どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「スティーブン・キング キャッツ・アイ」

2017年08月12日 | 映画
昔レンタルビデオで2~3回借りては既に見た映画だったというのを繰り返したスティーブン・キングの映画「キャッツ・アイ」何度も見た筈なのにもう忘れていてDVDを遂に購入。
久しぶりに見直しました。禁煙のエピソードは覚えていたがオチは忘れてたので新鮮に見れた。煙草を吸う身としてはなかなかキツいものがありましたね。高層ビルの縁のエピソードとごっちゃになってましたが、それは別な話で2話目でした。3話目はドリュー・バリモアが出てるグレムリンもどきな怪物が出てくるエピソード。特撮がなかなか良く出来てて面白い。全体的にテンポも良く楽しめる憎めない娯楽作品に仕上がってました。キングの他の映画に纏わるちょっとした遊び心のあるカットもあって面白いです。
3つの関連性の無いエピソードを一匹の猫を通して繋いで見せてくれます。
その主役とも言える猫ちゃんがとにかく可愛くて猫らしい動きを思う存分見せてくれてます。猫なのにアカデミー賞級の良い芝居?でした。撮影は根気がいったんじゃないかな…。


コメント

「クーリエ 過去を運ぶ男」

2017年08月11日 | 映画
随分前にテレビ録画していた映画「クーリエ 過去を運ぶ男」を鑑賞。
ミッキー・ロークが出ているという事で録画したのだが出番は最後の方だけでしたね。だけどインパクトを残す役ではありました。物語がなかなか面白くてどうなるのか分からないサスペンス的な要素もあり楽しめたけど、ちょっと最後話についていくのが難しかったというか完全には理解出来てはいないかも。だけど途中から薄々予想はつきました。なのでミッキー・ローク主演の昔のアノ映画を連想したりもしつつ見てました。
冒頭の合成場面がバレバレでちょっと安っぽい印象も持ったりしたけど、その後は特に気になるような場面は無く自然に見れたかな。
主演俳優さんも渋い味があって良い雰囲気が出ていた。「ウォッチマン」にも出ていた人でしたね。


コメント

「バニー・レークは行方不明」

2017年08月10日 | 映画
先日見た映画の主演女優キャロル・リンレイが良かったので他にどんな映画に出てるんだろうと調べてたら「バニー・レークは行方不明」というのがあった。会社の先輩に話たら見る価値あり!との事でDVDを貸してくれた。
そして見たのですが面白かった。見始めたら止まらなくなるような惹き付ける展開。似た内容の映画はいくつか見た事あるからか少し展開を読めたりはしたけど徐々に明らかになってゆく見せ方や進め方が絶妙でした。
結末は書きませんがエーッ!ってな感じであります。キャロル・リンレイは相変わらず美しく不安気な雰囲気と合ってました。キア・デュリアは「2001年宇宙の旅」のイメージしか無かったけどこういう役も演ってたんですね。
瞳がロボットみたいというか非人間的でそこが良かったです。
チョイ役で大好きな映画「恋のエチュード」の女優さんも出ておりました。
ソウル・バスによるタイトルワークもシンプルで洒落ていて良かったです。


コメント

「ジュラシック・ワールド」

2017年08月06日 | 映画
テレビ録画していた映画「ジュラシック・ワールド」を鑑賞。劇場で3Dで観て以来でした。今回は新日本語吹替版ってのを売りにしてましたが男の方はちょっと違和感を感じたかな。
CGの恐竜が見所の映画なのでまぁ良いのですが…。
劇場で見た時は普通に面白かった印象でしたが今日見直してみると本当に良く出来た映画だと思いました。飽きずにあっという間に見れちゃいます。
だけど、なんかやっぱり普通に面白かったという感じですね。なんか癖というか引っかかりが少ない気がするし後半は都合良すぎでした。
好きな所はTレックスが活躍する所ですが劇場で見た時の方がやっぱり迫力あって良かったです。
テレビ放送なので仕方が無いけどエンドロールが次回放送の番宣なのがあまりにも急に世界観の違うもので余韻に浸れないのが残念でした。


コメント

「太陽の爪あと」

2017年08月03日 | 映画
ポスターの柄は知っていて前から気になってた映画「太陽の爪あと」をDVDで鑑賞。どんな内容か全く知らずに見始めましたがラブクラフト原作らしい。冒頭から怪しげで特異な展開でタイトルのデザインも良く画面に映る主演女優キャロル・リンレイの顔の美しさに惹かれました。
撮影にも独特の美しさがあり何が起きてゆくのか分からない不思議な違和感と共に物語に入ってゆけました。
何が起きても不思議じゃない雰囲気がジワジワとサスペンスを盛り上げていて個性的なキャラクターが生きてます。
最終的には想像を超えるような衝撃というのは無かっだけれど、哀しみと愛情が感じられるものがありました。
ラストの火事の炎が絵になっていて映像的にも印象的。
良い映画だったと思います。


コメント

「ストーカー」

2017年08月02日 | 映画
ブルーレイで久々に映画「ストーカー」を鑑賞。
大阪での「シネマだいすき!」っていう深夜番組を録画したビデオで一度見て以来で水や犬等のモノクロの映像は凄く印象に残っているのだが内容は全く覚えていませんでした。その時期に色々とアンドレイ・タルコフスキー監督の映画は見たのですが、どれもあまり覚えておらず中では「ストーカー」が1番面白かったというか良かった気がします。
久しぶりに見ると映像の美しさとカメラワークの良さや構図に照明に惹きつけられた。何というか写真を見ているようです。
話はゾーンとか宇宙人?の絡むもののようで謎に興味を持って見れますが結局の所、何かが出てきたりとかする事も無く淡々と進みます。
その中で色々と哲学的な事とかが語られたりもするのですが印象的だったのは若いと柔らかい。歳を取ると硬くなるみたいな内容。色々と考えさせられたりしました。なんだか人生の道程を見ているような気もしました。
ストーカーという案内人?は天使か死神のようにも感じられて現生の世界と死後の世界の橋渡し人のようにも思えたりもした。もしくは宇宙人だとも。
最後の子供の超能力?に更に色々と空想が膨らみつつ曖昧に終わりましたが色々な捉え方の出来る不思議な映画だった。
昔見た時も今日もだけど途中で何度か集中力に欠けてしまい何回かに分けての鑑賞となりました。どうも劇場で無い限り彼の映画は通して見るのはしんどい気がします。長いしね。


コメント