ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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韓国大統領選の在外投票のこと等

2012-12-06 20:15:57 | 韓国の時事関係(政治・経済・社会等)
 韓国大統領選挙の投票日が12月19日。
 それに先立って、今回から参加できるようになった海外在住の韓国人の投票が昨日12月5日から始まったことが新聞各紙で報じられています。(10日まで。) 

 韓国人の在外投票は、在日韓国人らが憲法裁判所に訴訟を起こし、2007年に違憲判決が出たのを受けて、今年4月の総選挙で初めて導入されたとのことです。
 今回の大統領選では、全世界では、推定約223万人の有権者のうち約22万人が登録。日本の登録者数は3万7342人。「アメリカに次いで多い」とのことですが、有権者46万2509人の8.3%という数値は、投票所の数等の問題はあるにせよ低いレベルといわざるをえないでしょう。(自分では棄権している嫌韓派の人たちがなじるいわれはないですが・・・。)
 ※世界110ヵ国・地域の、計164ヵ所の投票所で実施ということで、その労力・経費等は相当なものと推測されます。
 日本では在外選挙ができるようになったのは2000年から。(→ウィキ参照。)
 ま、これはこれでけっこうなことだと思います。

 その投票所は「東京の韓国大使館と9地域の総領事館に設置された投票所」とのことです。具体的には→コチラに韓国大使館・総領事館のリストがありますが、たとえば私ヌルボが居住する神奈川は、とコチラの記事をみてみると、港が見える丘の横浜総領事館ではなくて横浜役西口の神奈川韓国会館7階なんですね。兵庫県も三宮のセンタープラザ西館だし、必ずしも領事館ということでもないようです。しかし、投票所があるような大都市以外に住む人たちはちょっと以上に大変ですね。

 さて、一昨日4日の夜、私ヌルボ、たまたま映画鑑賞のため四谷三丁目の韓国文化院に行ってきました。そしたら、1階入って正面に次のような掲示が・・・。

          
        【「투표소」は「投票所」。在日韓国人だから必ず読めるというわけではないですが・・・。】

 「투표소(投票所)」です。そうか、韓国文化院すなわち駐日韓国大使館の建物が投票所になっているのですね。当然その前夜には会場が設営されているわけで。
 ※翌5日の投票のようすを伝えた記事は→コチラ
 ※横浜の投票所のようすは→コチラ。「統一日報」だけに、詳しく書かれています。

 その先の掲示物が、下の候補者のリスト。

       
         【漢字表記は韓国内のリストにはないのでは?】

 これを見て、「あれっ?」と意外に思う人もいるのではないでしょうか? 有力候補の1人だった安哲秀氏が下りたため候補はセヌリ党の朴槿恵氏と社会統合党の文在寅氏に絞られたのでは? とか、少し韓国の政情に通じた人であれば4日のTV討論参加者は統合進歩党の李正姫氏を加えて3人だったが、とか・・・。しかし、今回の大統領選の候補は計7人なんですね。
 朴槿恵・文在寅の有力2候補以外の各候補についても個々に見てみると興味深い背景等はあるようですが、それについては次の記事に回すとして、このリストの各候補名の前の数字に着目。

 この数字が選挙では重要なんですね。下の候補者ポスターにも名前と数字がセットになっています。

     
         【各候補の選挙用横断幕等も当然数字と名前で1セット。】

 数字のつけ方は、国会での各党の現議席数の多い順から①朴槿恵②文在寅③李正姫となり、議席0の他の4候補は抽選で④~⑦が割り振られました。

 ここで、関係サイトで在外投票の手順を見てみると、次のように記されています。
①在外投票所に行き身分証明書を提示して本人であることが確認された後、投票用紙受領確認を行い、投票用紙(1枚)と回送用封筒を受け取ります。
②記票所に入り投票用紙に1日との候補者を選択して該当記票欄に記票した後、これを回送用封筒に入れてから記票所を出ます。
 ※記票用具は記票所内に置いてあります。
③回送用封筒を両面テープで封をします(封筒に姓名は記載しません)。
④封をした回送用封筒を投票箱に入れて投票完了です。

 ふつうの日本人だとたぶん首を傾げるのが「記票」とか「記票用具」という言葉でしょう。「記名」ではないのです。
 つまり、候補者の名前をそのまま文字で記す「自書式」といわれるような日本の投票方法ではないのです。
 「記票用具」とは、下の写真のような鉛筆型のハンコ。

 
    【カタカナの「ト」のような記号は、選挙(선거)の頭文字ㅅ、かな?】

 これを候補者リストの所定の欄に捺すのです。

       
   【架空の名前にはなぜか「홍길동(ホン・ギルトン.洪吉童)」が多いような気がします。】

 本ブログの過去記事<韓国の非識字者の問題(3) 選挙は自書式投票ではなくスタンプを捺す>でもこの件については書きましたが、つまりはハングルが読めなくても、数字がわかれば大丈夫というわけです。
 その過去記事にも記したように、日本のように投票用紙に自筆で記入する投票は世界でも非常に珍しい部類に入るようです。
 しかし、日本でも「自書式」を誇っていられる時代は過去のものになりつつあるのでは、というのが私ヌルボの考えです。必ずしも日本語が書けるとはかぎらない日本人は増えることはあってもその逆はなさそうだし・・・。また記号式の方が開票作業もずっとラクで、時間的にも早くなるのではないかと思います。
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韓国内の映画 Daumの人気順位 と 週末の興行成績[11月30日(金)~12月2日(日)]

2012-12-04 23:52:59 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
 韓国文化院での「未熟な犯罪者」の特別上映会、最初は抽選で外れましたが再挑戦で当たり、今日(4日)観てきました。「あれっ?」という唐突な感じの終わり方でしたが、考えてみればナットク。「犯罪少年」の問題も「子どもが子どもを産む」問題も、まさに現実の問題だし、ハッピーエンドにしても、逆に希望のない終わり方にしてもダメなんだろうなー・・・。エンド・クレジットを見たら「提供:国家人権委員会」とありました。この委員会、これまでも「もし、あなたなら~6つの視線」等々、内容のある映画を作っています。
 先週の記事で「さあ、今後1週間で5本は観るぞっ!」と書きましたが、風邪をひいたりして結果は4本。ま、いいか。「ミロクローゼ」、周りの若い人たちはけっこう笑ってたけどなー・・・。「人生の特等席」はややサービス過剰か。「ルシアンの青春」は大分前に見た時2割くらい寝てしまったので見直し。気持ちが沈むばかりの映画ですが、ヴィシー政権下の物語でも「サラの鍵」のような感動がない点にむしろ惹かれるものがあります。

 韓国映画関係で注目情報1つ。キネカ大森で「オールド・ボーイ」「復讐者に憐れみを」の2本立て一般¥1300で7日まで上映中。8日からは「アリラン」「悪い男」です。

          ★★★ Daumの人気順位(12月4日現在上映中映画) ★★★

【ネチズンによる順位】

①SEARCHING FOR SUGAR MAN  9.4(80)
②桃さんのしあわせ  9.4(44)
③MBの思い出(韓国)  9.3(786)
④南営洞1985(韓国)  9.1(1029)
⑤未熟な犯罪者(韓国)  9.1(42)
⑥不思議の国のガーディアン  9.1(252)
⑦ファースト・ポジション  9.1(27)
⑧バービー(韓国)  9.1(28)
⑨おおかみこどもの雨と雪(日本)  9.1(255)
⑩出前持ちのウスさん(韓国)  8.9(168)

 新登場の作品はありません。
 ③「出前持ちのウスさん」はこのランク初ですが、先週興行成績の方で紹介済みです。

【専門家による順位】

①おおかみこどもの雨と雪(日本)  8.1(6)
②007 スカイフォール  8.0(7)
③あなたはまだ何も見ていない  8.0(2)
④ミッドナイト・イン・パリ  7.8(7)
⑤シュガーマン 奇跡に愛された男  7.7(4)
⑥桃さんのしあわせ  7.6(3)
⑦テイク・ディス・ワルツ  7.5(6)
⑧家族シネマ(韓国)  7.5(2)
⑨光海、王になった男(韓国)  7.2(8)
⑩ボルケイノ  7.2(5)

 初登場は⑩「ボルケイノ(火山)」だけです。2012年アカデミー外国語映画賞のアイスランドからの出品作。37年前の火山爆発で天職を失って故郷を去ったハーネス。67歳で用務員を退職して、自分の人生が空虚であることに気づく。家族とは疎遠になっていて、友人もおらず、妻との関係も色あせていた。そんなある日、偶然耳にした子どもたちの会話に大きな衝撃を受けた彼は、これをきっかけに人生を変えようと決心する。しかし、せっかく妻が好きなヒラメスープを用意して一緒に夕食をしていた中、彼の人生を根こそぎ揺るがす2度目の火山爆発が・・・。韓国題は「볼케이노:삶의 전환점에 선 남자(ボルケイノ:人生の転換点に立った男)」。日本公開は未定です。

         ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[11月30日(金)~12月2日(日)] ★★★

         光州闘争の犠牲者遺児の復讐物語「26年」がトップに

【全体】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(13)・・26年(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・・663,653・・・・・・・・・・803,135 ・・・・・・・・5,908・・・・・・・609
2(7)・・不思議の国のガーディアン ・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・・277,108・・・・・・・・・・361,682 ・・・・・・・・3,022・・・・・・・472
3(1)・・オオカミ少年(韓国) ・・・・・・・・・・・10/31 ・・・・・・・・・・・・・・・265,143・・・・・・・・6,519,617 ・・・・・・・45,684・・・・・・・415
4(2)・・トワイライト・サーガ・・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・220,080・・・・・・・・2,390,673・・・・・・・・17,060・・・・・・・351
        ブレイキング・ドーンPart.2
5(4)・・私が殺人犯だ(韓国)・・・・・・・・・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・176,698・・・・・・・・2,471,302 ・・・・・・・18,477・・・・・・・315
6(3)・・ドント・クライ・マミー(韓国) ・・・・・11/22・・・・・・・・・・・・・・・・136,725・・・・・・・・・・883,122 ・・・・・・・・6,187・・・・・・・339
7(9)・・音痴クリニック(韓国)・・・・・・・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・・127,224・・・・・・・・・・206,264・・・・・・・・・1,388・・・・・・・361
8(6)・・光海、王になった男(韓国)・・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・・・54,184・・・・・・・12,167,314・・・・・・・・87,899・・・・・・・128
9(5)・・南営洞1985(韓国)・・・・・・・・・・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・・・31,100 ・・・・・・・・・305,792・・・・・・・・・2,176・・・・・・・216
10(42)・・人生の特等席 ・・・・・・・・・・・・・11/22 ・・・・・・・・・・・・・・・・11,261・・・・・・・・・・・17,225 ・・・・・・・・・・124・・・・・・・129
       ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 今回の新登場は1位と10位の2作品だけです。
 4週連続1位だった「オオカミ少年」に代わって1位になったのが「26年」。これについては、本ブログ2011年10月31日の記事<カンプルの漫画「26年」と5.18光州民主抗争>で書いたように、原作は人気漫画家カンプルのウェブトゥーンです。1980年5月の光州民主化運動で親を殺された子どもたちが成人となって、事件の26年後に親の敵(かたき)である「그 사람(その人)」に復讐を企てるという物語です。その成長した子どもたちとは、暴力団員、国家代表の女性射撃選手、現職警察官、大企業の総帥、私設警護企業の室長等。またこれも今年1月8日の記事<カンプル原作の映画「29年」、再び製作される見通し!?>で書いたことですが、この映画は2008年に製作が企図されたものの「投資状況がうまくいかなかった」ことと「政治的外圧」によりいったんは頓挫。しかし今年に入ってネットを通じての資金集めを展開したりしてようやく完成・公開にたどりついたというわけです。しかし、名前はぼかしているものの、チャン・グァン演じる「그 사람(その人)」は現存の元大統領・全斗煥(81歳)ですからねー。よくこういう映画が作れるものです・・・。少し気になるのが原作とどの程度違うのか、という点。とくにラストはやっぱり原作そのまましかありえない、のかな?
 10位「人生の特等席」は、日本では1日遅れの11月23日に公開されました。

【多様性映画】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(4)・・私たちのバカ兄貴 ・・・・・・・・・・・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・10,585 ・・・・・・・・・・・・・15,382 ・・・・・・・・113・・・・・・・・・・62
2(新)・・夜のとばりの物語・・・・・・・・・・・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・2,439・・・・・・・・・・・・・・・3,130 ・・・・・・・・・24・・・・・・・・・・19
3(2)・・桃さんのしあわせ・・・・・・・・・・・・・・・11/22・・・・・・・・・・・・・・・1,038・・・・・・・・・・・・・・・6,864 ・・・・・・・・・51・・・・・・・・・・14
4(5)・・私が告白したら(韓国) ・・・・・・・・・・・11/15 ・・・・・・・・・・・・・・・・965・・・・・・・・・・・・・・・9,486 ・・・・・・・・・71・・・・・・・・・・13
5(3)・・テイク・ディス・ワルツ・・・・・・・・・・・・・・9/27・・・・・・・・・・・・・・・1,444 ・・・・・・・・・・・・・60,929 ・・・・・・・・485 ・・・・・・・・・・4

 新登場は2位のフランスアニメ「夜のとばりの物語」だけです。日本では6月に公開されました。韓国題は「밤의 이야기」。
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韓国のTV番組 週間視聴率ベスト20(2012年11月19日~25日)

2012-12-02 23:57:16 | 韓国のTV番組 週間視聴率ベスト20
 2ヵ月に1回の記事です。前回は→コチラ
 11月26日にupすべき記事でしたがうっかりして遅くなってしまいました。

 データの出所は韓国の視聴率調査機関TNmSのサイトです。

 【11月19日(月)~25日(日)】

①週末連続ドラマ「私の娘ソヨン[내 딸 서영이]」(KBS2)  32.0%
 10月の「中央日報」(日本版)の記事によると「週末にどうしてこのような陰湿なドラマを見せるのか」等の非難が少なくないようで・・・。公式サイト(→コチラ)の中の「시청소감(視聴所感)」をちょっとのぞいてみると、たしかに今日も「짜증나는 드라마. 주말엔 좀...(いらだたしいドラマ、週末にはちょっと・・・)」というコメントがありましたが、と言いながらも見ちゃう人がすごく多いってことですね。
 さてこの番組、来年1月26日から「いとしのソヨン」という邦題で<KBS WORLD>で放映されることになりました! 詳しくは→コチラ参照。

②日日連続劇「がんばれミスター・キム[힘내요 미스터김]」(KBS1)  25.8%
 「星も月も取ってあげる」の後続番組として11月5日から始まりました。SHINHWA(神話)のキム・ドンワンが主人公キム・テピョンを演じています。大体、韓国ドラマは逆境の中で健気に生きる主人公が多いようですが、彼もまさにこれ。10歳の女の子、死んだ姉の娘(15歳)、19歳の脱北少年(!)まで血縁関係のない子ども3人(+1人)の保護者で、仕事は清掃夫兼家事手伝い。一方これも韓国ドラマに不可欠なお金持ちの会社経営者の家に家事手伝いに行くことになるのですが、その家の娘イ・ウギョン(ワン・ジヘ)がテピョンの姪の中学校の担任。この偶然は許容範囲。これにテピョンに片思いをする養護教諭もいたりして・・・。これはそんな悪いヤツはいなさそう。「温かい、現実離れしていない(←そうかな?)連続ドラマ」なんだそうで・・・。ドンワン君のファンのブログ記事を見ると「エプロン姿(しかも花柄!)かわいいですね~!^^」ですと。あー、そーですか。

③週末特別企画ドラマ「メイクィーン[메이퀸]」(MBC)  21.7%
 ヒロインのヘジュ(ハン・ジヘ)はドヒョン(イ•ドクファ)の悪行を知って、カン・サンに会い、「お兄ちゃん、復讐しましょう!」と・・・。うーむ、こういう展開になってるのか。好評につき6話延長となったそうで、このランクも前回から3つ上昇。

④ギャグコンサート[개그콘서트](KBS2)  21.4%
 前回と同順位です。

⑤KBSニュース9(KBS1)  20.6%

⑥日日ドラマ「それでもあなた[그래도 당신]」(SBS)  19.5%
 10位から4つ上昇。5月 21日に始まったこのドラマ、12月4日の120話が最終回。設定からしてすごいドロドロしてるなー、と思いましたが、気持ちスッキリのエンディングになるのかなー? DAUMの評点(→コチラ)は平均3.9(10点満点)の低さ、やっぱり皆さんブツクサ言いながらも見てるようです。

⑦日曜日がいい[일요일이 좋다](SBS)  18.2%
 1ランクアップしました。

⑧無限挑戦[무한도전](MBC)  18.5%
 5位から3ランクダウン。

⑨ハッピー・サンデー[해피선데이](KBS2)  16.9%
 圏外から復活。

⑩創社51周年特別企画<馬医>[마의]」(MBC)  16.2%
 10月1日から始まった時代劇ですが、韓国の人たちは「마의」という字を見て馬の医者とわかるのでしょうか??  朝鮮最初の漢方外科医・白光[ペク・グァンヒョン.1625~97]の波乱に満ちた生涯をチョ・スンウが演じます。卑しい身分とされた獣医師から、医師の最高位・御医(어의)の座に上がるまでの物語。脚本は「イ・サン」、「トンイ」等を書いたキム・イヨンです。

⑪KBSニュース7(KBS1)  12.4%

⑫ラブ・イン・アジア[러브인아시아](KBS1)  15.3%
 3ランクダウン。

⑬視聴者コラム「私たちが暮らす世の中[우리사는세상]」(KBS1)  15.0%
 1998年から続いている番組。平日の18:55~19:00の5分間流される、世の中を少しでもよくしようと寄せられる視聴者の声。コチラのサイトから過去の放映分が見られます。

⑭テレビ小説「愛よ愛よ[사랑아 사랑아]」(KBS2)  14.7%
 5ランクアップしました。検事が登場するドラマも日本より多いみたい。

⑮「6時 私の故郷[6시 내고향]」(KBS1)  14.7%
 1991年5月から続いている番組なんですね。それも月~金の18:00~18:55。そして今年4月9日にはなんと5000回を迎えました。
 <アジアプレス>の記事(→コチラ)によると、韓国では10月25日からデジタル放送へ切り替えられたため、北朝鮮でこっそり韓国の放送を見ていた人たちが衝撃を受けているんですと。そして彼らが夕方特に楽しみに見ていた番組がコレだそうです。

⑯瞬間捕捉 世の中にこんなことが[순간포착 세상에 이런 일이](SBS)  14.2%
 視聴率は微増ですが順位は1ランクダウン。

⑰「人間劇場[인간극장]」(KBS1)  14.0%
 月~金の7:00~7:35に放映しているドキュメンタリー番組です。

⑱知りたい話Y[궁금한 이야기 Y](SBS)  13.8%

⑲水木ドラマ「田禹治(チョン・ウチ[전우치]」](KBS2)  13.6%
 「世界のどこにもいない優しい男」の後続番組として11月21日に始まりました。チャ・テヒョン主演で、古典小説「田禹治伝」に基づいたフュージョン時代劇。2009年カン・ドンウォン主演で映画化されていますが、ソチラは古典をモチーフにしながらも主要背景は現代。

⑳韓国人の食卓[한국인의밥상](KBS1)  13.2%
 11月22日の放送では、智異山(チリサン)のトラジ(キキョウの根)がメイン。チェ・プラムさん、読み筋通り民謡の「トラジ」を口ずさんでました。トゥングルレの根茎も、映像では初めてみました。20年前初の韓国旅行で、トゥングルレ茶というの見て辞書を引いたらアマドコロとありました。漢字だと甘野老、一瞬アマエビかと思ってしまいました(笑)。
 トラジについては、→コチラのブログ記事に詳しく書かれています。番組では7年物とか出てきましたが、この記事によると20年を越えるというのがあって、薬効がすごいとか・・・。
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