同志社大学体育会航空部 活動日誌

同志社航空部の活動報告を公開中!

アメリカ遠征3週目 (森 総括)

2022年08月29日 | 遠征
毎日ポテトを食べる生活が平気になった森です。

3週目は荷造りなどで忙しくしながらも、機体の予約が空いているタイミングで何発かフライトをしました。人生初のアクロバティック飛行も体験できて、とても楽しかったです。

海外で飛んでいる先輩に憧れて、元々は2回生の夏に渡米する予定でしたが、新型コロナの影響を受け、気づけば4回生になっていました。渡米前のソロは19発あり、CAB実地試験の科目も練習していましたが、2年前に発行したアメリカの練許を見ると、やはり海外で飛んでみたいという気持ちが再燃しました。研究室の予定もあり余裕の無いスケジュールでしたが、特有の地形を生かしたソアリングを経験でき、またライセンスも取得することができました。

私はアメリカに数年住んでいたことがあり、英語でとても苦労した訳ではありませんが、やはり異国の地での訓練・試験は大変でした。しかし、自分以外にも訓練をしている現地の生徒が何人もいて、お互いに相談しながら勉強することができ、無事ライセンスを取得することができました。WSCでは、16歳のライセンシーもいれば、定年後に初めて訓練を受ける人もいて、とても刺激的でした。担当してくれた教官も、ピュアグライダーの教官をしながら陸単のライセンスに向けて訓練をしておられたり、全員が常に新しい挑戦をしているような環境でした。

また、WSCはアレキサンダーシュライハーのディーラーもやっており、全国から修理や点検のために沢山の機体が集まって来ていました。真っ二つに折れた胴体を直しているところなどが見れて、とても面白かったです。普段の訓練に使う機体も、365日、整備チームがメンテナンスしており、とても綺麗な状態に保たれていました。訓練後にASK23の整備を猫の手レベルでお手伝いさせていただきましたが、学ぶことが多かったです。この時着ていた服は良く分からない液体で黒く汚れて、捨てることになりました(笑)。

訓練外でも、現地の人が温かく接してくださり、とても楽しく過ごすことができました。ハワイでウィンチを新しく購入したというパイロットとウィンチの安全性について議論したり、ニュージーランドから来られた曳航パイロットに曳航中の苦手な科目について相談したり、グライダー漬けの3週間でしたが、とても充実した時間を過ごしました。

毎日ホテルから滑空場まで往復1時間歩いたこと、一晩中コオロギの鳴き声に睡眠を邪魔されたこと、夜1人寂しく航空法と向き合ったことなど、辛いこともありましたが、今となれば全て良い思い出です。

アメリカで得た新たな知識と経験を、後輩にも伝えていけたら良いと思っています。

また、私と期間は少しズレていますが、内野と浅野もアメリカでのライセンス取得に向けて頑張っているので、応援したいと思います。



人生初アクロ飛行

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アメリカ遠征2週目(森 ライセンス取得)

2022年08月24日 | 遠征
Williams での生活にも慣れてきました、4回生の森です。

2週目は、条件に恵まれている日があり、教官と共に3,40km程離れた山の方にある、コンバージェンスを掴みに行きました。6000ftで離脱し、マイナスも大きかったためこのままプラスが無かったらR/Wに戻れないなと一瞬不安に思いましたが、雲の下にはしっかりプラスがあり、12,800ftまで上がることができました。

また、週末にcheck rideをすることをいきなり告げられ驚きました。フライトでは実地試験科目の再確認をし、ホテルでは口頭試験対策の最後の大詰めをしました。

試験本番、2時間半の口頭試験を乗り越え、フライトもやりきりました。場周に入る直前に(嬉しいことに?)プラスが現れ、試験科目に急遽ソアリングが追加されてしまい、30分を超える長いフライトになりました。

降りてくる頃には疲弊していましたが、最終的に合格することができて良かったです。

残りの1週間も、技量向上に努めたいと思います。






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8月同志社福井合宿2日目

2022年08月24日 | Weblog

今合宿、ピストを務めました同志社2回の堀貫太郎です。

 

今合宿は雨で訓練日が1日減り、1日だけの合宿となりました。

午前中は雲底高度が低く待機となり10時半から訓練開始となりました。

発数は11発で、午前待機していた割には発数稼げたのではないかと思います。

一回生も初めての福井でいい経験になったかと思います。

 

 

ここからは私事の話にはなりますが、初めてのピスト業務、初めての福井合宿で、学ぶことしかない合宿でした。なんとか無事終わることができとてもほっとしています。サポートしてくださった、先輩、後輩には感謝しかありません。ありがとうございました。

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8月同志社福井合宿集合日

2022年08月20日 | Weblog

こんにちは。一回生の石橋良太郎です。

今合宿は8/20〜21の予定でしたが、8/20が雨のため、8/21のみになりました。

本日、福井空港に着く頃には車の中から前が見えないほどの雨が降っていました。

 

私はコロナにかかったり、合宿に行ったのに雨で飛べなかったりして、今合宿が初飛行の予定です。今のところ晴れの予報なので、飛べることを祈っています。

これまで飛べなかった分を挽回できるようランウェイワークなどを早く覚え、ひとり立ちを目指したいと思います。

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アメリカ遠征1週目(森 初ATソロ)

2022年08月16日 | 遠征
4回生の森です。

私は今、アメリカ カリフォルニア州にある、Williams Soaring Centerに来ております🇺🇸

1人での渡米は心寂しくも、エキサイティングでもあり、これからの3週間は挑戦的に訓練をしたいと思っています。

Williams Soaring Center(以後WSCと記載)は週5日オープンしており、フライトができない残りの2日は勉強と休息に充てて効率的に過ごしたいと考えております。

以下、1週目の日記です。

【訓練0日目】
数年ぶりの海外、1人での国際線に多少緊張しながらも無事SFOに到着。SFO近くのテストセンターでFAAのwritten testを受験、90%で合格しました。筆記試験は事前に勉強しており、現地の教官ともzoomで話し合ってendorsementをいただいていたので、渡米後スムーズに受けることができました。

【訓練1日目】
アメリカ初フライト。両翼端に小さなタイヤが付いており、翼出し無しで発航できることに感服しながら、久しぶりのATを楽しみました。アメリカらしい塗装の曳航機に曳いてもらい、ウキウキしました。他にも、個人所有の高性能機が格納されたトレーラーが30個以上並んでおり、圧巻の景色に感動しました。

【訓練2日目】
AT特有の試験科目である、「Box the wake」や「Steering turn 」などを練習。1日数時間のフライトと40℃を超える暑さにやられてヘトヘトになりました。毎朝6時起き、徒歩で滑空場へ向かい、17時過ぎに訓練が終わり、また徒歩30分の距離にあるホテルへ戻る生活に、体力面での不安を覚えます。また、サングラスを突き抜けてくる日差しに眼もやられました。ホテルに戻ってからは気を失うように寝てしまいました。

【訓練3日目】
無線の使い方を覚え、周りの状況も分かるようになってきました。個人所有の単座機が絶え間なく飛んでいき、曳航機も常に2,3機が待機しており、セルフローンチ、ヘリコプターなども発着するグライダーポートなので、無線がとても大事です。喋ることはできても、聴き取るのになかなか苦戦しました。

【訓練4日目】
ダミーブレイクをくらいました。高度250ft (75m)で。必死に右旋回して着陸しましたが、後ろの教官は「Haha! Rope breaks can happen anytime!」なんて笑っておられました。まだ慣れない滑空場でしたが、無事着陸でき、自信がつきました。
索切れの他にも、緊急時の場周経路がポジション毎に数パターンあり、色々経験しました。left 45°とright 45°のパターン、ベースレグを伸ばした先から入るパターンや、midfieldパターンなど、日本では経験することの無かった場周を学びました。

【訓練5日目】
WSCのPre-solo checklistをクリアし、ASK23Bで初ATソロに出ました。自分では納得いかなかったものの、Tow-Pilotにピッタリ後ろに付けてて完璧だったね!と褒めていただきました。このTow-Pilotの方もグライダーのライセンスを最近取ったそうで、その他にも色々なお話を聞けました。様々な機体と様々なpilotがいて、交流が深いのがWSCの良いところだと感じました。


まだWSCに来て1週間ですが、とても濃い時間を過ごしました。4回生なので研究室の予定などもあり、長くはアメリカに滞在できません。期間が限られているというプレッシャーに押し潰され無いように、ポジティブに真剣に訓練に取り組みます。


アメリカ初フライト

アメリカらしい塗装のTow-plane🇺🇸

個人所有のグライダートレーラー達。この奥にまだ数倍ものトレーラーがあります。

練習機の格納庫。これより大きい整備用の格納庫もあります。



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7月大野合宿2日目

2022年08月01日 | Weblog

こんにちは。

今合宿のピストを務めました、同志社2回の水野です。

 

今日は8時半頃に訓練を開始し、最終着陸は16時半過ぎでした。

今日の発数は32発だったので、今回の合宿の総発数は52発ということになります。

 

1321の定点、ピス交があり、教官が途中2人になった中でよく回ったのではないかと考えています。教官方にハードなフライトスケジュールをこなしていただいたおかげで発数を増やすことができました。ありがとうございました。

また、学生も暑い中機体取りなどランウェイワークを頑張ってくれました。

 

今日も37度と気温が高く、体調を悪くする人が数名でましたが、車やクラブハウスで休憩してもらい、皆回復した状態で訓練を終えることができました。

 

全体として、定点やピス交を含め、様々な経験を得られる合宿になったと思っております。

 

ここからは私事になります。

今回は、前回大野合宿のサブピストに続いてのピスト業務でした。まだまだ至らぬ点ばかりでしたが、大野ピストの先輩や教官、OGCの方に相談することを通じ、合宿運営への理解を深めることができました。今回の合宿の反省をしっかりして、次回の2月大野合宿に活かしていきます。

ありがとうございました。

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