半鐘の音で目が覚めました

2012-04-01 06:52:22 | 雑感
今日から新しい年度が始まります。朝6時に家の前にある火の見櫓の半鐘の音で目が覚めました。毎月1日の朝6時と夜8時に消防団が火災予防のために打鐘します。最初に1回たたき、少し間をおいて4回たたきます。1点4点と言い火災予防の訓練のためのたたき方です。朝早い中で火の見に登って半鐘をたたくのはとても大変だと思います。消防団の皆様のご苦労には心から感謝申し上げます。

私も自宅の前が火の見櫓であるため、火災の時などできるだけお手伝いをするようにしています。先日も近くで火災があった時、ちょうど自宅にいたので火の見に駆けつけました。団員の方も駆けつけていたので、ポンプ車をまかせ私は火の見櫓に登って半鐘を連打しました。連打とは近火の際打ち方です。遠くに真っ黒い煙が強い西風にあおられていました。残念ながら全焼になってしましましたが、強い風にもかからわず延焼をくい止めることができました。被災された皆様にお見舞い申し上げます。

一昨日はとても暖かい日でしたが昨日は打って変わった春の嵐でした。朝からの雨が昼からは横殴りの土砂降りに変わり寒さもつのりました。夜半には雲もとれ三日月が顔を覗かせていました。用事から帰宅して空を見上げると獅子座の主星であるレグレスと、乙女座のスピカが天頂近くで輝いていました。東の空には牛飼い座のアルクトウルスが見え、北斗七星はさかさまにかかっていました。

乙女座のスピカと牛飼い座のアルクトウルス、そして獅子座のデネボラを結ぶ線を春の大三角形と言います。これが見えるようになるといよいよ春です。スピカは古来「麦星」と呼ばれています。星空も冬のオリオン座や大犬座のシリウスから確実に春の星空に変わってきています。


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