DVDで映画「シティ・オブ・ゴッド」を5.1ch 大画面にて鑑賞。ブラジルのスラム街で生きる若者の実話を元にした生々しい危険で死と隣合わせの世界を描いた凄い映画でした。ドキュメンタリータッチで描かれていますが構成や展開が実にしっかりしていて次々にエピソードと登場人物達が紹介されそれぞれが最終的には全て絡み合うという無駄の無い内容でした。命の価値が低い恐ろしい社会で悪が横行していますが悪の中の善も少しあったり権力者の交代劇や治安を守る為の悪やら一筋縄ではいかない事柄がディープに描かれてました。色々と考えさせられるものもありましたが、どうしたら良いのか分からない程の世界でしたね。
そんな壮絶な世界の中で極めて個人的な事柄なんかもしっかりと描写されていました。
なので全くの他人事としてでは無く感情移入も出来て恐怖も楽しさも感じれました。
映画としても良く出来ていて新鮮で見応えのある作品でした。
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