男女共同参画を考える!

2009-11-01 23:48:50 | 議会活動
1日は前日に引き続き畑仕事でした。玉ねぎの苗を植え付け、冬菜の種を蒔きました。冬菜はビニールトンネルにし冬でも収穫できるようにしました。その後、ブドウ畑の稲藁を雨に濡れないようにビニールでカバーしました。午後遅くから本格的な雨になりました。

夜は勉強会。今回のテーマは男女共同参画。東御市でも男女共同参画推進条例が12月議会に上程されます。どのような条例なのか、そのねらいはなにかを勉強しました。

私自身男女共同参画といってもこれまではピンと来ませんでした。雑談の中で女性の方から「やはり女性は子育てが大切」との発言があり、別の男性からは「男がかよわい女性を守るのが当然」との意見も出されました。「条例を制定する必要があるのか」という条例制定にかかわる疑問も出されました。男女共同参画とはいってもいったい何のことかよく分かっていないというのが実際のところです。

男女共同参画が謳われてからいったい何年たつのでしょうか。私自身最近まで男女共同参画とは、忘れたころ実施する講演会のことだと思っていました。行政自身国からの指示で動いてきたのではないでしょうか。

私は男女関係の理解については様々な意見があっていいと思います。問題なのは仕事や社会進出を願う女性がいた場合、その活躍の場を奪うことのないようにするということです。女だからという理由で差別されることのないような環境を整えることです。だから男女共同参画推進条例では行政や経営者を拘束するものであることが大切です。

現代社会は多様化の時代です。「男は強く」「女はやさしく」などといった一面的な価値観を押し付けることなく、多様な生き方を認めようというのです。お互いにそれぞれのありようを認め合うことこそが男女共同参画の考え方だと思います。

最近「バックラッシュ」とか称して「行き過ぎた性教育は問題だ」と主張する人もおり、男女共同参画をめぐる情勢も厳しいものがあるようです。

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