27日は午後からぶどう組合のオペレータ講習会がありました。この地域は40年以上前からぶどう作りをしてきましたが、その影には共同防除という仕組みがありました。
ぶどう作りには消毒が欠かせません。病虫害を防ぐため年間10数回の消毒が必要になります。この地域ではそれを共同して行なおうと防除組合を結成し、スピードスプレヤー(乗用式農薬散布機)を購入して行なってきました。共同防除組合がなかったらぶどう栽培はここまでは広がらなかったと思います。
スピードスプレヤーは乗用式で、大きなタンクを持ち、薬剤を後部についている巨大な送風機で飛ばして消毒を行ないます。このため広い面積の消毒がわずなか時間でできる優れものです。中屋敷防除組合は現在こうしたスピードスプレヤーを5台所有し、4班構成のオペレーターが運用しています。私もこのオペレーターとして毎年数回当番が回ってきます。
オペレーター講習会ではこのスピードスプレヤーの操作方法の講習を行い、その後公民館で懇親会を行ないました。いよいよぶどうの作業も本格化してきます。春本番までもうすぐです。