「ボルト」
ボルト 犬(ジョン・トラボルタ)
ペニー ボルトの飼い主(マイリー・サイラス)
ミトンズ 街のネコ
ライノ ハムスター
起:映画の主人公である犬ボルトは、自らにスーパー能力があると信ずる。
承:飼い主役のペニーとはぐれ、自らに能力がないと知る。
転:映画は代役で撮影が続いていると知り失望する。
結:火事からペニーを救出し、一緒に暮らす事になる。
少女ペニーに飼われる犬ボルトは、改造されて凄い能力を身に付けていた。
眼からレーザーを出して、捕らわれたパパを救出。
高速で走り、爆弾を除去。鳴き声で敵の大軍を蹴散らす。
実はそれは映画の撮影だったのだが、
監督は、ボルトに現実の出来事だと信じさせていた。
撮影が終わると閉じ込められてしまうが、
ペニーは他の犬のように旅に連れて行きたいと話す。
撮影で、ボルトとペニーは施設に潜入。
ペニーが捕らわれたと思われた所で休憩に入る。
ボルトはペニーを心配し、抜け出してしまう。
だが、フェンスも破れず、ジャンプ力もない。鉄棒も曲げられない。
鳩に相談すると、猫ならばペニーの居場所を知っているはずと言う。
鳩はネコの所に案内すると称してボルトを連れ回す。
腹が減る事を知らなかったボルトは困惑するが、
キャンプ場でおねだりすれば食料を得られると知る。
知り合ったハムスターのライノは、相手がボルトだと気付く。
ネコのミトンズは、ボルトをテレビの中の存在だと言う。
やがて、ボルトとミトンズが保健所に捕らわれてしまう。
追ってきたライノに助けられ、ボルトは車を脱出。
ボルトはパワーがないと落ち込んでいたが、
ライノはあんたはヒーローは必要だと励ます。
自信を取り戻したボルトは、保健所に潜入してミトンズを救出。
ガス爆発を起こすが、ライノはそれがスーパーボイスだと信じる。
ミトンズはボルトに、段ボールで暮らそうと誘う。
ペニーは女優で、実際にはいないのだと。
だがボルトはペニーは違うと言い、ミトンズに追い出されてしまう。
鳩の協力で、ボルトは撮影所を発見。
そこでは、ペニーがボルトと再会するシーンを撮影していた。
別の犬が演じており、ボルトはショックを受ける。
ペニーが敵博士に捕らわれるシーンで、新ボルトが騒いだ為に火事になってしまう。
ボルトは撮影所を去ろうとしていたが、かけつけたミトンズは他の犬ではダメと叫ぶ。
気が付くと、ペニーが火の中に取り残されていた。
ボルトは建物に飛び込み、ペニーと再会。
消防隊が鳴き声に気付き、ボルトとペニーは救出される。
こうしてボルトは、ペニーと暮らす事になる。
傍らには、ミトンズやライノの姿もあった。
と言うわけで、テレビで超能力を持つ犬を演じていた犬ボルトの話。
陸上選手の話ではありません。
テレビ局は、彼に世間の情報を与えない様にしたため、
ボルト自身は本当に能力を持っていると信じていたと言う訳。
どこかで聞いた話ですね。ジム・キャリーのトゥルーマンショーです。
飼い主ペニーがさらわれたシーンを撮影したところで、ボルトは撮影所から出てしまい
ペニーを助けねばと大陸を横断する旅に出ると言う訳。
同行するのは、ボルトに超能力などないと知ってる猫と、
ボルトが本当のヒーローだと信じてるハムスター。
ボルトが現実を理解しても、ハムスターはボルトを信じていたとか、
本当の窮地に陥ったペニーをボルトが助けるとか、お約束だけどいい話と思います。