3月議会には平成24年度の東御市の予算案が計上されます。いわば東御市の家計簿にもあたるものです。しかし金額が多く内容も複雑でわかりにくく、いまひとつ市民にとってとっつきにくいものです。しかしこれで東御市のやり繰りが決まります。多くの市民の方にぜひご覧になっていただきたいと思います。
● 東御太郎さんちの家計簿
そこでわかりやすくするために「東御太郎さんちの家計簿」として見てみましょう。金額は千円を1円として読みかえました。
太郎さんは40才、サラリーマンです。家族は奥さんと子供2人、おじいちゃんとおばあちゃんの6人世帯です。年間収入は1455万円。同じ世代の平均は700万円前後ですから、かなりリッチな生活をしているように見えます。
太郎さんの仕事は派遣労働でお給料は375万円。しかし東京で暮らしている兄弟からおじちゃんとおばあちゃんの生活費ということで600万円仕送りをしてもらっています(とてもありえない話しですね)。それでも足りなくて230万円借金し、75万円貯金を取り崩しました。その他アルバイトもして稼いでいます。
ところが東京の兄弟からは生活が厳しくて仕送りを減らさざるを得ないと言ってきており、派遣の仕事も先行きが不透明で心配しています。
それぞれの項目の割合を見ると、給与収入は全体の4分の1。4割が仕送り、借り入れが16%、貯金の取り崩しも5%になっています。給与と仕送りはいいとしても、借り入れと貯金の食いつぶしが合わせて2割にも及んでいることに注目せざるを得ません。
これに対し支出はどうなっているのでしょうか。食べ盛りの子供たちもいるので生活費は3割を占め、月謝代は8%となっています。一方おじいちゃんやおばあちゃんの医療費は約8%を占めじわじわと増えてきています。
住宅も老朽化し修理代が13%とかさんできています。通信交際費が2割と膨らんでいるのは、母屋の改修を進めているためです。一方借り入れの返済は1割となっています。お母さんが行っている家庭菜園や手芸のための費用はあわせて8%となっています。
以上が東御太郎さんのお宅の家計簿です。あなたのお宅の家計簿と比べていかがでしょうか。収入不足を借金と貯金の取り崩しでまかなっています。母屋の建替えのために支出が膨らんでいることも気になっています。
さて東御市が置かれている現状をいくらかでもご理解いただけましたでしょうか。
● 東御太郎さんちの家計簿
そこでわかりやすくするために「東御太郎さんちの家計簿」として見てみましょう。金額は千円を1円として読みかえました。
太郎さんは40才、サラリーマンです。家族は奥さんと子供2人、おじいちゃんとおばあちゃんの6人世帯です。年間収入は1455万円。同じ世代の平均は700万円前後ですから、かなりリッチな生活をしているように見えます。
太郎さんの仕事は派遣労働でお給料は375万円。しかし東京で暮らしている兄弟からおじちゃんとおばあちゃんの生活費ということで600万円仕送りをしてもらっています(とてもありえない話しですね)。それでも足りなくて230万円借金し、75万円貯金を取り崩しました。その他アルバイトもして稼いでいます。
ところが東京の兄弟からは生活が厳しくて仕送りを減らさざるを得ないと言ってきており、派遣の仕事も先行きが不透明で心配しています。
それぞれの項目の割合を見ると、給与収入は全体の4分の1。4割が仕送り、借り入れが16%、貯金の取り崩しも5%になっています。給与と仕送りはいいとしても、借り入れと貯金の食いつぶしが合わせて2割にも及んでいることに注目せざるを得ません。
これに対し支出はどうなっているのでしょうか。食べ盛りの子供たちもいるので生活費は3割を占め、月謝代は8%となっています。一方おじいちゃんやおばあちゃんの医療費は約8%を占めじわじわと増えてきています。
住宅も老朽化し修理代が13%とかさんできています。通信交際費が2割と膨らんでいるのは、母屋の改修を進めているためです。一方借り入れの返済は1割となっています。お母さんが行っている家庭菜園や手芸のための費用はあわせて8%となっています。
以上が東御太郎さんのお宅の家計簿です。あなたのお宅の家計簿と比べていかがでしょうか。収入不足を借金と貯金の取り崩しでまかなっています。母屋の建替えのために支出が膨らんでいることも気になっています。
さて東御市が置かれている現状をいくらかでもご理解いただけましたでしょうか。