海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

御嶽山捜索に思うこと

2014-10-17 | 日記・雑感
御嶽山の年内の捜索が中止となった

9月に噴火してから一月近くになるのだろうか、
未だ7名が不明で56人の死亡が確認されているとのこと。

この火山噴火被害は誰のせいにもできないし、もちろん止めることもできなかっただろう。

正に不可抗力というか、どうにもならないというか、改めて
火山という自然の力を見せつけられた災害だった。

このような災害で捜索に携わる、消防、警察、自衛隊等の人達は
毎日どんな気持ちで山にいるのだろうかと思ってしまう。

災害発生から数日経ったときに、生存の可能性が少なくなったとき
生存者を捜索するということではなく、遺体の捜索になると思うのではないだろうか?
遺族の気持ちも、諦め切れないながら、そんな変化が出てくるのではないだろうか?

それでも黙々と山頂を目指す捜索隊の姿は、ただ単に仕事をしているようには
見えないことがあり、テレビでの自衛隊の指揮官の「申し訳ない」という言葉に
人間の尊厳のような、強い使命感に共感する想いを感じました。



人類は自然と共生するために治山、治水などに努力して
いろんな防除策を組み立てるが完璧はないと、また思い知らされました。

何でもない海や山に遊ぶとき、忘れてはならないものを持ち続けたいと強く思います。
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