愛のお年玉
「下つき」を気にすることはありません
女性の大切なものが上についているか下についているか?
そのことは昔から男性にとっては楽しい話題だったようです。
でも、実際には女性の大切なものと言っても、外陰部のことではなく膣の開口部の位置を問題にしています。
開口部が肛門から遠い場合を「上つき」、肛門に近い場合を「下つき」と呼ぶようです。
上つきは名器、下つきは淫乱などという俗説があります。
そういうわけで、女性がこの事を耳にすると、自分のものが上つきなのか下つきなのか、気になる人も居ると思います。
でも、これは医学的にはまったく根拠のないことだそうです。
ちなみに肛門から膣までの距離は、4cm程度であるのが一般的とされています。これが5cmだったり3cmだったりしても、ほんの微妙な差です。極端な違いはありません。
つまり、10cm離れているとか、1cmしか離れていないというようなことはないはずです。
だから、それほど気にすることではないと思います。
上つき、下つきが問題になるとすれば、セックスする時の体位やペ○スの挿入角度を工夫することで問題が解決するはずです。
膣の位置だけで快感が左右されるわけではありませんよね。
体の構造よりも、もっとも感じやすい体位をボーイフレンドと工夫することが大切だと思いますよ。
『下つきだねって言われて。。。(2006年3月18日)』より
清水君に去年の3月に“下つき”だと言われてレンゲさんは心の奥深いところで、かなり傷ついたのですよね。
そうですわ。デンマンさんは、また思い出させるのですわね?
違いますよ。僕はレンゲさんがその心の痛手から立ち直ったと思っていますよ。レンゲさんは確かに気にしないようにしています。当然の事ですよ。医学的には何の根拠もないのだから。。。でも、清水君の意識を変えることができない。彼の意識を変えるのは、清水君に詩に興味を起こさせるようなものですからね。
あたしの心の虚しさと、その事が関係しているとおっしゃるのですか?
そうですよ。清水君は“下つきの女は淫乱な女だ”と思い込んでいますからね。
あたしは、もうこだわらないようにしているのです。
でもね、レンゲさんはこだわっているのですよ。
どうしてそのようにおっしゃるのですか?
“デンマンさんはあたしが性愛の渇望に
悩まされていると思い込んでいますわ”
レンゲさんが僕にこのように言うのも、清水君に言われた事が気になっているからですよ。違いますか?
そうだとは思いたくありませんけれど。。。デンマンさんに言われると、確かに洋ちゃんに言われた事が意識しないところで気になっているのかもしれませんわ。
Subj: わたしは基本的には性的に淡泊
Date: 04/04/2007 15:06:33 PM
Pacific Daylight Time
From: renge@chan.co.jp
To: barclay1720@aol.com
デンマンさんは、わたしが性愛の渇望に
悩まされていると思われているようですが、
決してそのようなことはありません。
「大人のからだ」になってからは、
以前よりも、性欲…というか、
そうそう「したーい!」とは、思わなくなりました。
良いセックスでなければ、する意味がないし、
むしろ時間の無駄なので、つまらないセックスは
したくないんですよね。
そのかわり、良いセックスのときは、
元気全開です。ははははは。
(後略)
『萌える女でいたい (2007年7月2日)』より
つまりね、レンゲさんの上の言葉を借りるならば坂田さんに抱かれる時には心が全開して、上の詩で書いたように“身も心も一つになって”離れたくないほどにイクことができるのですよ。
洋ちゃんの時にはあたしの心は全開していない、とおっしゃるのですか?
その通りですよ。心のどこかにこだわりがあるのですよ。レンゲさんが心を全開して抱かれると清水君に淫乱な女だと思われてしまう。だから、全開できないのですよ。
そうでしょうか?
レンゲさんは、自分の体に鞭打ってでも清水君とベッドで満ち足りた思いで愛し合おうと努力しているけれど、ふと一人になった時に心の奥深いところが虚しいのはそのためですよ。
そうでしょうか?
しかし、そのこだわりは、ちょっと考え方を変えれば無くなるものですよ。
どのように変えればよいのでしょうか?
分かりませんか?
マジで分かりませんわ。
じゃあ、その答えは新年のお年玉にしますよ。今夜は除夜の鐘でも聞きながら、あまり無理をしないで清水君と愛し合ってくださいね。
【レンゲの独り言】
また、デンマンさんの理屈によって、
煙に巻かれてしまったような気がするのですわ。
でも、あたしは“下つき”だと無意識にこだわっているのでしょうか?
自分では気にしていないつもりなのですけれど。。。
いづれにしてもデンマンさんのお年玉が楽しみですわ。
では、あなたも素晴しい新年をお迎えください。
『禁断の愛 (2007年12月31日)』より
レンゲさん。。。なんとなく浮かない顔をしていますね?
だってぇ~。。。
だってじゃないですよ。今日はまだ2008年になって2日目ですよ。昨日が元旦。まだ松の内ですからね。ちょっとニッコリしてくれませんか?
にっこり |
これでいかがでしょうか?
うん、うん、うん。。。かわゆいなあああぁ~。。。正月の3が日ぐらいは、嫌な事も忘れてニコニコしていてくださいよ。。。それで。。。清水君との秘め始めはどうでした。。。?
ええっ。。。?
秘め始めですよ。
姫始めですか。。。?
姫始め(ひめはじめ)
姫始め(ひめはじめ)とは、1月2日の行事であるが、由来は諸説あってはっきりしておらず、本来は何をする行事であったのかも判っていない。
一般には、その年になって初めて夫妻などが交合することと考えられている。
最も有力な説は、正月の強飯(こわいい。蒸した固い飯。別名「おこわ」)から、初めて姫飯(ひめいい。柔らかい飯)を食べる日というものである。
昔は、祭の間には強飯を食べ、祭が終わると姫飯を食べていた。
他には以下のような説がある。
○ 飛馬(ひめ)始め - 乗馬初めの日。
○ 火水(ひめ)始め - 火や水を初めて使う日。
○ 女伎(ひめ)始め - 衣服を縫い始める日。
○ 秘め始め - 夫婦が初めて秘め事をする日。
○ 姫糊始め - 女性が洗濯・張物を始める日。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一体デンマンさんはどの事を。。。?
やだなあああぁ~。。。そうやって、わざとらしく聞き返さないでくださいよゥ。これまでの話の進み具合から決まっているでしょう?“秘め始め”ですよゥ。
デンマンさんは、あたしにニッコリとさせておいて、また正月早々からあたしを悲しませるのですかぁ~?
つまり。。。、つまり、やっぱり清水君とはベッドの中でダメだったのですか?
正月になったからといって急に良くなる訳がないじゃありませんか?でも、秘め始めは1月2日の事と書いてありますわ。
僕も知りませんでしたよ。僕は除夜の鐘を聞きながら新年を迎え、その余韻に浸りながらシコシコと始めるものとばっかり思っていましたよ。。。うへへへへ。。。。
お正月早々、そのヤ~らしい笑いだけは止めていただけませんかア?
分かりました。
それで、今日、あたしの悩みを解決するためのお年玉をいただけるはずですよねぇ~?
僕はすでにレンゲさんに、そのお年玉を上げたつもりですよ。
ええっ?。。。マジで。。。?あたしはまだいただいていませんわア。
昨日の記事の中に書きましたよ。
恋ひと文字
恋という
言葉におもう
きみのこと
ひと文字なるも
心にあふれる
by merange
2007.12.10 Monday 12:01
昨日、読ませていただきましたわ。でも、デンマンさんの短歌は、めれんげさんが作った短歌をもじって書いた返歌でしょう?めれんげさんが一番嫌っている詩の“アイコラ”ですわア。
いや、決して詩のアイコラではありませんよ。僕はめれんげさんの短歌にインスピレーションを得て僕なりの感激を上の短歌の中に書き込んだつもりですよ。
つまり、めれんげさんの短歌に対する返歌であるとともに、あたしにくださったお年玉なのですか?
そうですよ。
でも。。。でも。。。いったい、どういう意味があるのですか?あたしの悩みを解決するための秘策が上の短歌の中に込められているとデンマンさんはおっしゃるのですか?
もちろんですよ。。。レンゲさんには上の短歌の中で僕の言おうとしていることが分からないのですか?
あたしは禅問答のようなことは大嫌いなのですわ。
ん。。。? 禅問答。。。?
そうですわ。。。デンマンさんの短歌を読んだだけで、あたしの悩みが解決するなら、この世の中には戦争が無くなってしまいますわア。
うん、うん、うん。。。そうなって欲しいものですねぇ~。。。うしししし。。。
デンマンさん!。。。お正月早々からそのような寝言のような事はおっしゃらないでくださいな。駄洒落(だじゃれ)は止めて、マジであたしの悩みを解決してくださいなア。
しょうがないなあああぁ~。。。僕の言おうとしていることが分からないのですかア?。。。
分かりませんわ。
あのねぇ~。。。現在レンゲさんは清水君を愛している、と思っているようだけれど、その愛は未来を見つめた愛ではないのですよ。つまり、二人の将来を考えている愛ではないのですよ。
どう言う事ですか?
馴れ合いになっている色あせた愛。。。つうかあああぁ~。。。マンネリした形だけの愛ですよゥ。。。だから、レンゲさんが独りになって自分を見つめる時。。。心の奥に虚しいモノを感じてしまうのですよゥ。
ちょっと。。。ちょっと。。。それは言いすぎですわア。
だって、そう言う事でしょう?レンゲさんは上のメールの中で言っているのですよ。