同志社大学体育会航空部 活動日誌

同志社航空部の活動報告を公開中!

第51回全豪選手権 最終日

2013年01月18日 | Weblog
ついに大会最終日、かわじです。

今日は朝はシーラスがかぶり、でも天気予報では昼は晴れて夜は雨の予報でした。
MTGでのウェザブリでは、晴れてくるけどあんま条件は良くなくとか言ってました。
MTG後の空はシーラスがすこしずつ晴れて来ていて、ところどころキュムラス。前線の下にいるようです。
発航開始時刻まで時間があったのでゆっくり準備を行いました。
また、最終日なので、もう係留場所には戻らないので、係留用具などをクルマに積みました。

そして、発航点へ持っていき、発航開始予定の13時になりました。上空は前線が見える形でありました。
そして1330にbenallaのクラブメンバーが上空の様子はどうかとスニフィングを行うためグライダー二機が飛びました。
この調子で飛んでくれ、競技開始を早くって思ってました。
が、すぐに帰ってきてしまいました。
ですので試合は始まらず、待機です。
14時くらいに15mクラス選手が機体に取り付き、キャノピーを開けたので開始かと思いきや、Bタスクへ変更になったのでフライトコンピュータの設定変更のために行ったようです。

オープンクラスの選手がにわかに動き出して、しかもテールドーリーとか付け出したので、何事かとShinzoさんを起こして、機体の元へ寄り、周りの選手からopenと18mはキャンセルになったよとのこと。
これで大会終わりですか?え?
で、今回の大会は終わってしまいました。
なんともまあ、今日で勝てると思ってたのですが、飛んでたら、、とか意味のない仮定なのです。

すぐにバラせる位置までタクシーして、トレーラーも移動し、すぐにバラします。
機体の運搬中に無線で全部のクラスがキャンセルになり今日はフライトなしになったことを知りました。
なのでぞくぞくと機体が押し寄せ、みんな助け合いながらバラしていました。
良いですよね、こういう助け合い。

そして、最終日ですので、夜はクラブハウスで食事会がありました。
そこでは、周りの人らと話しながら、固い肉を食べて、楽しく過ごしました。
その後に表彰式です。
今大会の表彰では、ShinzoさんはOpenクラス第二位として表彰されました。
ワインとたくさんの拍手を頂きました。
そして一緒に写真を撮って頂きました。

総合結果として、
1. LZ Lars Zehnder NSW Ventus 2CX 7434
2. 37 Shinzo Takizawa NSW Nimbus 4DM 7404
3. KT Andrew Georgeson Qld Ventus 2CX 7394
となりました。
ブログを読んでいる方、応援ありがとうございました。

今大会にクルーとして参加していろいろ得られたので、そのことはまとめとして後日にまた書かせていただきます。
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第51回全豪選手権 Day9

2013年01月17日 | Weblog
こんばんは、川治です。
日に焼けて黒くなっています。

今日は大会9日目。飛行可能だった日としては8日目です。
朝からシーラスがかかり、どうなのかとウェザブリを聞くと、今日はトップが低い、飛べばなんとかなるさ、みんなでアウトランディングしたら遠くまで飛んだ人が勝者だとか言ってました。オージーめ。
その後にサイトを見てみると、サーマルが出る時間は二時間くらいで、早めにスタートするのがベストだと予想しました。
して、タスクは全クラスほぼ一緒で403kmです。

オープンクラスの発航順は今日は最後なので、ゆっくり準備して、発航しました。
発航前は上空はウェーブのような雲がありましたが、最後の方の発航なのでゲートオープンとともにすぐにスタートして、飛んでいきました。
そして、四時間後に帰ってきました。
いろんなクラスの30機くらいが次々降りてくる中で降りてきました。ランウェイが広いからできるのであって、四機がほぼ同時に降りたりするのを見ていると、興奮します。

今日はサーマルトップは10000feetまでいったらしいです。また、第二旋回点は沈下帯でぐっと行ってでもナビを見ると行けてなかったから引き返してもう一回回ったとか。

得点としては、今日は3位の855点。
トータルとしては2位でトップと30点差。3位とは10点差と、1,2,3位が接戦をしています。
明日がラストデイです。明日にあると予報されているサンダーストームの後の飛行が雌雄を決します。難しいコンディションですが、そういうときこそ経験がモノを言います。
雨だからダメとか今日は上がれないとか考えるのではなく、難しいコンディションこそみんなと点数差を稼ぐチャンスだと思っているそうです。

最終日、大荒れになるのか。
楽しみです。
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第51回全豪選手権 Day8

2013年01月16日 | Weblog
OBの川治です。

今日は、大会8日目。
朝はシーラスが出ていて、どうなるかと思いましたが、ウェザブリではトップは高く9000feetまであがるとかなgoodな予報。
タスクは494kmで、山の方に入って着陸できない地帯へ設定されているそうです。どうかしてます。
ということで今日は大会初めて酸素の調整装置の点検をしました。すると電池が切れていた。ので、後席の電池と交換し、事なきを得ず。
して、発航順は18mクラスの次にopenクラスとなっており、発航開始時刻は1230。
ですので、1250くらいに発航し、1330くらいにゲートオープン、平均時速120kmで飛んだとすると、4時間少しかかるので、5時半ごろにランウェイに帰ってくれば良いなとプランニングのためにShinzoさんは計算をします。
また、タスクをフライトコンピュータへセットし、オーディーというmobileSeeYouらしきものにも設定を入れます。
シンゾーさんは、主に機体に付いているPDA型のフライトコンピュータを使い、空域の確認にオーディーを使うそうです。
そして、機体を清掃し、昼食を食べ、1250くらいにテイクオフ。
openクラスが全機発航すると、無線でゲートオープンは1320だと伝えられます。
あとは、皆が帰ってくるのを待つだけです。

5時ごろに着陸点付近の小屋陰で待っていると、15mクラスの機体が帰ってきました。
まだかなと待っていると、続々と降りてきて、その中にShinzoさんの機体37が。
ですので、迎えにいき、ドーリー等を付けて、牽引して係留ポイントまで行きます。
その間に、フライトについての話を聞きます。
まあ帰りのクルマや、夕食中にも話してもらうのですが。

それによると、今日は、思ったよりサーマルは強くなく5000feetくらい、最高なので7000feetくらいだったそうです。
山岳地帯に行くまでは一人で飛んでたそうですが、前方に蚊柱のごとく群がる15mや18mなどの機体群。20機以上いたそうです。
そこに入ろうとすると、譲ってくれたり、なんかおかしな集団だなと思ったそうです。戦いにきているのか、楽しく飛びたいのか分からんとのこと。
山岳では、18mクラスの一機とたまたま一緒に飛んだそうで、よく知らない選手で、こんなやつと飛ぶの運ないなとか考えたらしいですが、やはり一人で飛ぶより二人で飛んだ方がどこにサーマルがあるかとか分かりやすいので、良かったとのこと。
その後からは、集団と一緒に飛んで、ゴールまで、着陸まで一緒だったそうです。

得点としては、本日は二位の960点。
トータルでは、前日までの一位の方が今日は点数が低くなり、三位に転落。Shinzoさんは二位に上がりトップと140点差になりました。
大会としては、あと二日残っています。
金曜は一時雨が降るとの予報がでてますが、どうなるかは、まだ分かりません。と思います。
勝っていただきたいものです。
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第51回全豪選手権 Day7

2013年01月15日 | Weblog
こんばんは、川治です。

今日は大会7日目。
同じく朝はMTGを隣の映画館を借りて行い、ウェザブリではトップが高い予想でした。
発航はオープンクラスが最初で、発航開始は1230です。
最初の発航になると、いつもより1時間用意を早めるので少し急ぎながら発行準備をします。
うちの機体は翼に水を入れていませんので、他よりも用意は簡単なのですごく楽なのですが。

そして、ビッチマン?と呼ばれる?舗装された滑走路より今日は飛び立ちました。
今日はレーシングタスクです。
Shinzoさんは1330くらいまでスタートを上空で待ち、 時間を見計らってスタートしたそうです。
予想では7000feetとありましたが、実際は5000feetくらいだったそうです。
18mクラスと一緒に飛んだそうです。

降りてくるときは他の18mクラスと一緒に降りてきました。
Shinzoさんは積んでませんが、水バラストを放出しながら着陸する様は、本当にかっこいいです。
昨日は積んでいる水を飛んでいるときに出して、調節している機体も見ました。やっぱ水バラストって、良いですよ。見た目。

さて、点数としまして。
Shinzoさんはデイリートップで1000点。
総合点としては、トップと140点差の3位です。

明日はまたしてもデイリーなのでMTG中壇上でワインをもらえるそうです。
シャッターチャンスです。
今回は撮ります。
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第51回全豪選手権 Day6

2013年01月14日 | Weblog
こんばんは、川治です。
いつも長文失礼しています。

昨日は雨のため休日でした。
そこで、家からは一歩も出ずに、本読んで、寝てを繰り返す幸せな一日でした。
本当は、メルボルンに行きたかったのですが、お仕事がたまっているご様子でしたので、ムリは申しません。

そして、今日は大会6日目。
昨日は雨だったのでジャクジーザをかけていましたので、それを取り、いつも通りに出発です。
運搬は1100-1200、最初の発航は1230です。
しかしオープンクラスは最終発航の列になりますので、発航は1330くらいです。
それまでは、機体を拭き、タスクをフライトコンピュータに設定したり昼食を取ったりして、あと空を見て、過ごします。
空を見ると至る所にガグルを組むグライダーたち。
楽しそうだなと見るだけですが、いざ入ったら監視が大変ですね。
そして、Shinzoさんが発航をし、あとは私は本を読んでいました。

今日は3時間のタスクなので、1630くらいに着陸点付近に待機していました。
すると一人の方がiPadでなにか見ています。
見てみると、機体がどこにいるかが地図に表示されています。これでご主人がどこにいるかを見ている様子。
オーストラリアは進んでいますね。

今日はShinzoさんは二位の984点でした。
トータルでは4589点の3位で、トップとは220点差です。


待機点で見たiPadのやつを帰って調べてみると、SPOTという機械でこれみたいです。→http://www.findmespot.com/Home.aspx
Flarmも標準装備ですし、この機械も大会によっては義務らしいです。
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第51回全豪選手権 Day5

2013年01月12日 | Weblog
こんばんは、川治です。
今日も今日とて大草原の大きな家からお伝えします。

今日は朝のMTGで今日は天気が悪く、トップが低い予報なのでノーコンテストになりました。
また、明日は雨なので中日として休みです。
北の台風とトラフと低気圧が近づいてきています。
ですので、まさかの二日も休暇ができました。

明日は雨なので、今日は機体をセームで綺麗に拭き、ザグジーザ(作った人の名前からザグジーザと呼ぶらしいです。要はターポリンです。)をかけました。
両翼の下に翼端受けを置き、翼端を係留し、テールはトーバーで固定します。

その係留とかしている間はShinzoさんは選手MTGに加わっていました。

その後、昼食とともに、失高表らしきものの説明をShinzoさんから受けました。
機体のL/D とマクレディ理論から計算した、何キロ離れて何feetのところから何分で目的地に着けるかという表です。
タイトルに機体名とマクレディセット値とそのときの速度とL/D、縦第一列に高度(feet)、横第一列に離れた距離(km)、表の中には何分で着くかが書いてあります。
学連の競技とは違いFAIなどの競技に必要なものとなります。
学連はとにかく決められた三角を早く回ってきたものが勝ちですが、こちらは決められた時間以上で飛んだ時間に何キロ飛んで平均時速を出して早いものが勝ちってイメージです。まだ理解していませんが。

そして、今日はShinzoさんのパソコンのバッテリーがすぐに残量が少なくなるということで、新しいバッテリーを探してくれる店に行くことにしました。
Benallaの街も美しくてスーパーもありすばらしいのですが、隣町であるshappatomという大きな街に行きました。
そこで電気屋を2件周りできる店を聞き、あと一軒行き、そこで注文してくれることになりました。
今日は土曜日でしたので、月曜に注文し、火曜に届くということで思ったより早くなんとかなりそうです。
なぜ古いパソコンを使い続けるかというと、買い替えてソフトの移行がめんどくさいってのが大きな理由としてあると思いますが、XPの方がグライダー関係のソフトが動くことが多いそうです。ケンブリッジやフラームなどの接続でXPが良いらしいです。
これはwindows7などのXPモードなどを使えば何とかなると思いますが、良いですが。
そんなことで、まだ使い続けるのでしょう。

帰ってゆっくりして、今日は明日も休みとのことで、Shinzoさんの友達が二人家に来まして、パーティをしました。
といってもいつもの食事より少し見た目良くした感じですが。

そんなこんななあんなでした。
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第51回全豪選手権 Day4

2013年01月11日 | Weblog
こんばんは、川治です。
大会4日目です。

今日は朝から久しぶりの洗濯でした。
この国では水は貴重で高価なものです。
ですので、洗濯は週に1回というのがそんなおかしなことではありません。
本当ですよ?ズボラなわけではなく。

そして、MTG前にバラストとしての鉛を買いに街へ繰り出しました。
これは、前日にフライトして高速性能が他機と比べて劣っているとの考えより、水バラストを本来翼に積むべきとなりました。
しかし、翼出しの際に水平に保つのが難しいのと毎朝翼に水を定量入れるのがめんどくさいとの考えより、Nimbusの後席に水バラストと同じ重さの鉛を載せることになりました。
これが時間がないのになかなか見つからず、三件目でようやく見つかり、購入することができました。
ロールにされたシート状の鉛で、1ロール15kgとちょうど良い重さで、数個買いました。
それをちょうどいい形と大きさに折り、機体に積みました。

MTGはいつもとかわらず、10時より開始。
表彰とウェザブリなどが行われ、マーシャリングの時間とタスクの発表がありました。
11時から12時に運搬、12時半に発航開始でした。

MTG後、会場の外で配られるタスクの紙をもらい、それより、どのようにして飛行するかの計算をShinzoさんはやっていました。
今日のタスクは、3時間30分で308kmです。
これは最低の距離でこれ以上のばすこともできます。
また、時間は3時間半以上飛んだ方が有利?らしいです。
まだルールを把握しきれていません。
Shinzoさんは、110km/hで3時間30分飛んだらどれだけ進めるかなどを場合ごとに計算して、第一旋回点をすぐに周り第二を北へ伸ばして、、などを考えて地図に書き込んでいらっしゃいました。
そして、機体のフライトコンピュータへラインナップ中に入力されていました。

私は、ラインナップ前に駐機場でテール水バラストに水を入れてました。
また、ラインナップして発航まで機体のセームアップをしました。

発航近くなると、機体の上をバスタオルで軽く拭き、Shinzoさんは機体に乗りこみ、私は合図があると翼端ドーリーを抜き、翼端を持ち、発航させます。
オープンクラスは発航は最後の方なので、第一機が発航されても機体数は60機以上あるので1時間くらいは準備する時間があります。

そして、マクドでアイスを食べ、クーラーのあるクラブハウスで本に耽り、時簡になると着陸帯に行き、回収し、駐機します。

今日は、良いスタートを切れ、バラストを載せたので良い操縦だったと満足げでした。しかし、ブルーで、全体的に弱く、スタンダードがチームフライトを組んでいるのを見て、オープンクラスで良かったと言っていました。チームフライトは規定違反であり、お茶会に来てる訳じゃないんだからとか。

気になる成績に関しましては、本日4位の903点、トータル3位です。
前日の成績は3位の866点でした。

今日まで大会を見ていて、参加したいと思う気持ちがちょっと出ています。
スタンダードクラスなど、チームフライトをしたり、ガグルを組んだり、クラブハウスで話したりと、楽しそうに見えるのです。
困った。どうしたものか。
まあまだ空港から40kmも離れたら遠いと思ってしまう初心者なので、まだまだ先は長いですが、こういう世界もあるのだと習っています。
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第51回全豪選手権 Day3

2013年01月10日 | Weblog
welcome to national contest day 3.
ってミーティングの最初にディレクターがいつも言うので真似てみました、川治です。
大会3日目です。

朝は機体の清掃をして、いつもとかわらず10時からMTGがありました。
昨日の結果発表から入り、前日のデイリーであるShinzoさんが表彰されました。ワイン進呈で、壇上で渡されました。
しかし、私のカメラの設定が間に合わず、撮れなかったです。。。またあるでしょうから、そのときに撮ったら良いのですが。
そのワインはお土産にくださいました。
次にウェザブリ。
その次にタスクの発表です。
今日は308kmです。
今日はオープンクラスは最後に発航となります。

機体の運搬時間は11時半から12時半で、13時に発航開始となります。
ミーティング終わりから時間があるので、クルマのドアの修理で三菱で直してもらおうとしましたが、なおりませんでした。
11時半までクラブハウスにいて、少し他の選手と話をして、11時半になりました。

機体の運搬はマーシャリングの時間みたいに言われており、タイダウンしている駐機場からランウェイへ移動させ、定められた列へ停めます。
みんなバラバラに動いてるのか、でも結構なんとかなってるので、考えれる人たちばかりなのでしょうか。
そして、自分の番がくるのを待ちます。
7機も曳航機があるので本当にポンポン上がります。
地上ではボランティアなのか若い人がグラウンドクルーをしています。曳航索を付けたり、翼端をもったりします。
選手は一人でやっている人や連れが翼端を持てない人だったりするので、このような人がいないと成り立たないのです。

そして、番が近づいてくると、選手は機体にのり、クルーが機体の上のホコリをタオルで取ります。
最後に翼端ドーリーを外し、水平を維持して出発を待ちます。
なぜ翼端を地面に置かないかというと、水バラスとが入っているかどうかを周りの選手に知られないためです。高度な情報戦だそうです。
それまでにボランティアクルーは索付けをし、曳航機が近づいて、そちらにも付けて、発航です。
翼端持ちは、なかなかに大変です。特にオープンクラスは翼が長いのでバランスにシビアで、風があると煽られてバランスを崩しそうになりますが、できるだけ出発して走って持っていられる最後まで持ってあげます。
以上。

そっからは、地上クルーは暇となります。
平均速度100キロ(対地対気速度とかではなく、タスクを何時間で回ったかの平均速度)で選手は飛びますので、今日は300キロのタスクなので3時間くらいで帰ってくるなと計算し、それまでに戻ってくれば、なにしてもOKです。
まあ、何もない町なので奥様はカフェへ行くとか買い物へ行くなどが多いようです。
私の場合は木陰で優雅に、コーラをガブガブ飲みながら本を読んでいます。

そして、今日は5時40分頃に着陸をなされ、急いで機体へクルマを近づけ、ドーリーなどを付けます。
すぐにランウェイから出て、駐機場へ向かいます。
駐機場では、翼に付いた虫などの汚れを落とし、キャノピーを拭きます。
その間にShinzoさんはデータを抜いて送ります。
そして、キャノピーカバーをかけて、係留して帰ります。

帰り道は20分あるので、今日はどうだったかなどを聞きます。
今日はトリッキーなことはなかったそうです。
オープンの上位二人が一緒に飛んでいることが多く、それが有利だよなとか話してました。

帰ると、当番制で今日はShinzoさんの料理です。
肉とサラダとパン、デザートにアイスとコーヒーというパターンです。

という一日を過ごしました。
これを二週間続けることになります。
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第51回全豪選手権 Day2

2013年01月09日 | Weblog
こんばんは、川治です。

今いるBenallaはビクトリア州にあり、現在夏時間で、日本時刻より二時間早いです。
このごろは21時に日没です。
また、少し北へ行くとニューサウスウェルズ州で、競技期間中はそこまでも普通に飛びます。

さて、今日は大会2日目。
朝は9時からNimbusのアンテナケーブルの位置を替えました。Shinzoさん所持のGPSナビから発せられる?と思われるノイズから遠ざける目的でした。
で、移動して、実際に乗り込んでいろいろ位置をかえていらっしゃるが、どうもGPSの電源供給元としている外部バッテリーから電波が出ている様子。
ですので、外部バッテリーは持っていかないことにしたようです。

さて、10時からは隣の映画館で昨日と同じようにMTG。
前日は14機のグライダーが場外着陸をしたようです。
注意事項として、ランウェイでタバコを吸わないようになど。
ウェザブリでは、西から来た高気圧からの風でシーブリーズ、上昇気流は時間とともに弱くなっていき6時には飛ばないし飛ばない方がいいよとのこと。
オープンクラスのタスクは、329キロです。
地上運搬は10時45分から11時45分の間にし、12時15分に発航開始予定。
最後にスコアの発表があり、前日の各クラスのデイリーが呼ばれ壇上でワインを受け取っていました。
↑これ、うらやましいですね。

MTG終了後は、時間がないので急いで機体へ行き、セームアップ。
そのあと運搬し、指定の位置に機体をセット。
全機セットし終え、発航時間前になるとオープンクラスの選手がぞろぞろ集まりだし、この風はクロスだから発航位置変えようぜ的な相談をしていて、ディレクターが来て、位置を変更することに。
で、変更し、セットして、オープンクラスのみんなATで飛んでいきました。

そして、地上クルーの私は時間をつぶす作業です。
事前に4時頃にランウェイにいてくれたらいいからと聞いていますが、町ですることがないので、乾燥フルーツを買って食べながら文庫を読んでいました。

そして、4時20分頃にShinzoさんが着陸。
すぐにドーリーなどをつけてランウェイから駐機場へ。
運搬中、15mやスタンダードが全機係留されているのを見て、なぜか質問されましたが、答えられませんでした。
Shinzoさんが聞きにいって分かったことですが、上げてもすぐに帰ってくることから、今日はそのクラスはキャンセルになったそうです。

そして、機体からデータを抜いて、ネットで提出。
すぐに解析され、結果が出ていました。
お手軽ですごく便利なものです、選手的には。

さて、帰りの道すがら、今日のフライトについて話を聞きました。
ゲートオープン時刻にすぐにスタートしたそうです。
他の選手は他の選手を見て一緒に飛ぶそうで、牽制し合っていたそうです。
しかし、今後弱くなることを見越して、前へ出ることを選択したので行ったとのこと。
サーマルなどは弱いけど、風とラインを考えて飛んだそうです。
ファイナルは本当に上昇が弱くて、山のリッジや第二波などを使って5500feet以下ならそれらを使って帰ってきたと。
その時は5500feet以上だと上昇率が悪く、風より弱い上昇を掴んでも結局は流され意味がないので、選択していたと。
疲れているのでシンプルに考えていたとのこと。
今日は、夏ではなく冬な空だと自分に言い聞かせていたそうです。
とのお話を聞けて、良かったです。


Shinzoさんがオープンでは本日最初にタスククリアしたので、スコアは1000点でデイリーです。
トータルで暫定3位です。
http://www.soaringspot.com/ausmulti13/results/double-seater/total/day2.html

明日の壇上ワインがシャッターチャンスです。逃しません。
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同志社・南山合宿 最終日

2013年01月09日 | Weblog
更新が遅くなって申し訳ありません。

二回の穂積です。

この合宿では初めてのピストをやらせていただきました。

最終日は総発数58発でした。

天気もよく、少し条件もあり、10分台での滞空者も何人か出ていました。

私も、大野の13でフライトすることができてとても勉強になりました。

今回私は大野合宿の参加も初めてだったのでとまどうことも

多かったですが、無事に終えることができてよかったです。

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第51回全豪選手権 Day1

2013年01月08日 | Weblog
こんばんは、川治です。
Shinzoさんと共にBenallaで大会に出場しています。

BenallaはVictoria州に属していて、Benallaグライダークラブが運営をしています。
アートを推している町で、人口は一万人。
マクドもありますし、水道の水も飲めます。


さて、本日は試合一日目です。
朝は10時からクラブハウス隣の映画館をまた借りてミーティングでした。
前日の反省と練習日のスコア発表、本日のウェザブリとタスク発表と注意事項です。
トラフが通過する予報で強い西風、昼頃に雨が降るかも、ブッシュファイア警報が出てる、などでした。
タスクはクラスごとに違いますが、オープンクラスは302kmのタスクです。
機体を発航位置へセットは12時から13時の間に行い、13時半から発航開始予定。

そして、私たちは12時まで機体のコンピュータのセットや給油、水バラストの調整などをして、11時半に昼食をクラブハウスで食べました。
12時に外へ出て少し雨降ってるかなと思いましたが、すぐに止み、機体を繋げて、移動開始。
ランウェイ上には指定された場所があり、オープンクラスなのでラインナップの最終列です。
そこで置き、セームアップを行いました。
すこし歩いただけの風でも砂埃が舞う乾燥した土地なので、機体はすぐに汚れます。
そして、2時半頃に発航が開始され、Shinzoさんの番は3時過ぎくらいに発航しました。
曳航機が7機?いるのでポンポン上がっていきました。
斜め45度の風という関係でShinzoさんは飛行機曳航を選択しました。
私は翼端持ちをやらしていただき、というか、翼が長いので持ちにくかったです。
それよりなにより、前に飛ぶ人たちの発航を見ていると、一人だけ失敗して翼端が地上についてすぐ離脱した機体を見たので、緊張しました。
まあ無事に送れてよかったです。
その後に空を見ると、20機くらいのグライダーがひとつのサーマルで飛んでいる光景を見ました。
こんなのは日本では絶対にできないことなので、感動でした。虫かと。

Shinzoさんを送り届けてからはクラブハウス付近までクルマで戻って、待機です。
Shinzoさんからハンディーの無線機を借りて、それで降りてきたら分かるようにしていました。
しかし、大きく時間があることは知っていましたので、地上で時間をつぶしました。
「沈まぬ太陽」おもしろいですね。
そして、7時頃に着陸の無線が入ったので迎えに行きました。
駐機場までShinzoさんが運転し、パソコンと繋げてフライトデータを機体から抜き出し、採点者に送り、機体を係留しました。

スコアについては、http://www.soaringspot.com/ausmulti13にありますが、オープンクラスで836点で5位(8名中)です。
Shinzoさんに聞くと、始めは上がりが良かったが後になると風が強くなり弱いサーマルだと流されるので良いサーマルを見つけないといけなかったそうです。帰りはずっと3000feet-4000feetをギリギリの高度でなんとか帰ってきて、帰れないかと思ったそうです。
アウトランディングした機体も何機かいるそうで、大変そうです。

明日は気温が急に下がる予報となっています。
地上クルーとしては連日40度越えとなっているのでうれしいです。
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第51回全豪選手権 開会式/練習日

2013年01月07日 | Weblog
こんばんは、川治です。
タイトル通り、ShinzoさんとBenallaで大会に参加しています。


今日は朝から機体を組んで、9時半からミーティングがある予定でした。
しかし9時前に9時からミーティングだよと他の選手に教えてもらい、組んでる途中に会場へ向かいました。

会場はクラブハウスの隣の映画館です。
9時半から来賓などを呼んだイベントで、町の有力者たちはきちんとドレスで来ていました。
10時から立食形式のティータイムで、皆にShinzoさんから紹介してもらいました。
11時からはまた会場で注意事項とウェザブリを受けて、解散でした。
そこからShinzoさんと機体を組み、ハウトレを駐車スペースに置き、昼食をクラブハウスで食べました。
また、クラブハウスでは書類チェックもやってました。
ライセンスや機体の有効期限や必要書類などのチェックでした。
そして機体のもとへ戻り、機体の整備です。
水バラストや給油、フライトコンピューターの設定などです。
それが6時頃に終わり、次に機体の重量の計測です。
計ってみると、重量が大会規定より重すぎた?らしく、水をダンプしていました。
で、それが終わって、やっと機体を係留場へ置き、帰りました。

本来今日は、フライト練習日なので、みんな練習で飛んでいましたが、Shinzoさんは飛んでいなかったです。
曳航機が7機用意されているようで、明日は見物です。

あと、スコアは、オンラインでGPSデータを提出することで、それをダウンロードし、解析するソフトが用意されているらしく、自動で出るようになっているそうです。
クラブハウスには常にプロジェクタで点数が表示されています。

そういえば、家は借りています。
まわりは農場で、羊が柵の向こうに見えます。
街灯もなく、大自然の中で暮らしています。
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全豪大会_陸送日

2013年01月06日 | Weblog
こんばんは、川治です。
今日から51st Multiclass National Gliding Championshipsに出場するShinzoさんのクルーとして参加しています。
クルーとして参加するので、昨日までのナロマインのフライト費などは全部無料になっています。

持っていく機体はNimbus4DMという高性能複座モーターグライダーです。
最初はshinzoさんの厚意で大会中も後席で見させてもらえるという話もありましたが、ナロマインで後席に乗してもらいましたが酔ってしまうことが分かりましたので、後席は空席になりました。
残念ですが、ムリをしてShinzoさんに迷惑をかけるより良いと思いました。

さて、陸送は7時間くらいかかりました。
朝は個人荷物の積み込みをし、ハウトレを繋げて出発しました。
気温は40度を超え、アスファルトが溶けてタールの水たまりができているほどでした。
運転はShinzoさんが全て行い、タイヤのバーストを常に考えていらっしゃいました。
過酷な環境です。
Benalla空港に着いてからは、駐車スペースにハウトレを停め、クラブハウスですこし他の選手と話しました。
そして、スーパーへこれからの飯の買い出し、またShinzoさんのビールと私のコーラを買いました。
私がコーラなのは、これから猛暑で体力がいるのに酒で体を無駄に疲れさせないためです。
本当はビールを飲みたいですが、コーラなら良いです。なんとか、大丈夫です。たぶん。

明日は機体を組んで、9時半からミーティングで、機体の重量などを計るそうです。
全日本学生グライダー選手権とは違って、厳しく見るみたいですね。
そこも明日は見て、書いていきたいと思います。


明日からも40度を普通に超える気温となるようですので、倒れないように、また水分補給などに気をつけていきます。
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ナロマイン最終日

2013年01月05日 | Weblog
こんばんは、川治です。
今日はナロマイン最終日でした。
ですのでやったことと言えば、機体をバラして、Shinzoさんの大会に必要なものをクルマに積み込んだくらいです。
バラし方やいろいろなところが分からないけどやっていました。
やはり運用方法が異なる所はいろいろ違うものです。
荷物は、けっこう多く、やはり高性能複座機となりますと備品も大きなものが多く、しかもエンジン付きですのでガソリンなどを入れたりして、クルマの積めるスペースが少ないと感じました。

個人的に、あまり大会準備ということはしていないように見えました。
大会が日常となっているのでしょうか。

明日は、陸送です。
といってもShinzoさんが運転するので、私は隣に座っているだけですが。

明日の運転が事故なく無事に終わることを願います。
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ナロマイン4日目

2013年01月04日 | Weblog
こんばんは、川治です。
訓練3日目です。
ナロマインへ来て、暑くて元気がなかったですが、今日はいい日でした。

今日もHornetという機体に乗ってソロで飛び立ちました。
13時30分に飛び立ち、始めのうちは上がれず、何度も場周へ入って、でも上がりを繰り返し、なんとか持ちこたえているだけの感じでした。
しかし、1時間後くらいから積雲が近づき始め、それを掴める近さまで来たら、掴んで高度を上げ最高7000feetまであげることができました。
その後も積雲がストリートになってたりして、その下をずっといました。
最高高度は8500feetくらいだと思います。
雲に入れないかなと頑張って高度をあげていましたが、ムリと分かりましたので、目標を設定してどこかへ行こうと考えました。
そこで、南39kmのtomingley?に向かいました。
ストリートを使い、次の列へ渡り、などを繰り返し1時間くらい?以上?かけて、なんとか着くことができました。
はっきり言って、地図だけで 場所を判断することができませんでした。GPSがないと分からなかったと思います。
遠くへ行くということは、空港が見えなくなるということなので、ほんとうに不安になります。
そんなわけで、着くことができ、写真を撮り、9000feetでした。
そのまま帰ろうと思いましたが、空港へ向かうも高度が足りるのか心配になり、怖くて、小さいサーマルでも掴んでできるだけ高度を失わないように帰ることをしようと思い、いろんな雲の下を行きました。
なんとか着いて、この時点で計4時間半たっていました。
やはり5時間フライトが最初の目標でしたので、これをいこうと思い、でも曳航の時間とか減らされることや発航時間の書いた時間が遅かったり、とかの要素を考えて、ある程度上空で待機して、ダイブで高度を落として帰りました。
結局5時間半の飛行時間でした。
というわけで、当初の目標を達成することができました。


明日はnimbusをバラしたり、宿舎の掃除などに費やされるので、今日がフライト最終日でした。
明日は今日より暑くなるそう(ホテルのおばあちゃん情報)なので、倒れないようにやります。
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