どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「決着」

2024年10月08日 | 映画
短編映画「決着」を大画面にて鑑賞。久々に見た主演の加藤雅也の渋い表情と存在感に惹き付けられるハードボイルドな映画でした。
物語としての背景や意味に関しては最後まで見ても正直よく分からないままだった感じで理解出来ていませんが雰囲気は良いものがありました。短編だったからそれでも良かったですが長編だったら辛かったかもしれません。




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「ロストケア」

2024年10月07日 | 映画
新作自主映画「INA Ⅲ」のロケ地でもある創造館でロケされたメジャー映画があるとの事で調べてコレだ!と分かった映画「ロストケア」を大画面にて鑑賞。長澤まさみと松山ケンイチ主演のなかなか見応えある重い考えさせられるテーマを扱った作品で内容とか知らずに見始めたのですがグイグイと静かに引き込まれて見れました。予想もしない流れに驚いたりして見れてたけど後半は描き方が定番という感じがして見応えあるけど何かちょっと都合良過ぎというかありがち感もあったかな。役者陣の芝居も見応えあったけど舞台劇を見てるようでもあって長澤まさみの芝居は一部くどい感じもした。だけど全体的に凄く良く出来てる映画で介護の事や家族の事や苦労だとかがしっかり伝わり色々な視点で考えさせられるものがあり良かったです。
さてロケ地として使われてる創造館ですが一つの窓と壁はそのままにセットで作られた壁とかで囲って随分と印象の違う部屋として上手く作られてました。知らないと同じ場所とは分からないでしょう。ギシギシ音がするであろう床の音も上手く録音整音されていて自然に見れました。流石プロの仕事してますね。







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「シビル・ウォー アメリカ最後の日」

2024年10月05日 | 映画
レイトショーで映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」を鑑賞。少人数のジャーナリストを通して描かれる体験型の架空戦争物語でした。ちょっと思っていたのと違う内容でしたが「地獄の黙示録」を思い出すような展開で色々な現場を目撃し経験して考えさせられながら目的地を目指す流れでした。
音響効果が素晴らしくメリハリの効いたもので最後の銃撃戦は凄く生々しくて良かった。
役者陣も皆良い芝居で見応えある個性がそれぞれ出てました。考えさせられる部分はあるけど基本的には娯楽作というかシンプルな筋立だったようにも感じました。まぁそこが良かった部分でもありましたが、何がどうなって戦争状態になったのかや各地の市民の状況なんかがもう少し描かれていたら良かった気もします。






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「月のキャット・ウーマン」

2024年10月04日 | 映画
ポスター見て前から気になってた昔の白黒SF映画「月のキャット・ウーマン」を大画面にて初鑑賞。狭い宇宙船の中と書割セットの月世界での舞台劇みたいな内容で単調な展開に睡魔にも襲われたりもしましたが1時間ちょいの尺なので何とか見れました。レオタード着てるだけな月のキャット・ウーマン達がなんか良い味出してて素敵でした。ありきたりな展開を見せますが最後はびっくりするぐらいあっけない結末を迎えました。
1953年の映画って事を考えると特撮も味のあるものもありました。驚く事に3D映画だったそうです。
現実に月に人類が行くのは更に後なので想像上の世界という所がリアリティ抜きな夢や楽しさがありますね。
原題は「CAT-WOMAN ON THE MOON」で後のパロディコメディ映画「AMAZON WOMAN ON THE MOON」の元ネタですね。










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「ガール・イン・ザ・ミラー」

2024年10月04日 | 映画
オリビア・ハッセーの娘インディア・アイズリー主演のホラー映画「ガール・イン・ザ・ミラー」を大画面にて鑑賞。主演女優が美しいと評判で気になってたのですが彼女の魅力と風貌に芝居がとても良くて見応えある作品でした。鏡の中の自分自身と現実世界の自分とで姿は同じでも性格の違う者が入れ替わるという内容で見せ方や1人で2人の芝居とか家族関係とか興味深くもスリリングに展開してゆきました。後半はホラー要素強めな流れになってゆきます。疎外感を感じているティーンの悩みなんかも丁寧に上手く描かれていて良かったです。後半の真相みたいな部分とかはおおよそ始めから読めてたので衝撃というのはあまり無かったけど静かに少し切なくも詩的にモヤッとしたまま終わった印象です。
モヤッとしてるので全て願望というか妄想だと捉えても良い気もします。そうじゃないと警察が無能過ぎるからね。






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「憐れみの3章」

2024年10月01日 | 映画
仕事帰りにファーストデイという事で映画「憐れみの3章」を観に行く。
今年見た「哀れなるものたち」が凄く良かったので同監督と主要キャストという事で予告は見たけど内容とか何も知らずに見ました。
3時間近くある映画で途中で睡魔に襲われたりしないかと思いましたが大丈夫でした。
内容は何だかよく分からない面が多かったけど随所に変なユーモアと予想もしない展開があったりして案外集中して見れました。
3章と邦題にあるように3つの物語が描かれてます。役者は同じだけど役は違うというもので勝手にどう繋がってゆくんだろうと思って見てましたが別物語で大きくは繋がってませんでした。エログロというか変態っぽい部分も結構あってそういう映画だったのか!って思いました。そういう役やらせたら上手いウィレム・デフォーやエマ・ストーンが静かに存在感を発揮されてました。
変わった映画で面白く見れたけど全体的に何が言いたかったのかとかテーマみたいなものは何も伝わりませんでした。そこら辺分かる人いたら教えて欲しい。だけど何か分からないけど可笑しい所や突拍子も無い驚きなんかで案外楽しめちゃったよ。
即興で適当に演奏したようなピアノの音楽や妙なコーラスとかも不思議な良さを出していて印象的でした。撮影はとても綺麗。
何気に印象に残った場面はエマ・ストーンが1人ノリノリで踊ってる場面です。本筋とは全く関係無さそうな場面でしたけどね。






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「スターウォーズ ジェダイの復讐」

2024年10月01日 | 映画
「スターウォーズ ジェダイの復讐」の特別編じゃなく有志が再現したオリジナル公開版を5.1ch 大画面にて鑑賞。画質も綺麗で久しぶりに元のバージョンを堪能出来ました。エピソード9が内容的に殆ど同じだったんだなぁと改めて気付かされました。こちらの方が好きだけど。脚本の人間ドラマ部分で良い面がありました。初めて見たのは千日前スバル座という大好きな劇場ででした。映画見る前にロビーで楽しみに待ってた事とか思い出したりしました。正直期待し過ぎてかちょっと期待外れ感もあったけど熱狂したのを覚えてます。
改めて見直しても特撮は凄いですね。CGでいじる前でも素晴らしいです。
そしてダースベイダーがやっぱり良かったなぁ。素顔は眉毛ある方が良いよ。








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