平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ニダーくんの解説によるアンプ講座 2 電流

2014-12-22 00:09:50 | アンプ製作と修理
 久しぶりにニダーくんのアンプ講座です。前回は電圧と抵抗の関係を説明しましたが、今回は電気が流れるとは何ニカ?

最初の図は乾電池のように電気が溜まっている状態


アンプに使われるコンデンサー(キャパシタ)も電池と同じ
プラスとマイナスは常に同量で均衡する


一般に電流は水の流れで説明されるけど、それは間違いニダ
プラスからマイナスに一方的に流れるのではない
たとえて言うと、北海道の川で鮭が上って来る遡上に似た構図
水がマイナスの電荷を持つ電子で、鮭がプラス電荷を持つホール(正孔)
鮭から見ると、鮭は尻尾を振っているだけで泳いでいるのではない
水から見ると、水は鮭を避けているだけ(座布団一枚)


白ニダーがプラスのホールだとすると、ネガニダーはマイナスの電子
白ニダーが川の水だとすると、ネガニダーは遡上する鮭
白ニダーはホールだから笑顔でホルホルしている訳です


電気が流れるということは、マイナスの電子が移動したと同じだけ、プラスのホールが反対側に移動すること


バレーボールの試合終了時の挨拶は両チームが逆方向に歩く
同じように、プラスとマイナスの電荷が正反対の向きに移動するのが電流


電子が丸いタコ焼きだとすると、ホールはタコ焼きの鉄板の穴と同じ
穴が移動するという非日常的な考え方が通用するのが電気の世界ニダ

電気が流れるには、回転寿司のようにグルグルと回る回路が必要不可欠



グルグルと回るから回路と言う
回路の一部でも切れると電気は流れなくなる

リニアモーターカーに使われる超電導コイルは一度流した電流がグルグル回り続ける
電池やコンデンサーをショートさせるとパチッと火花が発生したり熱が出るのは回路の抵抗成分のため


プラスとマイナスの電極をショートさせると電気が流れて熱や光となる
これは配線や電池やコンデンサー内の抵抗値が原因(負荷と言う)
リニアモーターカーに使われる超電導コイルだと熱にも光にもならないで、電気がいつまでもグルグルと回り続ける


従って、電気が流れるとき、プラス電荷とマイナス電荷の移動は常に同量で均衡が保たれている

これが理解できないと、アンプに使われる正負電源とアースの関係が理解できなくなるニダ

    エフライム工房 平御幸
コメント (9)
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