ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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ソウルの中心部に巨大な本の山が出現!

2014-12-03 23:48:29 | 韓国の街ネタ、観光ポイント、店・施設等
 まずは下の画像をご覧下さい。11月26日の<inews24>の記事(→コチラ)
に載っていたソウル中心部の写真です。

 トリック写真ではなく、実際にこんなビルがあるんですよ!

 ・・・なんちゃって、その1ヵ月前はこんな姿でした。10月29日の<ハヌリ経済>掲載の写真です。(→コチラ。)


 つまり、本物のでかい本の山ではなくて(当たり前だ)、ビルの新築工事中の現場を覆っている板(幕?)に描かれた絵なのです。
 しかし、分厚い本の立体感を上手く描いていますね。


 本のタイトルは、「경복궁(景福宮)」とか「선유도공원(仙遊島公園)」のようなソウルの代表的観光ポイントになっていて、「浄水場はいかにして公園になったか?」といったキャッチコピーも記されています。

 さて、この工事中の建物は何かというとハナ銀行本店。場所は乙支路入口の交差点の北西角。つまりロッテホテルの道路を挟んで北側向かいですね。
 私ヌルボ愛用の<DAUMロードビュー>では、まだ以前の建物のままです。
  ※韓国内では<GoogleEarth>より優れものの<DAUMロードビュー>をご存じない方は→コチラの過去記事を参照されたし。 


 正面が西で、左側がロッテホテル、右の白い建物が(前の)ハナ銀行です。

 ハナ銀行はすでに6月から清進洞グランソウルビルに本店業務を移したそうで、この工事により新しい地下6階地上26階の社屋が完成するのは2017年それまでこの巨大な本の山が見られるとのことです。

 ところで、このハナ銀行本店の画像検索をしていたら、これまでも何度かこの(前の)建物は大胆なというかケッタイな(?)というか芸術的な試みを敢行しているのです。


 これは2007年12月。ビルが大きくくびれているように見えます。

 拡大して見てみると・・・。

 作業をしている人がずいぶん小さく見えます。すごい手間ヒマと、費用がかかったのでは?


 これは2006年12月(~07年2月)。建物を26万本の緑のリボンで包んだインスタレーションとのことです。
 

 これは2006年3月ドイツでのWカップに向けて1.3mのTシャツを850枚つなげて作ったもの。しかし上の方の画像を見た後ではあまり驚くほどのものではないような・・・。

 いったいこうした企画はどこの誰が考えるものなのか? だんだんエスカレートしているようにも思えます。
 2017年完成の新社屋はどんな建物になるのでしょうか?

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