こんにちは、4回の内野です。
本日はトレセンでの訓練も5日目に差し掛かり、天候に恵まれたこともあってソロや単座での飛行が多く行われました。同志社からは自分が国内初ソロに出ることができました!
私は1年程前に総発数20数発でアメリカに渡りライセンスを取得しましたが、その後日本でソロに出ることができず、焦りを感じながらこの1年間を過ごしてきました。そんな中で固めて飛べる最後のチャンスとしてこのトレセンに全参を決めたのでした。
合宿初日から4日目まで、恐怖心から引き起こしが足りず、同じことを何度も繰り返してしまうフライトが続きました。そんな中でも私の担当だった松本教官は、ここさえ直れば大丈夫だから諦めるなと言って根気強く指導を続けてくださりました。
そして迎えた合宿5日目、今日こそは決めるという気持ちで自身の1発目に臨みました。早く場周に入り、地上でイメージしていた引き起こしをしたいと思っていましたが、そういう時に限ってサーマルに恵まれてしまい、14分も滞空をする結果となりました笑。肝心の引き起こしは、タイミングは微妙でしたが、後輪から接地することができたため、ソロに出られるかは、次のフライトに委ねられることとなりました。
そして回ってきた2発目、ソロの飛行で注意するポイントを確認されながら飛び、適切な姿勢で着陸をしました。機体から降りると、「次の13で準備しなさい、乗りたいんだろ?」とのお言葉を頂きました。
初ソロは、出発を待つ間にどんどんと緊張が高まっていき、ガチガチの状態での出発でした。(前の発航機の「ヒューズブラック真円です」の掛け声に「了解!」と答えてしまいました笑)
460mで離脱し、何度か旋回、同高度を飛んでいた立命23との交信を行い、余裕を持って300mでエントリーをしました。、、、とその途端-2の沈下帯に入り、速度を増速するも、どんどんと高度が落ちていきました。焦りながらも頭をフル回転させてRW側に経路を寄せることで事なきを得ました。怖かったと思いつつもフライトは続いています。そのまま第四旋回を回り残すところは着陸のみとなりました。
「速度チェック、パス角チェック、軸線修正、、、」
「フレアー、フレアー」(タイミング早かった!失速する!)
一度機首を下げてからもう一度引き起こし、、、
なんとか2点接地の姿勢での着陸となりました。
結果としては、早すぎる引き起こし、軸線のずれなど、改善していかなければならない着陸となりました。ただ、初めて日本の空を1人で飛んだ経験は一生忘れません。
1回稲山と写真撮影
最後に、本日のフライトで総飛行時間が40時間を超え、全国大会に必要なタスクが全て埋まりました。今後は一刻も早く単座に移行できますよう精進して参りますので応援よろしくお願いいたします。
真部
去年アメリカから帰ってきた時は来年はw-28で全国に出るって言ってたけど、東海関西競技会優勝者として頑張ってくださいね。
応援に行くからね。
松岡さん、関東からの応援もよろしくお願いします。