(写真)フラットな千代田区議会の議場
2日は午前中畑仕事でした。営農センターで玉ねぎ・小松菜・苺の苗も買い求め、植えつけました。午後から冷雨。時折みぞれ混じりになりました。信濃町では初雪が降ったと報じていました。いよいよ冬将軍到来です。
さて、先日舞台が丘市民説明会で話された「フラットな議場」について少し考えたいと思います(詳細は10月31日付けのブログをご覧ください)。「フラットな議場」は市民の議場の市民利用を考えてほしいという要望に対し市側から示されたものです。現在ほとんどの自治体の議場は階段場となり固定式です。これに対しフラット・移動式の議場にすれば閉会中の議場をコンサートや講演会など市民が利用できるのではないかというものです。
私にとって議場の市民利用とはまさに目からウロコでした。確かに議会は定例会が4回、そのほか臨時会があります。全部合わせても100日にもならないでしょう。とすれば議場を市民に開放することは市民益にかなったことです。
市民説明会ではフラットな議場の例として大田区議会が指摘されていました。しかしこの場合はデパートとして利用されていた施設を議会棟とするものであり、特殊なケースといえるでしょう。同じ東京都の千代田区議会 は最初からフラットな議場として設計されたもので、その他電光表示投票システムの採用など先進的な取り組みも行っています。そのほか東京都の多摩市議会、静岡県の伊東市議会などの事例もあります。
問題は議場に対する考え方です。議場が権威のシンボルであり神聖にして侵すべからずなどととらえている限り市民利用などということは考えられないことです。権威は議場にあるのではなく議論の内容と質、そしてそのプロセスにあります。議場を市民に開放し日常的に多くの市民が利用する中で、市政に対する関心が芽生えてくるのではないでしょうか。
フラットな議場について調べている中で「議会のバリアフリー」についても考えさせられました。バリアフリー化に対する調査では全国778市の中でバリアフリー化を実施している市は539市だそうです。うち車椅子対応の設備(演壇・議席・傍聴席・エレベーター・スロープ・トイレなど)を行っているところが401市(74.3%)、点字ブロックが51市(9.4%)、イヤホーンの貸し出し81市(15.0%)、必要に応じた手話通訳145市(26.9%)、声の議会だより、点字議会だよりの発行247市(45.8%)、介助者、盲導犬の同伴の許可107市(19.8%)などとなっています。
さて東御市ではどうでしょか。議場のフラット化とともにバリアフリー化も必要です。
2日は午前中畑仕事でした。営農センターで玉ねぎ・小松菜・苺の苗も買い求め、植えつけました。午後から冷雨。時折みぞれ混じりになりました。信濃町では初雪が降ったと報じていました。いよいよ冬将軍到来です。
さて、先日舞台が丘市民説明会で話された「フラットな議場」について少し考えたいと思います(詳細は10月31日付けのブログをご覧ください)。「フラットな議場」は市民の議場の市民利用を考えてほしいという要望に対し市側から示されたものです。現在ほとんどの自治体の議場は階段場となり固定式です。これに対しフラット・移動式の議場にすれば閉会中の議場をコンサートや講演会など市民が利用できるのではないかというものです。
私にとって議場の市民利用とはまさに目からウロコでした。確かに議会は定例会が4回、そのほか臨時会があります。全部合わせても100日にもならないでしょう。とすれば議場を市民に開放することは市民益にかなったことです。
市民説明会ではフラットな議場の例として大田区議会が指摘されていました。しかしこの場合はデパートとして利用されていた施設を議会棟とするものであり、特殊なケースといえるでしょう。同じ東京都の千代田区議会 は最初からフラットな議場として設計されたもので、その他電光表示投票システムの採用など先進的な取り組みも行っています。そのほか東京都の多摩市議会、静岡県の伊東市議会などの事例もあります。
問題は議場に対する考え方です。議場が権威のシンボルであり神聖にして侵すべからずなどととらえている限り市民利用などということは考えられないことです。権威は議場にあるのではなく議論の内容と質、そしてそのプロセスにあります。議場を市民に開放し日常的に多くの市民が利用する中で、市政に対する関心が芽生えてくるのではないでしょうか。
フラットな議場について調べている中で「議会のバリアフリー」についても考えさせられました。バリアフリー化に対する調査では全国778市の中でバリアフリー化を実施している市は539市だそうです。うち車椅子対応の設備(演壇・議席・傍聴席・エレベーター・スロープ・トイレなど)を行っているところが401市(74.3%)、点字ブロックが51市(9.4%)、イヤホーンの貸し出し81市(15.0%)、必要に応じた手話通訳145市(26.9%)、声の議会だより、点字議会だよりの発行247市(45.8%)、介助者、盲導犬の同伴の許可107市(19.8%)などとなっています。
さて東御市ではどうでしょか。議場のフラット化とともにバリアフリー化も必要です。