日本語字幕無しの輸入版DVDを購入して昔見た映画「テラー・ファーマー」ですがDVDを誰かに貸したままだかで行方不明になってました。U-NEXTで配信されていたので初めて日本語字幕付きで見直す事が出来ました。字幕があるとストレス無く見れるけど台詞の内容が分かったからどうこうというもんでもない無茶苦茶な内容の映画です。かなり忘れてましたが騒がしくクレイジーな映画です。
この映画の中の盲目の映画監督役でも登場するロイド・カウフマンは52歳という事でした。丁度、今の僕と同じ歳です。52歳でこんなクレイジーな映画を作っていた彼はやはり凄いですね。後にもクレイジーな映画を作り続けてます。
今作はちょっと破綻しまくってるけどインディペンデント映画の心意気とメジャー映画への反抗心が感じられます。
怒りや思想を馬鹿馬鹿しくも面白可笑しく映画にぶつけている気がしました。
字幕付きで見て理解出来たのはゲイとか少数派への理解や逆説的にレイプ被害の怖さや怒りが描かれているようにも思えますが無茶苦茶過ぎて何処まで本気か良く分からない作りとなっておりました。
エログロやスカトロな汚い場面満載のメジャー映画では見れないようなトロマ版ジャーロ映画的な映画ですね。
来日した監督にこの映画のスチル写真にサインをして貰い自分の作った映画のVHSをプレゼントしたのはもう随分と昔ですなぁ。映画も見てくれて褒めていただきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます