今回は、「伊万里 色絵鶴・唐獅子牡丹文大皿」の紹介です。
これは、昭和54年に買ってきたものですから、今から、41年前に買ってきたことになります。
私が、古伊万里第1号の「伊万里 染付 草花文油壷」を買ったのが昭和49年ですから、その時点からは、5年が経過していました。
その間、少しずつではありますが、古伊万里のコレクションも増えてきて、今度は、そろそろ、色絵の大皿が欲しくなりました。
しかし、当時、古伊万里は今よりも高かったように思いますし、また、今では、大皿の人気は落ちてしまっていますが、当時は、皿が大きくなればなるほど高かったように思います。
それですから、色絵の大皿を買おうと思っても、なかなか買えない状況にありました。
そんなところに出会ったのが、この大皿です(^-^;
しかし、やっと手に入れたとはいえ、やはり、当時の私の力では、尺をゆうに越えるような本格的な大皿と言えるような大きなものは買えませんでした。尺をちょっと越えたくらいの、やっとこ大皿というものでした(><)
また、無疵完品というわけにもいきませんでした(><) 生地には疵はないものの、色絵の一部が窯の中で煮えてしまった、色絵部分に疵のある色絵の大皿でした(><)
表面
唐獅子文部分付近の拡大
唐獅子の尻尾の上部の赤い帯状の部分が窯の中で煮えてしまっています。
裏面
製作年代: 江戸時代後期
サ イ ズ : 口径;31.5cm 高台径;17.0cm