堺市美原区木青会館のきもの教室でした。
最近、スタッフさんだけで着付けに行く場合も多くなり
お客さまとのご相談内容で質問があったので
出張着付のご相談で良く承ることを先生方の経験も踏まえ、皆さんにお伝えしました。
お宮参りや七五三、結婚式の依頼が増えておりますが、
特にお宮参りとこれから始まる七五三のお母様やおばあ様の装いについて
ホームページのコラムもう迷わない「きものの選び方」にも少し簡単に説明しておりますが
最近は、結婚式なども多様化し、TPOに応じた内容が少し厳格ではなくなってきました。
でも格式を重んじられ方は、TPOに応じて、昔ながらのそれぞれに相応しい着物を選びます。
お客さまからの相談内容は、少しイレギュラーが多く悩んでしまうようですわ。
◎ お宮参りの母方のおばあ様でお、色無地の色目が娘さんの色目とかぶるので、急遽ご自身のお母様の地味な小紋を持参されたそうです。
出先でお客さまがそのお着物しかお持ちでない場合は、そのままお着付けするのですが
両方あって、ご相談を受けたり、お自宅の場合は
もしTPOが間違っていた場合は、お客さまの意向を聞きながら、
説明させて頂きます。
嫁ぎ先が、格を重んじられる方かなどもお聞きしてお話しさせて頂きます。
本来は、ご相談を受けた場合は、娘さんと色目が同じになってもやはり色無地です。
我が家もそうですが、母方の私が、赤ちゃんを抱っこする場合があるので
男の子の場合は、淡いピンク系の方が祝い着が引き立つ場合があります。
琉守の時、娘も私も寒色系の着物を着てしまい、祝い着が黒
男性陣もダーク系で、今考えるととてもシックと言えばいいのですが、暗い感じの記念写真になってしまいました(^-^;
二人目3人目は少し考えました。
七五三もお宮参りもほとんど同じで、付け下げ、色無地(縫い紋)、江戸小紋(縫い紋など)ですが、紋が無くても袋帯を締めてお出掛けできます。
特例ですがこんな事も
着付の仕事をはじめた頃、お宮参の叔母様の着付を頼まれ
普通の大島に袋帯を言うコーディネイトで着付をさせて頂きました。
それしか出されていなかったので、それでお着付けを始めましたが
着付途中で
大島に合う帯を呉服屋さんで購入してきたと
これは呉服屋さんが、帯を選ばれたと言われていました。
大島は高価だから、帯びは袋帯が良いと(;'∀')
今考えると、もしかしたら、お客さまが大島で行きたいと言われたから、袋帯を出されたのかもしれません(^-^;
ご自宅だったので、お話しするか迷ったことを覚えています。
色無地もお持ちだったのですが、相手方に大島で行くと言われていた様で
そのままのお着付けとなりました。
ご希望がある場合は事前相談も大事ですね。
と一例をお話ししたり、小紋と間違う様な色無地や部分的に大島織り込んである訪問着など
珍しいものを谷先生に見せて頂きました。
結婚式の依頼も増え、振袖だけでなく、留袖の復習
留袖の襟が立っていますね、衣紋の抜きも少ないのと補正な関係でしょうか。
褄さき上がり、右の方は、もう少し上げても良いかしら
私は振袖を着付けてもらいました。右の自主練の時より、バランスが良くなっていますね。
最後に自分の着物を着せてもらいました。
鮫小紋ですが、友人に頂いた洒落袋(染め帯)をしていますが、金箔が施されているので、街着としてではなく、
衿元と帯締めを変えて、外出着としても着て行けます。
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