上田産院で記念写真撮影が行われました

2012-03-29 06:38:56 | 議会活動


さる3月27日、晴天のもとで上田市立上田産院で記念写真会が行われました。産院で出産したお母さんや子供たちなど100人が集まったそうです。「そうです」と伝聞調なのは、娘が上の孫と参加したため下の孫のお世話係になり参加できなかったからです。写真は知り合いの上田の議員さんからいただきました。

市立産院は全国で唯一の産婦人科のみの公立病院ですが、来月1日からは新しく建設された市立産婦人科病院に業務を引き継ぐため今月末に閉鎖されます。そこで産院への感謝の気持ちを表そうということで記念写真を撮ろうということになったそうです。

わが家の孫は4才と2才。いずれも産院のお世話になりました。院長も高校の同級生で以前から産院の活動に注目して来ました。考えて見ますと市立産院は全国的な産科医不足の中で一時廃止と決まりました。これに対し身近でお産したいというお母さんたちの粘り強い活動が展開され、署名運動を積み重ねる中で方針が見直され継続が決まった経緯があります。

今回産婦人科病院ができお母さんたちの活動が実りました。市民の願いが行政の方針を転換させるなどということはなかなかできることではありません。こうした市民の皆さんの活動に対して心から敬意を表します。こうした運動を通じて若いお母さんの中でお産を考える会などができ、運動が継続されていると聞いています。

いま若い方々の政治離れがとりざたされていますが、政治に関心がないのではなく政治に失望しているのです。政治がきちんと市民の願いに向き合ってくれるのであれば若い皆さんは大きな力を発揮します。市民の要望に対し行政も私たち議会もどのように向き合うのかが問われているのだと感じました。

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