前田です。
本日から本格的なフライトが始まりました。
朝のブリーフィングでは12~14時がサーマル上限6,000ft(約1,800m)、14時以降にサーマル上限が10,000ft(約3,000m)のブルーコンディションが予想されていました。他の方は500kmタスクを宣言されていましたが、中村さんと私はSTART:Waikerie~TP1:Alawoona(南東 約75km)~TP2:Morgan(北西 約40km)~TP3:Wunkar(南東 約40km)~GOAL:Waikerieの300kmコースに挑戦することにしました。(方位・距離はいずれもワイケリーから)
2,500ftで離脱後、+4m/sのサーマルでまず6,000ft(約1,800m)まで上昇してから、TP1を目指しました。サーマルは一定間隔にあり、高い高度を維持することはそれほど難しい条件ではありませんでした。おそらく条件はかなり良い方で、300kmを飛ぶには比較的簡単な状態だったのだと思います。
オーストラリアのサーマルは非常に大きく、サーマル近づいたときは、周辺の乱流を顕著に感じることができます。早めに回ってしまうと上昇率の悪いコア周辺で旋回することになるので、旋回開始前にしっかりと待つこと、一番強いコアに寄せることを意識しました。特にサーマルを上向きGの感じ方で分かるようにしようと努力しましたが、外してしまうこともあり、まだまだ体のセンサーが悪いことを感じました。
TP2のMorganまでは、高度4,000ft以上では、サーマルがあっても速度を落としてグライドし、高度が4,000ftに近くなればサーマルで旋回して高度を上げるというルールで距離を伸ばしました。TP2以降はサーマル上限高度が9,500ft(約2,900m)にまで変化したものの、サーマル間隔が広がり、沈下帯も広くなったことが飛んでいてわかりました。沈下を気にして飛んではいましたが、Goal手前20kmで2,500ft(750m)になってしまい、沈下をなかなか抜けなかったためひやひやしましたが、何とかサーマルを掴み、問題なく帰ることができました。もしかしたら、ぎりぎりR/Wに滑り込めていた高度ではあったかもしれませんが、そのような高度においても冷静な頭で考えることの重要性を感じました。また高度が低くなって弱いサーマルを何とか掴もうとしている際、もちろんアウトランディングも選択肢の一つにはありました。それに関しては今年8月に滝川で受けたアウトランディング・シミュレーションの経験が非常に大きく役立ちました。着陸場所の選定もできており、「これなら着陸できる」という自信を持てていたので、サーマルに集中し、焦ってつかみ損ねるということにならなかったのだと思います。
明日も良い条件とは言われていますが、夜になって上空に高層雲がかかってきました。
1月1日も中村さんと一緒に飛んでいただく予定です。今日飛んだコースを一人でも飛べるように、経験を積んでいきたいと思います。
>川治へ
雰囲気ですが、クラブ主宰の方をはじめ皆さんフレンドリーに接していただいてます。私がもっと英語が話せればもっといろんなことが聞けると思うのですが。。
飛行データをOn Line Contest(OLC)にアップデートしました。興味ある方はご覧ください。
ますOLCのページを開き、ユーザー登録した後に、上の方にある「Competitor」タブの「List of Competitors」から「maeda」で検索すると「maeda keinchi」が出てくると思います。(※登録名を間違ってしまったので、今は「keinchi」となっています。)
個人のページに入るとフライト航跡がマップで見れたり、IGCファイルをダウンロードできます。IGCファイルは、解析ソフト「SeeYou」を使うとフライト詳細を表示できます。
OLC:http://www.onlinecontest.org/olc-2.0/gliding/index.html?c=C0&sc=&st=olc&rt=olc
私のページ:
http://www.onlinecontest.org/olc-2.0/gliding/flightbook.html?sp=2012&st=olcp&rt=olc&pi=45408
See Youのダウロード先
http://www.naviter.si/
See You本体のほかにオーストラリアの地形データも「Map」からダウンロートしインストールしてください。
本日から本格的なフライトが始まりました。
朝のブリーフィングでは12~14時がサーマル上限6,000ft(約1,800m)、14時以降にサーマル上限が10,000ft(約3,000m)のブルーコンディションが予想されていました。他の方は500kmタスクを宣言されていましたが、中村さんと私はSTART:Waikerie~TP1:Alawoona(南東 約75km)~TP2:Morgan(北西 約40km)~TP3:Wunkar(南東 約40km)~GOAL:Waikerieの300kmコースに挑戦することにしました。(方位・距離はいずれもワイケリーから)
2,500ftで離脱後、+4m/sのサーマルでまず6,000ft(約1,800m)まで上昇してから、TP1を目指しました。サーマルは一定間隔にあり、高い高度を維持することはそれほど難しい条件ではありませんでした。おそらく条件はかなり良い方で、300kmを飛ぶには比較的簡単な状態だったのだと思います。
オーストラリアのサーマルは非常に大きく、サーマル近づいたときは、周辺の乱流を顕著に感じることができます。早めに回ってしまうと上昇率の悪いコア周辺で旋回することになるので、旋回開始前にしっかりと待つこと、一番強いコアに寄せることを意識しました。特にサーマルを上向きGの感じ方で分かるようにしようと努力しましたが、外してしまうこともあり、まだまだ体のセンサーが悪いことを感じました。
TP2のMorganまでは、高度4,000ft以上では、サーマルがあっても速度を落としてグライドし、高度が4,000ftに近くなればサーマルで旋回して高度を上げるというルールで距離を伸ばしました。TP2以降はサーマル上限高度が9,500ft(約2,900m)にまで変化したものの、サーマル間隔が広がり、沈下帯も広くなったことが飛んでいてわかりました。沈下を気にして飛んではいましたが、Goal手前20kmで2,500ft(750m)になってしまい、沈下をなかなか抜けなかったためひやひやしましたが、何とかサーマルを掴み、問題なく帰ることができました。もしかしたら、ぎりぎりR/Wに滑り込めていた高度ではあったかもしれませんが、そのような高度においても冷静な頭で考えることの重要性を感じました。また高度が低くなって弱いサーマルを何とか掴もうとしている際、もちろんアウトランディングも選択肢の一つにはありました。それに関しては今年8月に滝川で受けたアウトランディング・シミュレーションの経験が非常に大きく役立ちました。着陸場所の選定もできており、「これなら着陸できる」という自信を持てていたので、サーマルに集中し、焦ってつかみ損ねるということにならなかったのだと思います。
明日も良い条件とは言われていますが、夜になって上空に高層雲がかかってきました。
1月1日も中村さんと一緒に飛んでいただく予定です。今日飛んだコースを一人でも飛べるように、経験を積んでいきたいと思います。
>川治へ
雰囲気ですが、クラブ主宰の方をはじめ皆さんフレンドリーに接していただいてます。私がもっと英語が話せればもっといろんなことが聞けると思うのですが。。
飛行データをOn Line Contest(OLC)にアップデートしました。興味ある方はご覧ください。
ますOLCのページを開き、ユーザー登録した後に、上の方にある「Competitor」タブの「List of Competitors」から「maeda」で検索すると「maeda keinchi」が出てくると思います。(※登録名を間違ってしまったので、今は「keinchi」となっています。)
個人のページに入るとフライト航跡がマップで見れたり、IGCファイルをダウンロードできます。IGCファイルは、解析ソフト「SeeYou」を使うとフライト詳細を表示できます。
OLC:http://www.onlinecontest.org/olc-2.0/gliding/index.html?c=C0&sc=&st=olc&rt=olc
私のページ:
http://www.onlinecontest.org/olc-2.0/gliding/flightbook.html?sp=2012&st=olcp&rt=olc&pi=45408
See Youのダウロード先
http://www.naviter.si/
See You本体のほかにオーストラリアの地形データも「Map」からダウンロートしインストールしてください。