Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

白鳥の飛来(その3)

2022年11月11日 16時29分49秒 | 近くの池の白鳥

 今日も、散歩の途中に近くの池に立寄り、白鳥の飛来数が前回よりも増えたかどうかを見てきました。

 前回(11月6日)は、まだ2羽でしたが、今日は7羽飛来していることを知りました。

 白い白鳥が4羽で、まだグレーの白鳥が3羽でした。グレーの白鳥はまだ幼鳥ですから、今春シベリア方面で生れたばかりなわけですので、生まれて初めてここまで渡ってきたことになりますね。

 

飛来した白鳥(その1)

 

 

飛来した白鳥(その2)

 

 

飛来した白鳥(その3)

 

 

飛来した白鳥(その4)

 

 

飛来した白鳥(その5)


呉須染付 龍文 中皿

2022年11月07日 16時57分27秒 | その他の古陶磁

 今回は、「呉須染付 龍文 中皿」の紹介です。

 この中皿は、昭和56年に(今から41年前に)、地元の古美術店から買ってきたものです。

 当時は、「古染付」ということで買ったものですが、今では、「呉須手」とか「呉須染付」と称するようですね。

 もっとも、「呉須手」とか「呉須染付」と称するといっても紛らわしいわけで、いったい、どちらの呼称が適当なのかということになりますが、私は、「呉須染付」にしたいと思います。

 と言いますのは、先日(11月3日)、故玩館館主の遅生さんが、「呉須染付鳳凰紋皿」を紹介されていますが、その解説の中で、「呉須手」と「呉須染付」との区分について、次のように述べておられますので、私も、それに従おうと思ったからです。

「呉須手とは、中国南部の江西、福建、広東地方の民窯で明末から清初にかけて大量に焼かれた粗製の磁器をいいます。大きくは、呉須赤絵と呼ばれる色絵の品と呉須染付にわかれます。」

 

 

呉須染付 龍文 中皿

 

表面

 

 いかにも粗製の磁器といった感じです。特に、この中皿に関しては、焼も甘かったようで、指で弾くとキンキンとした金属的な音がせず、やや、ボコボコといった音がします。

 そのためか、全体的に、粗い貫入が走っています。傷で出来たニューではないようです。

 なお、口縁には虫喰いは見られません。

 

 

表面の上半分

全体的に、粗い貫入が走っていることが分かります。

 

 

表面の下半分

全体的に、粗い貫入が走っていることが分かります。

 

 

裏面

 

 

生 産 地 : 中国・江西、福建、広東省の民窯

製作年代: 中国・明末~清初

サ イ ズ : 口径17.3cm 高さ3.0cm 底径8.9cm


白鳥の飛来(その2)

2022年11月06日 13時49分13秒 | 近くの池の白鳥

 今日の散歩の途中、近くの池に立寄ってみました。

 先日(10月30日)には2羽飛来していましたが、その後、飛来数が増えているかどうかが気になったからです。

 先日(10月30日)から、ちょうど1週間が経っていますから、少しは増えているのだろうと期待したからです。

 しかし、期待に反し、2羽のままでした(><)

 今年は、遅れているのかもしれません(><)

 そうそう、2~3日前のことですが、この池の近くで、毎日のように白鳥を観に来ている人に出会ったのです。

 その時、その、この池に毎日のように白鳥を観に来ている人が、次のように言ってました。

 「今来ている2羽の白鳥の内の1羽は、夏を越して少し前までこの池にいた白鳥ですよ! だって、私が『コー、コー』と呼ぶと、寄ってくるんですから。少し前に北に向かって飛んで行きましたが仲間を1羽連れて戻ってきたんですね。」

 真偽の程は、白鳥に聞いてみないとわかりませんが、夢のある話ではありますね(^-^*)

 

飛来した白鳥:その1

今日は日曜日でもあり、何人かの親子連れ、お孫さん連れが白鳥を観に来ていました。

 

 

飛来した白鳥:その2

 

 

飛来した白鳥:その3

 

 

飛来した白鳥:その4

 

 

飛来した白鳥:その5


古染付 宝尽し文 小皿

2022年11月02日 19時05分30秒 | その他の古陶磁

 今回も「古染付」の紹介で、「古染付 宝尽し文 小皿」の紹介です。

 これは、昭和55年に(今から42年前に)買ったものです。

 この頃も、古伊万里以外の古陶磁を買い込んできて、古伊万里以外の古陶磁全般を学んでいたようです。

 

古染付 宝尽し文 小皿

 

表面

見込み面には宝尽し文が描かれています。

かなりの薄造りです。

 

 

内側外周面の拡大写真

陽刻文が見られます。

 

 内側外周面には、何の陽刻文なのか分かりませんが、陽刻文が見られます。

 このように、内側外周面に陽刻文が施されている例は、江戸時代前期の古伊万里にもしばしば登場してきます。

 古伊万里が古染付をお手本としていることの一つの例と言えると思います。

 

 

斜め上方から見たところ

 

 口縁には虫喰いが見られますが、指でなぞってみてそれと分かる程度で、気を付けて見なければ分からないほどです。

 

 

裏面

残念なことに、高台内にニューが1本走っています。

でもそのニューは、表面までには達していないようです。

 

 

裏面の一部の拡大

高台内は放射状に削られていることが分かります。

 

 

生 産 地 : 中国・景徳鎮

製作年代: 中国・明末~清初

サ イ ズ : 口径14.0cm 高さ:2.9cm 底径:7.9cm


古染付 花束文 小皿

2022年11月01日 14時46分24秒 | その他の古陶磁

 今回は、「古染付 花束文 小皿」の紹介です。

 これは、昭和55年に(今から42年前に)買ったものです。この頃も、盛んに古伊万里以外のものも買い込んで古陶磁全般を勉強していたようです。

 ところで、先日(10月29日)、「呉須手 寿文字・花籠文 小皿(5枚組)」を紹介したところですが、その「呉須手 寿文字・花籠文 小皿(5枚組)」につきましては、当初は、それを「古染付」として紹介し、その後「呉須手」と修正したところです(~_~;)

 今回紹介する「古染付 花束文 小皿」も、先日紹介した「呉須手 寿文字・花籠文 小皿(5枚組)」と良く似ているのに、今回もまた、性懲りも無く、「古染付」として紹介するのかとお叱りをうけそうですが、一応、その反省のうえにたっての紹介でありますことをご理解ください(~_~;)

 それは、最近では、先日紹介した「呉須手 寿文字・花籠文 小皿(5枚組)」のような中国南部の漳州窯等で作られて日本や東南アジア諸国を中心に大量に輸出された粗雑な製品を「呉須手」と呼び、今回紹介する「古染付 花束文 小皿」のような景徳鎮の民窯で作られて日本に伝わった製品を「古染付」と呼ぶようになったからです。「呉須手」と「古染付」とでは、生産地が違うということですね。そのことを踏まえての紹介なわけです。

 なお、「古染付」につきましては、日本の茶人からの景徳鎮民窯への特注品で比較的に厚手のもののみを「古染付」と言うとの見解もありますが、私は、日本の茶人からの特注品であったか否かにかかわらず、景徳鎮民窯で作られたもの全体を「古染付」としていることをご理解ください。

 

 

古染付 花束文 小皿

 

表面

比較的に薄作りです。

口縁には虫喰いが見られます。

 

 

口縁の虫喰い部分の拡大

虫喰いは、口縁全体に見られます。

 

 

裏面

 

 

生 産 地 : 中国・景徳鎮

製作年代: 中国・明末~清初

サ イ ズ : 14.5cm 高さ3.1cm 底径7.8cm

 

 


追 記(令和4年11月21日)

 暫く古染付や呉須手についての勉強をしていなかったうちに、古染付と呉須手を混同してしまっていたようです。そして、そうした混乱のままに、この小皿の紹介をしてしまっていたようです(><)

 いい加減な紹介をしていたことになり、大変ご迷惑をおかけしてしまったことをお詫び申し上げます。

 この小皿の説明文を訂正いたします。取消線を引いた部分は不必要な文章となります