ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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[韓国語] 「モクシドンナ」という店の名前はどういう意味?

2013-06-24 20:31:42 | 韓国の街ネタ、観光ポイント、店・施設等
 韓国に行く旅に痛感するのが聞き取り能力の未熟なこと。今回も、清州国立博物館で本館、ホール(特別展)と見学した後、館員さんがわれわれに「キジュンシレ カセヨ」というようなことを言うのですが、その意味がすぐにはわかりませんでした。
 「基準(기준.キジュン)」では意味不明だし、「規定(규정.キュジョン)」でもないし・・・。しかたなくノートを出して書いてもらったら기증실(キジュンシル)」。なんだ「寄贈室」かと、やっとわかった次第。つまり、寄贈された文化財等を展示している第3館のこと。うーむ、何年経ってもnとngの区別が聞いてすぐわからないまま、ってことです。

 聞き取りに比べると文字を読む方はまだマシ・・・とは言っても、街を歩いていて「これは何だ?」と首をひねることはこれまた何度もあります。

 今回の旅行で最後に泊まった所はソウルの新村。前に1度だけ延世大をちょっとのぞいてみたのが最初の韓国旅行の時、つまり1992年だったから、おっ、21年も昔じゃあないですか!?
 やっぱり学生の街たけあって、道行く人たちの平均年齢は相当に若く、私ヌルボ、浦島太郎みたいな気分。帰ってみればこはいかに(恐い蟹)です。

 そこの現代百貨店の脇にあったのが下の画像の店。入ったわけではないのですが、看板の4文字を見て意味がわからなかったというか、それとともに韓国語としてフシギな文字列なので目にとまったのです。

       

 먹쉬돈나。「シドンナ」です。最初の먹は「먹다(モタ.食べる)」の먹だから、・・・とは考えてみたのですが、そのまま続けて考えなかったのがダメでしたね。
 われわれオジサン4人組の知り合いの韓国人女性Nさんに尋ねると、「食べて休んで金を出して出ていけ、という意味です」とのこと。
 つまり내가 가!」。知ってみればな~んだ、です。

 帰ってからちょっとネット検索してみると、一昨年頃から人気のトッポッキのチェーン店だそうで、ソウルナビ等でも紹介されています。

 ところが、韓国サイトを見ると、韓国の人でも「どういう意味ですか?」と質問をしている人もいるんですね。
 で、上記の「먹고 쉬고 돈내가 나가!」という回答が寄せられているのですが、中には「먹고 쉬지말고 돈내고 나가!」つまり「食べて休まないで金を出して出ていけ!」というのもあったりして・・・。この店のサイトを見ても、店名の説明はありませんでた。

 ついでにメニューを見てみると、一番人気というチーズの他に海鮮、プルゴギ等5種類のトッポッキに、ギョーザ・ゆでたまご・おでん・春雨・天ぷら等々11種類ものトッピングがあるみたいです。行って食べてみた人のブログ記事(→コチラや、→コチラ)では「美味しい〜!」とすこぶる好評。
 しかし、元々あれこれ混ぜて食べるのが苦手なヌルボとしては、写真を見ても食欲をそそられるどころか、一昨年→コチラの記事で書いた済州島の(恐怖の)モダクチギを思い出してしまいました。
 
 韓国語といい韓国料理といい、ヌルボにとってなかなか超えられない壁が立ちはだかっています。

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