こんにちは、3回生の森です。
11/27-28の教証合宿に森と浅野が参加してきました。
初日は1日中雨、時々霰も降るような天気で、学科デーとなりました。教育証明コースに入っている京大OBの方などが学科の練習をされていました。与えられた学科課題は「曳航機の離陸性能」、「福井空港で訓練する為に必要な準備全て(前日、当日、R/W上において)」など、レベルの高いものが多かったです。特に曳航機の離陸性能に関しては、詳しく考えたことが無かったのでとても為になりました。一気圧、気温10℃で600kgのグライダーを曳航する時、15mの障害物を越えるには何mの滑走路が必要か?などといった内容です。モグラの飛行規定を読み、実際に計算してみるなどとても面白かったです。
2日目は濃霧で訓練開始が遅れましたが、256で1発飛ぶことができました。前回の自大合宿では背当ての量を間違ってしまい、腕がつりそうになりながら散々なフライトをしてしまいましたが、今回は全体的に安定していると褒められて良かったです。シート完熟で確認しても、背当てによってはクッション性でかなり縮むこともあるので、次回から気をつけます、、。
この教証合宿が、今年最後の福井空港での訓練となります。来週には256を陸送し、京田辺での整備が始まります。
福井空港では、256は組んだまま格納することができるので、通常の訓練で組みバラシすることはありません。しかし今回は、来週の陸送のためにバラしておきました。今は翼は翼受けに、胴体だけは吊り上げてあります。胴体だけクレーンに吊り上げられている姿はレアでした。
今回の合宿は、1日目は学科、2日目はフライトにそれぞれ集中でき、とても濃い合宿となりました。知識面もフライト面も、もっと実力を付けたいと思います。
最後に余談ですが、2日目に自衛隊の編隊飛行が見えたので写真を載せます。256と、F-15戦闘機・F-2戦闘機・C-1輸送機のコラボレーションです。私のスマートフォンで撮ったので、編隊飛行は黒い粒にしか見えないのが残念です。