驚くべきことに正解者が出ました。白土三平の忍者漫画を読ませて、日本語の理解力を高める訓練をした効果かもしれません。同じく白土三平を読んだのに不正解だった人たちは、おそらく日本語なんかよりも漫画としての面白さに没頭したのだと思います orz。
難問の正解は、「自分で考え行動する事が制限される」です。
分かりやすく、今回の試聴会に間に合わなかった読者のアンプで説明します。読者制作アンプの実装は画像の通りで、薄い白丸にした部分が必要ないものです。電源コードのキャノンコネクターらしきもの、ケーブルの中継コネクタ、定電圧回路のボリューム基板、定電圧回路、パワートランジスタのヒートシンク、などなど。
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アンプの中身は製作者の脳が投影される
要するに、脳の一部が機能していないので配置にバランスを欠き、無駄な考えが無駄な蜘蛛の巣配線やパーツ配置となっている
カッバーラの問題が解けない人は多かれ少なかれ似たようなもの
実装面で特に危険なのが、パワートランジスタを固定しているヒートシンクの背が低い事。このタイプのトランジスタは下半分が発熱するから、上半分だけヒートシンクに接触させても冷却効果なし。トランジスタを裸で使っているのと同じで熱暴走します。
それから、電解コンデンサーの足にチューブを被せて基板から浮かせているのも問題。メーカーでは基板に接着剤で固定するほど、振動しないように配慮しています。レイアウトも、フロントパネルに入力端子とスピーカー端子とボリュームが配置され、普通はフロントにある電源スイッチがリアパネルという逆の配置。中も、トランス周辺がガランドウでフロントが窮屈。
電源ケーブルはプラグ付きのケーブル直出しでいいし、最初から内部配線の長さに余裕を持たせていたら中継コネクタの必要もなし。また、定電圧回路自体がいらないもので、これは、三端子レギュレータの15V±をアンプ基板に合計4個付ければ済んだ話。パワー段の整流回路と電解コンデンサーは、トランスをずらして横に置く。これで、スペースの1/3が空くことになります。ここに大型のヒートシンクを取り付けるか、筐体の底にパワートランジスタを直付けすればスッキリします。
制作した読者は、17Vという回路図に支配され、17Vを作るために可変式のレギュレーターを作るハメになるという泥縄。使われているIC NJM5532は無理に17Vで使う必要はなく、普通に15Vのレギュレーターを左右独立でアンプ基板に配置すれば無駄な配線も必要なかった。無駄な配線が蜘蛛の巣のようになり、ハンダ付け部分は隣と接触寸前。実際、レギュレータが熱くなりすぎたそうなので、どこかでショートしているか発振しているはずです。
自分で良いと思った改良も改悪でしかなく、パーツの多くが容量不足ですぐに壊れるレベル。このようなアンプは、仮に音が出たとしても危険で使えません。会社なら危険人物として首になり、一般社会では危険視されて公安が監視に来るレベルです。戦時中なら収容所に送られ、全てが監視されて、監督官にお伺いを立てなければ部屋からも出してもらえない。
この読者が成功するには、最初の企画段階から上(僕)の承認とアドバイスが必要であり、少しでも自分の好き勝手にやれば失敗してしまう。何をやっても逆の選択をする人は、行動そのものも、考えそのものも、自分の意志が許されない家畜同然となるのです。だから、精神の地獄に落ちた人は、どこかに収容されたほうが楽なほど、実社会では自殺願望に至る場合があります。
ところが、だからと言って、自分で考えたり行動したりを他人の命令下に置くことも御法度なのです。これをやるとサタンの命令に背けなくなる。ただ、運が良ければ、神の道を知っている人が導くかもしれない。でも、自由がない以上、死の樹から生命の樹への上昇は出来ないのです。
では、このような人はどうすればよいか?簡単です。神から逃げない。神からやれと言われたことをコツコツと実践する。自分が分かっていないことを自覚して、コマメに自分のプランを見てもらい、間違いはすぐに修正する。ただし、地獄に落ちた者の逃げ足だけは物凄く早くて、すぐに責任放棄して自分の作ったものからも逃げてしまいます。こうなると救いようがありません。
一度手を付けたものは最後までやり遂げる。これが出来ない人は精神の地獄から抜け出すことは絶対にできません。今回も、もうアンプは無理だからと逃げ出そうとしています。何をか言わんやですね。参考までに、僕が以前に作ったアンプを掲載しておきます。BSチューナーの筐体とトランスを流用したものは、最初から開いていた穴などを利用したので配置がいまいちです。超小型のアンプの方は、デザインも実装も完成度が上がっています。
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BSチューナーの筐体とトランスを流用したオールFETアンプ
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パソコン用超小型FETアンプ
パワーFETは筐体の底に直付け
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スピーカーユニットは65mm口径だからアンプの小ささが分かる
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魚座の形のインジケーターは青色LEDではなく青いフィルムのはず
エフライム工房 平御幸
難問の正解は、「自分で考え行動する事が制限される」です。
分かりやすく、今回の試聴会に間に合わなかった読者のアンプで説明します。読者制作アンプの実装は画像の通りで、薄い白丸にした部分が必要ないものです。電源コードのキャノンコネクターらしきもの、ケーブルの中継コネクタ、定電圧回路のボリューム基板、定電圧回路、パワートランジスタのヒートシンク、などなど。
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アンプの中身は製作者の脳が投影される
要するに、脳の一部が機能していないので配置にバランスを欠き、無駄な考えが無駄な蜘蛛の巣配線やパーツ配置となっている
カッバーラの問題が解けない人は多かれ少なかれ似たようなもの
実装面で特に危険なのが、パワートランジスタを固定しているヒートシンクの背が低い事。このタイプのトランジスタは下半分が発熱するから、上半分だけヒートシンクに接触させても冷却効果なし。トランジスタを裸で使っているのと同じで熱暴走します。
それから、電解コンデンサーの足にチューブを被せて基板から浮かせているのも問題。メーカーでは基板に接着剤で固定するほど、振動しないように配慮しています。レイアウトも、フロントパネルに入力端子とスピーカー端子とボリュームが配置され、普通はフロントにある電源スイッチがリアパネルという逆の配置。中も、トランス周辺がガランドウでフロントが窮屈。
電源ケーブルはプラグ付きのケーブル直出しでいいし、最初から内部配線の長さに余裕を持たせていたら中継コネクタの必要もなし。また、定電圧回路自体がいらないもので、これは、三端子レギュレータの15V±をアンプ基板に合計4個付ければ済んだ話。パワー段の整流回路と電解コンデンサーは、トランスをずらして横に置く。これで、スペースの1/3が空くことになります。ここに大型のヒートシンクを取り付けるか、筐体の底にパワートランジスタを直付けすればスッキリします。
制作した読者は、17Vという回路図に支配され、17Vを作るために可変式のレギュレーターを作るハメになるという泥縄。使われているIC NJM5532は無理に17Vで使う必要はなく、普通に15Vのレギュレーターを左右独立でアンプ基板に配置すれば無駄な配線も必要なかった。無駄な配線が蜘蛛の巣のようになり、ハンダ付け部分は隣と接触寸前。実際、レギュレータが熱くなりすぎたそうなので、どこかでショートしているか発振しているはずです。
自分で良いと思った改良も改悪でしかなく、パーツの多くが容量不足ですぐに壊れるレベル。このようなアンプは、仮に音が出たとしても危険で使えません。会社なら危険人物として首になり、一般社会では危険視されて公安が監視に来るレベルです。戦時中なら収容所に送られ、全てが監視されて、監督官にお伺いを立てなければ部屋からも出してもらえない。
この読者が成功するには、最初の企画段階から上(僕)の承認とアドバイスが必要であり、少しでも自分の好き勝手にやれば失敗してしまう。何をやっても逆の選択をする人は、行動そのものも、考えそのものも、自分の意志が許されない家畜同然となるのです。だから、精神の地獄に落ちた人は、どこかに収容されたほうが楽なほど、実社会では自殺願望に至る場合があります。
ところが、だからと言って、自分で考えたり行動したりを他人の命令下に置くことも御法度なのです。これをやるとサタンの命令に背けなくなる。ただ、運が良ければ、神の道を知っている人が導くかもしれない。でも、自由がない以上、死の樹から生命の樹への上昇は出来ないのです。
では、このような人はどうすればよいか?簡単です。神から逃げない。神からやれと言われたことをコツコツと実践する。自分が分かっていないことを自覚して、コマメに自分のプランを見てもらい、間違いはすぐに修正する。ただし、地獄に落ちた者の逃げ足だけは物凄く早くて、すぐに責任放棄して自分の作ったものからも逃げてしまいます。こうなると救いようがありません。
一度手を付けたものは最後までやり遂げる。これが出来ない人は精神の地獄から抜け出すことは絶対にできません。今回も、もうアンプは無理だからと逃げ出そうとしています。何をか言わんやですね。参考までに、僕が以前に作ったアンプを掲載しておきます。BSチューナーの筐体とトランスを流用したものは、最初から開いていた穴などを利用したので配置がいまいちです。超小型のアンプの方は、デザインも実装も完成度が上がっています。
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BSチューナーの筐体とトランスを流用したオールFETアンプ
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パソコン用超小型FETアンプ
パワーFETは筐体の底に直付け
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スピーカーユニットは65mm口径だからアンプの小ささが分かる
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魚座の形のインジケーターは青色LEDではなく青いフィルムのはず
エフライム工房 平御幸