれですが小学生の時にアメリカに移住してます。どういうふうに出会ったのでしょうねー? しかし2000年から別居を始め、ソテジは帰国して芸能活動を再開。2人は06年に離婚していたとか。そして今年4月にイ・ジアがソテジを相手取って慰謝料と財産分割を求めて訴訟を起こし、スキャンダルが表沙汰になったというわけです。それまで長い間ばれなかったのは、ソテジ(芸名)は私生活を徹底的に隠すタイプであることと、イ・ジア(芸名)の場合は本名も1度改名していたから、とか。事実を知ったチョン・ウソンはパニック状態になって・・・、結局は6月破局を公開発表。いやー、ドラマチックやなー。
②カン・ホドン、芸能界引退(54票)
元韓国相撲(シルム)の力士として<天下壮士(横綱に相当)>を5回も獲得したカン・ホドン。1993年から芸能界入りし、その後「ハッピーサンデー」(KBS2)の「1泊2日」コーナーや「黄金漁場」(MBC)の「ヒザ打ち道士」コーナー等バラエティ番組の代表的なMCとして人気を集めてきました。ところが9月初め税金の過少納付で国税庁から数億ウォンを追徴課税したことが報道され、ネチズンをはじめとする世論の非難が強まる中、暫定引退を発表しました。
しかし最近のニュースによると、「市民が彼を告発したものの、国税庁は脱税を担当税理士のミスによるものとして告発せず、結局検察は12月17日告発を却下した」とのことです。
この間(12月初め)、カン・ホドンが1988年に大阪で開かれた日本と韓国の暴力団の間の義兄弟の締結式に参加したとのニュースも写真付きで流されました。(彼はまだシルム界にデビューしたての高校3年生だった。)
しかし、視聴率の欲しいテレビ局等のメディアは彼に寛容な感じでしたし、今回の却下で復帰の期待が高まっているようです。本人もそれを見越してか<暫定>と言ったのでしょうし、たぶん。
※本ブログでは、過去3回「ヒザ打ち道士」コーナーを紹介してきました。→ハン・ビヤの巻、スエの巻、コン・ヒョジンの巻です。他のことを一切考えないなら、このコーナーは続けてほしかったなー。
③K-POP烈風(17票)
今年はとくに韓国のアイドルグループの海外進出が目立ちました。これまではわずか数グループしか海外で人気を得なかったのが、今年は多様なグループが収益を上げました。日本では既存の東方神起やKARAの他にも少女時代、2NE1、T-ara、SHINee、2PM、BEAST、Secret、AFTERSCHOOL、RAINBOW、FTISLAND、U-KISS等がオリコンチャートの上位に昇りました。最も大きな収穫は、アジアを越えて南米やヨーロッパ等でもK-POPの人気が高まっていること。SMエンタテインメントㆍYGエンタテインメントㆍキューブエンタテインメントは、所属歌手たちの公演をフランス・イギリス・ブラジル等で開いて好反応を得たとのことです。
④映画「るつぼ」が社会的波紋を起こす(16票)
光州の聴覚障碍児童のための学校で校長も含めた教職員による性暴行事件が2000~04年頃繰り返されていました。05年の事件発覚後の裁判の過程でも、加害者側は被害児童の保護者を懐柔したりして軽い処罰にとどまりました。この事件を扱った孔枝泳の小説が今年コン・ユとチョン・ユミの主演で映画化され、公開されると不正を追及する世論が一気に高まり、国会でも取り上げられた結果、10月に13歳未満の児童を対象とした性犯罪者の処罰を強化するという内容のいわゆる「るつぼ法(도가니법)」が成立しました。
詳しくは、本ブログ9月30日の記事参照。→コチラ。
⑤芸能人A嬢のセックス動画流出(15票)
12月6日付「スポーツ韓国」の単独報道なんだそうです。芸能人A嬢のセックス動画があるブログを通して公開され話題となった、というのですが・・・。その動画をアップした人物というのが彼女の前の恋人の台湾系アメリカ人B氏の知人C氏でした。B氏はA嬢側から監禁・暴行されたと主張し、一方A嬢はB氏を名誉棄損で訴えたのに続き住居侵入・窃盗・損壊等でも追加訴訟を起こしたとか。今後法廷での攻防に入る状態というが、なんかよくわかりません。「スポーツ韓国」のいかにもお手盛りネタだなー。これ以外のメディアの扱いはどうなのかな?
⑥カン・ヨンソク国会議員がコメディアンのチェ・ヒョジョンを告訴(14票)
コメディアン(韓国ではギャグマン)のチェ・ヒョジョンが11月18日の「ギャグ・コンサート」(KBS2)中のコーナー「カマキリ幼稚園(사마귀 유치원)」で「国会議員になろうと思ったら与党の首脳と親しくなって公認をもらって、与党の地盤で出馬すればいい」と発言をしたところ、無所属のカン・ヨンソク議員から国会議員集団侮辱罪にあたるとして告訴されました。この事件でむしろチェ・ヒョジョン人気が大きくアップ。カン議員はネチズンたちの非難を受けて、29日告訴を取り下げました。
⑦ハン・イェスルの撮影拒否事件(12표)
女優ハン・イェスルがKBSドラマ「スパイ明月」の放送途中、撮影を拒否して突然アメリカに出国。予定の回が放映できず、急遽それまでの縮約版に差し替えられました。拒否の理由は、殺人的なスケジュール。彼女は引退を示唆しましたが、結局韓国に戻り、撮影場に復帰。およそプロらしくない行動との非難を受ける一方、一部には劣悪な韓国のドラマ製作環境を明らかにしたとかばう声も・・・。
⑧歌番組「私は歌手だ」烈風(9票)
MBCの「私たちの一晩(우리들의 일밤)」中のコーナー「私は歌手だ(나는 가수다)」略して「ナカス」は3月の放送初回から話題となりました。実力派歌手たちが競演をし、順位によって脱落者が出るという方式は視聴者の関心を引くに十分。キム・ゴンモの特別待遇、イ・ジェボムの暴行、オク・ジュヒョンへのネット上のいじめ、パク・ワンギュの態度論議等の問題が次々に起こりました。こんな中で、多くの実力派歌手が再びライトを浴びてスターになりました。
⑧BIGBANGのG-DRAGON、大麻吸引(9票)
BIGBANGのG-DRAGONが5月日本ツアーコンサト大麻を吸引した容疑を受け7月検察で毛髪検査をした結果陽性反応が出ました。日本のあるクラブで日本人に勧められて煙草と思って吸ったが感じが違うのですぐ捨てたと自白したそうです。結局10月に起訴猶予処分となりました。
⑩総合編成チャンネル、一斉にスタート(8票)
12月1日にケーブルテレビや衛星放送で視聴できる4つの総合編成チャンネルと1つの報道専門チャンネルが12月1日、一斉に開局しました。総合編成チャンネルは、毎日経済新聞「MBN」、朝鮮日報「TV朝鮮」、中央日報「jTBC」、東亜日報「チャンネルA」、報道専門チャンネルは聯合ニュース「ニュースY」。準備不足との評が多く、実際開局初日から放送事故も起こり、再放送も多く、大部分の番組は視聴率が1%にもならないとか。
⑩BIGBANGのテソン、交通事故死亡に関係(8票)
事故が起こったのは5月31日午前1:30頃。泥酔状態の30歳男性がオートバイを運転し、漢江にかかる楊花大橋で街灯に衝突し道路に倒れた。この男性を発見したタクシーの運転手がタクシーを止めて警察に通報しようとしていたところをテソンの運転するアウディが時速80kmで倒れていた男性をひいてタクシーに追突した、というもの。警察は解剖所見から彼の車がひく前までオートバイの男は生きていたと発表しましたが、8月証拠不十分等で嫌疑なしとされました。
次にジョイニュースは次の通り。
◆ソテジとイ・ジア、稀代のスキャンダル ◆「国民のMC」カン・ホドン、突如暫定引退 ◆少女時代、SUPER JUNIOR、KARA…全世界でK-POPシンドローム ◆ハン・イェスル、ドラマ撮影拒否し、海外逃避 ◆「ギャグ・コンサート」 ギャグ界ルネサンス
◆「私は歌手だ(ナカス)」シンドローム ◆映画「D-War」のシム・ヒョンレ監督神話が賭博・賃金未払い・性ロビー説等で墜落 ◆大韓民国はオーディション共和国 ◆「るつぼ」烈風 期待以上の興行で社会的波紋 ◆スターたちの桃色熱愛と結婚
・・・と上掲の「スポーツ韓国」と6項目重なっています。それ以外の項目について若干ふれておきます。
<ギャグ・コンサート>は先述の通りKBS2の人気娯楽番組。<カマキリ幼稚園>以外にも数多くの人気コーナーで平均視聴率20%を維持して週末芸能1位を独走中です。
<シム・ヒョンレ監督>はコメディアン出身。大作「D-War」は日本ではあまり話題になりませんでしたが、韓国では韓国のSF映画先駆者として常勝疾走。しかし近ごろ一度に各種疑惑が伝えられ、一瞬にして「神話」は消えうせたようです。
<オーディション熱風>とは、の「スーパースターK」(Mnet)や「偉大な誕生」(MBC)が爆発的な人気を得て以来オーディション番組が競うようにできたこと。オペラ歌手、バンド、アイドル等の他、ダンス、アナウンサー、モデル、演技者等々多様な領域にまで拡張されていますが、「奇跡のオーディション」(SBS)アナウンサーを選ぶ「新入社員」(MBC)等幕を下ろしたものもあります。 上半期に一時停滞したオーディション人気は、「スーパースターK3」と「偉大な誕生2」(SBS)で復活しました。
<スターたちの桃色熱愛と結婚>について、2011年に誕生した主なスターカップルは次の通り。「シティーハンター」のイ・ミンホとパク・ミニョン、「人生は美しくて」のナム・サンミとイ・サンユンがドラマの中の恋人から実際のカップルに発展。 パク・イェジンと俳優パク・ヒスン、歌手ペク・ジヨンは9才年下の俳優チョン・ソグォンと恋人であることを公開宣言。KARAのク・ハラとBEASTのヨン・ジュンヒョンの熱愛もファンたちの関心を集めました。 ユジンとキ・テヨン、ユ・ジテとキム・ヒョジンのカップルは熱愛の末結婚にゴールイン。グループgod出身のキム・テウは12月1歳年下でS大学研究員のガールフレンドと挙式。 スポーツ スターと芸能人のカップルでは、マルコがゴルフ選手アン・シヒョンと1年の熱愛後に11月結婚、ユ・ハナと野球選手(起亜タイガース)の李容圭(イ・ヨンギュ)選手と12月結婚しました。
あと、韓国YAHOOの10大ニュースもあります。→コチラ。
しかし昨年も思いましたが、今年も「ソン・ジソンアナ、チェ・ドンハが自殺」をはじめ暗いニュースが目につきます。ネチズンの投票で選定となると、どうもジェラシーとか攻撃性があらわになるようです。「ヒョンビンが海兵隊に入隊」というのもありますが・・・。
・・・いやー、ホントにこの業界、このレベルの話題には事欠きません。来年ももちろんいろいろあることでしょう。やれやれ。
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