同志社大学体育会航空部 活動日誌

同志社航空部の活動報告を公開中!

同志社大野合宿 報告

2008年06月25日 | Weblog
3回主将 小寺です。

 6/21から6/22までに、大野グライダークラブ+同志社大学合同大野合宿が行われたのでその報告をしたいと思います。

 今年度から、同志社航空部は大野滑空場での訓練を初めて取り入れました。ご存知の通り、大野滑空場での訓練は、大野グライダークラブの会員の方と共同で運航していきます。大野での合宿を取り入れた最大の理由はやはり、大野滑空場では木曽川滑空場とは違い、サーマルの出来上がる条件が良く、ソアリングの練習をするにはもってこいの場所でもあります。近くに工場や山々などがあり、雰囲気として妻沼滑空場の条件にも少し似ているかなぁと思います。なので、競技会に向けて努力したい選手にとっては絶好の場所ではないかと思います。
また私個人としましてはソアリングの練習もそうですが、今まで木曽川滑空場でしかフライトしたことがなかったので、いつもと違う滑空場でフライトしてみることに対してとても楽しみにしていました。

 そんな期待を抱きながら準備を着々としていたのですが、予報では停滞前線が日本のど真ん中を覆ってしまいフライトできるか微妙な感じでした。しかしさすがは同志社合宿!21日の土曜日は運よく雨雲が南下してくれて私達の頭上を避けてくれました。あわてて準備をし、しかしいつまた雨が再び降り出すかも判らない状況なので、ASK-21のみ組んで単機発航で訓練をスタートさせました。

 総発数は25発。この日は大野グライダークラブの会員の方はいらっしゃらず、ほとんど同志社の学生だけで飛ばしていただきましたので、一人3~4発はフライトすることが出来ました。普段の木曽川とは違う滑空場で飛んだので場周コースに入ると、皆ちゃんと接地点への見下ろし角を見て調整しながら飛んだでしょうか?今まで地形に頼って場周コースを周っていませんか?恥ずかしながら私は最初の1発目のアプローチで思いっきり軸線を外しましたが(悲)・・・

 そん中、さすがは同志社エースの重田さん、上空では未だ雲が覆われてあまり日射がない状態でしたが、29分滞空してデイリートップでした。また米田もOGC教官の岸教官と20分滞空しました。

 最後に、今回初めての大野合宿のピストをさせていただきました。普段の木曽川合宿と違う部分が多々あり、特に学生の皆にはあれこれやと混乱を生じさせて申し訳なかったと思います。次回の大野合宿は12月です。その時には私も、ライセンサーとして本格的にソアリングの練習をし、競技に向けたトレーニングがしたいと感じました。
 
 それと言い忘れましたが、大野グライダークラブのホームページの「大野日記」にその日の訓練の風景がアップされております。ご覧下さい。それでは失礼します。
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CAB受験結果報告

2008年06月13日 | Weblog
こんばんは、3回の入江です。
4回福本さんと一緒に、9~10日に自家用操縦士の実地試験を受験しました。
結果からご報告しますと、受験者は全員合格することが出来ました!!

今回のCABは4人が受験しました。
私の受験が決まったのは一番最後で、経歴もチェックもギリギリで、5月合宿のピストでもあったので、バタバタと事が進んで行きました。

受験日が決まったのは、同志社KG合宿の集合日。
試験官の都合で、希望していた期間よりも1週間早くなり、私の不安はより大きくなりました。
合宿も天候にあまり恵まれず、フライト練習も時間不足。
頭の方は、土日に前田教官にわかりやすく学科をしてもらったり、ピスト席に代打を立てて勉強したりと、ちょっとずつでしたがなんとか脳にシワを刻んでいってるという感じでした。
航空力学がどうしても苦手で、宮地教官にも空力をたくさん学科してもらいました。
合宿から帰ってまた3日ですぐ合宿。
木曽川の生活も3年目とはいえ、食生活は・・・・な感じですし、お肌は日焼けでボロボロになっていくし(涙)
フライトもなかなかまとまらず、叱られてばかりでした。
また、試験日2日とも雨の予報で、授業を休んで必死で合宿しても受験できないんじゃないかと不安に思っていました。。

しかし、誰かの行いが良かったのか、試験日は梅雨の短い晴れ間に被る予報になり、勉強もフライトもなんとか追いつき、無事に全員合格という成果をあげることができました。
昨日ツナギを洗っていて気がついたのですが、ちょうど初ソロから1年でした。


今回の受験日は木曽川で他の大学が合宿を組んでいなかったので、CAB受験合宿として運営しました。
半分以上のクルーが同志社の2回生でした。
とても心強かったです。本当にありがとう。
また宿舎に差し入れを送って下さった方、ありがとうございました。
受験日にたくさんのメールを応援メールをくれた方、
勇気づけられました。ありがとうございました。
また、いつも暖かく見守って下さるOBの皆様にもとても感謝しています。
CABを通して、私は本当に多くの方々に支えられているんだなと強く感じました。
そして改めて、その分の恩返しをして行かなくてはならないと思いました。
また、先輩がそうしてくれたように、後輩に色々なことを引き継いで行きたいと思います。


ライセンスを取得して、次の目標はシックスに乗ること。
いま格納庫で丁寧に耐空検査の作業が進められています。
096が再び空を飛ぶ日はもうすぐです。


あ、もう一つ報告があります。
本年度の日本学生航空連盟関西支部の副委員長をすることになりました。
今後は同志社内だけでなく、関西支部や学連全体に貢献していきたいと思います。

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CAB合宿

2008年06月11日 | Weblog
こんばんは。2回の川又です。


昨日まで、CAB合宿に参加してきました。
貴重な発数を頂き、初ソロに出ることができました。
3度目の正直です。
以前悔しい思いをしていたので、とても嬉しかったです。


初ソロはダミーの後、すぐに出ることになりました。
やっと出れるという喜びを感じつつ、一方で緊張と不安を感じ、複雑な心境でした。
クリア確認をし、いよいよコールを入れる直前は極度に緊張しました。
いつも通りのフライトだと自分に言い聞かせました。
出発してから着陸するまで、いつもと同様にしゃべりながらフライトしました。
いつも通りにフライトした為か、緊張することなくフライトすることができました。
正直、飛んでいるときは一人で飛んでいるという実感がなく、ずっと後席に教官がいる気がしていました。
上空は視程がよくなかったので、遠くまで見ることができず残念でした。
あっという間に高度も下がっていき、C.Pを180メートルで通過し、第3,4旋回、軸線あわせ。
うまく軸線もあわせることができましたが、フレアをうまくかけることができませんでした。そこがとても悔しいです。


ソロに出ることができたことに満足することなく、初心を忘れず、これからはさらに上を目指して頑張っていきます。


また、今回の合宿では、牽引養成に入ることができました。
私は初めてハウストレーラーを牽引しました。
教習所での牽引車の運転とは曲がるときに運転の違いがありました。
今回、朝日も牽引養成を受け、朝日は土手上認定を取得しました。
私も早くドライバー認定を取り、牽引の認定をもらえるように頑張ります!!


CABについては受験者が報告することになっているので、お楽しみに!!

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同志社KG合宿 終わりに

2008年06月02日 | Weblog
3回主将小寺です。

 5/24から5/30まであった同志社KG合同木曽川合宿が終わりました。遅くなりましたが、その報告をしたいと思います。
 今合宿の総発数は205発でした。時折雨が降る日や風が強くなったりで、あまり量的には多くは回りませんでした。

 今回は1回生が初めての合宿であったので、それまでにみっちり格納庫で学科をして学ばせて訓練に望みました。今回の合宿に来た1回生のほとんどがフライトができて、まずまずのスタートではないかと感じます。中でも平日にいた数人の1回生は10発以上飛んでくれた子もおり、今後がさらに期待が持てます。
 2回生では竹山が念願の初ASK23に出られたこと、惜しくも川又は強風で風に恵まれず初ソロはお預けとなりましたが、技量的には初ソロのレベルに達しているので次の6/28、29の同志社単独合宿では必ずやってのけてくれることでしょう。
 3回生としては、入江は自家用実地試験の課目の練習を、茶田は順調にソロ発数を増やし、僕としましては訓練最終日に初ASK21ソロに出ることが出来ました。
 4回生や選手らが合宿に参加する時には滞空できるようないい条件がなく、大会に向けたソアリングの練習は出来ませんでした。

 話は変わりますが、僕のソロ発数はこれで10発となりました。最近はようやくソロフライトに対する恐怖感や緊張感も徐々に無くなっていき、いい意味で自分の力で操縦することに対する自信が芽生えつつあるように思います。自分の初期の頃のソロでは目も覆いたくなるような操縦、エアワーク、場周判断、着陸でしたがやはり浅い経験ながらも練習を積むことで、その経験が着実に自分の糧になっているのだなと実感できるようになりました。ですが、もちろんこれからもこれに過信することなく安全を第一命題として、自分の技量以上のことには手を出さず、何があっても確実に生きてR/Wに帰ってこられる能力を求めていきたいと思います。また、僕も次の土日の同志社単独合宿で初ASK23に出られるよう努力して参りたいと思います。

 今回の合宿では、総発数が少ないながらもフライトの面では部員は皆各々充実した内容ではなかったかと思います。これからもこのペースで、絶対に事故を起こさないよう部員一同気を引き締めて頑張って参りますので、よろしくお願いします。
それでは失礼します。
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