毎年会社のテーマを決めています。
年始に社員に向けて発表しています。
この場でわざわざ書く必要のないことですが、忘備録的に書いてみます。
去年は「木でホを」でした。
ぼくらがやりたいことは、単に木を売って稼ぐだけではありません。
木の特性を活かした商品・サービスをお届けし、このギスギスした閉塞感のある渇いた世の中に、ホッとする空間や時間を作り出したい…そんな気持ちで仕事をしていこうという気持ちです。
「木」と「ホ」という字面が似ていてかわいいと思ったのもありまして。
そして今年は…。
コロナとは関係のない明るい言葉にしたかったのですが、コロナを無視してはなんか虚勢を張って無理しているようなのでやめにしました。
コロナで自粛生活を強いられ、いろいろ考える時間がありました。
それこそ当たり前に来ると思っていた明日が来ない可能性があることを改めて知りました。
「健康」とか「命」とか「家族」とか「会社」とか「社員」を有難く思いました。
今年のテーマは「そもそもは、ない」にしました。
今、身の回りにあると思っていて、実際にあることも、実はもともと無かったものではないでしょうか。
そもそも私たちは裸で何も持たずに産まれてきました。
「ない」は不安ですが、そもそも「ない」のです。
世の中「不安」なことだらけです。
もうあきらめるしかありません。
そもそもないのであれば、今を感謝することもできるし、今の苦労も大したことなく思えるし、今後をポジティブにとらえることもできます。
そして人は不安と向き合ったときに、必ず成長するものです。
私たちはこの不安を受け入れて、絶対に成長します。
そんな気持ちで今年、生きていきたいと思っています。