私がサイトを開設したのは2006年の春のことで、そのサイトでの取り扱いコミックに興味を持ったのはその一年前でした。
当時息子と娘が期間限定でサンシャインで開かれていたナルトショップに行きたいといったのが始まりで。
なにも分からずに連れて行った私がカカシにハマるという幸福な失態を犯したわけです。
完全なミイラ取りですね。
ネットは2000年の終わりごろから主人に教わりつつ、まずはヤフオクから着手。
当時は専業主婦だったので、子供服や買いすぎた雑貨や本を出品してました。
ネサフはほとんどが絵日記系や食や読書関係で、のちに自分がブログやサイトを持つなんて思いもしなかったですね。
余談ですが、ヤフオクもまだ黎明期で登録も緩かったし、PCメアドでやり取りしてたんですよ。
のんびりとしたいい時代だったんです。
当時ネサフしていたサイトさんは今でも健在なところが多くて嬉しい限りなのですが、長くお付き合いしているといらないことまで見えてきて、ちょっとなーーー!?ということもあるわけです。
ある食関係なんですが、子供さんがうちと同じ年で親近感を持ったサイトさんがありました。
ちょっとセレブ入ってる感じで、ワインやチーズなんかに詳しくてご主人も社会的地位が高い印象を受けましたので、あぁ裕福なおうちなのね、うらやましいな~~くらいに思ってました。
文章も丁寧でお上手で楽しみだったのですが、ある日載った一枚の写真に「ん?」ってなっちゃったんです。
息子さんの写真で勿論顔は特定できません。
外食先での写真でしたが彼の服が明らかにダンボールニットと思しきトレーナーと、足首が見えるカーゴパンツに靴がマジックテープの運動靴だったんです。
パンツの裾がくるぶしよりずっと上なら「相葉丈か~~」で済みますが(笑うところ;)、ソレはちょっと違うだろう!サイズの合った服を着せてあげてよ!と母親目線で思ってしまいました。
食べることにはお金を掛けていると思われる家族が、息子さんにこんなかっこさせてるなんて!
それも、お高めのレストランにこの服装で行ってしまうなんて!
両親は一体どんな服だったのだろうと心配になりました。
食したものの写真は常に載せているので、サイト内のお話は虚偽ではないようですが、コレにはちょっと興ざめでした。
この家族のTPOっていったい・・・
それから、いつも元気な絵日記系のサイトの管理人さんはOLさんを経て、四年くらい前に結婚されてお子さんも授かって幸せいっぱい!なサイトになって私も楽しませていただいていたのですが、震災後のUPで「祖母と母を亡くしました」とあり絶句しました。
人生って非情だと思った瞬間です。
今までどおりに楽しいサイトに戻っていますが、そのけなげさに涙が出ます。
私は自分を活中(活字中毒者)だと思っていますが、まだまだ私なんでヒヨッ子ヒヨッ子!と思わせてくれるサイトもたくさんあります。
師匠と呼ばせてください!と土下座してしまいそうなくらい。
いつこんなに新刊をバンバン読んでるんだろう?すごいなー!活中!