ニンテンドー64を,買ってしまった。。。

1998年05月09日 | タカシ
 本日,トイザラスにて『ニンテンドー64』を買った。とうとう買ってしまった,と言うべきか。約一年ほど前の宣言文をここに訂正し自らの変節振りを深く恥じねばならない。日頃,お勉強以外の室内的遊戯においてタカシが自分から本当に楽しんでやれること,そして出来ればタカシにとって多少なりともタメになるであろうことは何だろうか。今日までの間,そのようなオブジェクトに関して様々なケースをシミュレートしてきた。その結果がコレです(いや全く面目ない)。無論,現在のコンピュータ・ゲームに関する社会的趨勢から鑑みてN64がババであることは重々承知の上である。それでもプレイステーションを買わずにニンテンドーを買った。

 言訳めいたことを少しだけ述べさせてもらえば,実際にはタカシに対して“N64を買ってあげた”という意識はあまりなく,多くのオトモダチが持っているのと同じオモチャを人並みにも父が息子に買い与えた,という程度に考えている。一年近くの間に諸々の周辺事情が変わったわけだ。例えば,これまで街のオモチャ屋や電機店などのPSやSSやN64のデモ機が設置してあるコーナーで,小・中学生の大きな子たちが夢中でゲームをやっているその背後から,物欲しげに羨ましげに,しかし一緒になって楽しそうに長時間それらのゲームに見入っていることが多かったタカシ(時々は身体をスウィングさせたりしながら!)。また,運よく自分がゲームを出来る順番になってもそのやり方がよくわからず,それでも嬉しそうにコントローラーをいろいろと動かしている,そんなタカシに一度くらいは『ディディーコングレーシング』を心ゆくまでやらせてみたかった(それで買ってしまうのだから,実に甘い父だと責められれば返す言葉もない)。あるいはまた,オトモダチ同士での共通の話題や共通の遊びの輪のなかにシャイなタカシも少しは参加できるよう,いわば“交際のお膳立て”くらいは用意してやりたかった。以上,言訳オワリ。

 購入前の約束事としては,父の言うこと(指示,誘い,問い,etc.)に対して必ず返事をすること(Yes,Noにかかわらず)。N64は連続30分以上は決してやらないこと。ゲームをめぐってアキラとケンカしたり,あるいはハブケにしたりはしないこと。それくらいである。まぁ,結局のところ父は負けたのかもしれない(誰に? 世間に?タカシに?ディディーに?それともサタンに?)
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