Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

染付 (桜花文)梅花文 6寸皿(一対)

2021年11月13日 11時32分36秒 | 古伊万里

 今回は、「染付 (桜花文)梅花文 6寸皿(一対)」の紹介です。

 

 

表面

 

 

裏面

 

 

代表の1枚の表面

 

 

代表の1枚の側面

 

 

代表の1枚の裏面

高台内の銘:大化年製

 

 これは、骨董市で買ったものです。

 最初、これを見たとき、「あれっ、これは何だろう・・・」と思いました。

 「これは、このままで完成品なのだろうか? それとも、これは半製品の色絵素地であって、これに色絵を付加したのだろうか?」と思ったからです。

 物そのものとしては特に優れた物とは言えませんが、「?」に興味をそそられ、ついつい、買ってしまったものです(~_~;)

 今回、ブログで紹介するにあたり、再度、見て考えましたが、「?」についての回答は得られませんでした(><)

 これは、染付のままでも完成品として売られたのかな~、また、これに色絵を付加して付加価値を付けて色絵製品として売られたこともあったのかな~、と考えたのが、今の私の結論です(~_~;)

 私、個人としては、珍しいものではないかと思い、紹介する次第です。

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代後期

サ イ ズ : 口径;18.0cm 底径;9.2cm 高さ;3.9cm

 

 

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追 記(令和3年11月14日)

  この6寸皿を紹介するために写真を撮り、それをそのままその辺に置いておきましたら、妻がそれに目を留めたようです。そして、

 「あらっ、これ素敵じゃない! 梅が描かれているのですか? 私はこのようなものは好きですね。でも、2枚しかないのですか?」

とのたまわりました(~_~;)

 アブナイ、危ない! 普段使いの食器用に召し上げられるところでした(~_~;) 幸い、2枚しかなかったので、難を逃れたようです(^_^) どうも、この手は、食器用にむいているようですね。

 ところで、妻の発した、これには「梅が描かれているのですか?」の一言が気になりました。

 私も、ず~と、これは、「桜花文」なのかな~、それとも「梅花文」なのかな~と迷っていました。

 でも、今回、この6寸皿を紹介するに当り、「梅」よりは「桜」のほうが華やかに感じられるから「桜」にしようと考え、「桜花文」として紹介したものです(~_~;)

 でも、普通、「桜」の場合は、花びらの先端に切れ込みがあるんですよね。これにはそれがありませんので、ここは素直に「梅」とすべきなのだろうと考えを改めたところです。

 それで、この6寸皿の名称を、「桜花文」から「梅花文」に訂正したいと思います。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (つや姫日記)
2021-11-13 15:02:55
桜花紋
綺麗ですね。
大胆な絵柄 私は好きです。
このような絵柄の湯飲みも良いですよね。
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つや姫日記さんへ (Dr.K)
2021-11-13 15:42:50
これ、なかなか大胆な絵柄で、スッキリしていますよね(^-^*)
スッキリし過ぎていて、ちょっともの足りなく感じてしまい、これに更に色絵を付加したのかなと考えてしまいますが、考え過ぎなのかもしれませんね(^_^;
つや姫さんが好きになるくらいですから、これはこれで完成品なのでしょう(^_^)
今度、このような絵柄の湯飲みあったら買ってこようと思います(^_^)
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Dr.kさんへ (遅生)
2021-11-13 16:37:45
これは難しいですね。
どちらでもいけそうです。
盃の大きさなら染付でしょうが、これだけ大きくなると上絵を描きたくなりますね(^.^)
「大化年製」にも敢闘賞(^.^)
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遅生さんへ (Dr.K)
2021-11-13 19:25:50
以前、2020年5月2日に紹介しました「伊万里色絵半製品大角皿」とか、2020年5月11日に紹介しました「伊万里染付花籠文変形大皿」のようなものは、大きくて一見して半製品と分かるのですが、このくらいの大きさのものになりますと、半製品なのかどうか難しいですよね(~_~;)
やはり、遅生さんも、どちらでもいけそうに思いますか(^_^)
ただ、幸いなことに、値段としては半製品の値段で売られていましたので安かったです(^-^*)
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