こんばんは
4回生の大倉です
私は今回、自家用講習会に参加しました。
この講習会は自家用操縦士の資格を取ることが大半の人の目的ですが、私はそこまで興味がないです。しかし、自分の知らない航空法の裏側や航空工学の基礎または応用を知れることに私は楽しみを持っていましたので、今回参加させていただきました。
昨今の感染症の影響もあり、今回はオンラインで行いました。事前に講習会のシートが配られて、その設問に沿って学生たちで答えを考えていく形式でした。もちろん、最後は宮地教官に説明していただきます。
このような講習会だったため、雰囲気は和やかでした。航空部の知識を忘れかけていた私でしたが、終始楽しんで学べていました。
内容としては
・重心位置の違いによる飛行特性の違い
・バンク角によってどの程度、失速速度が変わるか
・滑空機の場外着陸は法的にOKか?
・捜索救難活動はどのような活動か
のような自家用操縦士の実地試験で聞かれるものばかりでした。
その中でも航空法は複雑と感じました。法律はややこしいです。「こう定めるけど許可あればいけるよ。でもこの機体はだめ」のような条文がいくつもあります。物事を簡潔に考えたがる私にとってはチンプンカンプンでしたね。
ただし、それは先人たちのおかげだと思いました。最近読んだ本で航空機は1930年代と比べて2100倍ほど安全性が上昇しているとの一文がありました。航空法やそれに付随する制度などは複雑で素人からすれば難解でしょう。しかし、先人たちのたゆまぬ努力があったからこそ、法律や制度は複雑になり航空機はここまで安全になったのだと思いました。
4回生にもなると航空部のある程度のことは理解していますが、その裏側や深いところまで学べると航空がより面白いものになりますね。
非常に満足した講習会でした。
関係者の方々、ありがとうございました。
さて、私事ですが9月終わりごろに機械の専門商社から内定をいただきました。
心配してくださった方々、ご心配おかけしました。来年から社会のために頑張りたいと思います。
就活も終わったので、今後は航空部に尽力するつもりです。24人ほどの組織になった航空部ですが、土台はまだ安定していないと感じます
私が卒部するときまで後輩たちと共に成長していく所存です。
長い文になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
↓自家用講習会のメモ