バレーボール皇后杯の表彰式を見ていて、とあることに気が付きました。それは、選手のポジションによって、手の組み方が違うということです。
手を前で組んだ選手
セッター 佐藤美弥、細川絢加
リベロ 佐藤あり紗、斎田杏、伊関悠
ミドルブロッカー パオリーニ・ローレン、和田麻里江、東原枝里
ウイング 遠井萌仁、川村小捺
手を後ろで組んだ選手
ミドルブロッカー 井上奈々朱、引地舞
ウイング 栗原恵、佐々木美麗、石田小枝、内瀬戸真美、永野沙也加、愛宕諒子
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日立リヴァーレの選手たち(右クリックで画像だけ表示すると文字が見えやすくなります)
この中で、メダルを授与されて変化したのは、ウイングの川村小捺(前から後ろ)ほか数人いますが、授与される前の方が概ね深層心理を自然に表していると思います。ミドルブロッカーの井上奈々朱選手はウイングをやりたいから日立に来たと掲示板に書き込まれ、引地舞選手は実戦で固定された使い方はされていない。
このように、一部の例外を考慮しても、ウイングの選手は手を後ろで組む、威張りのポーズというか、達成感を表しているというか、攻撃の意識が強いと解釈できると思います。対して、手を前で組む選手は守りの姿勢が強く、あるいは達成感の少ない、威張れない心理にあったと見ることが出来ます。
キャプテンの遠井選手はオポジットと言う、後ろに下がった時も攻守で働くポジションを任されています。サーブレシーブ免除のアタッカーとは違い、守りの意識が強いので、ウイングなのに手を前で組むのでしょう。
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久光製薬スプリングスの選手たち
優勝した久光の選手は、画像の解像度が低くて顔が判らない選手が多いのですが、日立の選手に比べて手を前で組む比率が高いのが見て取れます。これは、久光のバレーボールが守り重視であることを表しています。イメージ的には圧倒的な攻撃力があるように見えますが、意外なことに久光の選手は攻撃タイプが少ない。ミドルブロッカーの岩坂名奈選手は、両手を下げる整列の姿勢で、攻撃でも守りでもない感じ。むしろ、攻撃型にシフトした方が良さそうな気がします。
攻撃の要である長岡望悠選手と石井優希選手も守りのタイプで、時々見られる長岡選手の気の弱さは、本質的にウイングスパイカーではないことから来ています。石井優希選手も同様で、決勝では守備が良かったですが、元々下手なのではなくて、体格が良いので、中高では守備させてもらえなかったのではないでしょうか。
日立リヴァーレの佐々木選手は超攻撃型。内瀬戸選手も守備が良いけど本質は攻撃型。栗原選手も本質的に攻撃型なのに、守備も上手かったので羊の皮を被されて、良い子を演じなくてはならなくなった。栗原だから栗色に髪を染めているように見えますが、本当は、攻撃的な自分の本質を引き出してくれる強い監督を待望している心理の現れなのです。
僕の目には、栗原選手は自分の攻撃性をセーブしているように見える。猛獣なのに羊を演じている。膝や腰の問題もあるでしょうけど、そろそろ本当の自分を出しても良いと思いますよ。日立リヴァーレというチームは、そういう自己表現が大好きなチームメイトばかりですから。
日立のアンプHA-007が戻ってきたので、ブロックコンデンサーをパイオニアブランドの63V/12000μFに交換しました。元々はニチコン製の56V/8200μFが付いていたのですが、これが故障したのでニチコンの63V/6800μFに換装していたのです。性能的にはこれで十分なのですが、せっかくだからパイオニアと刻印された大容量ブロックコンデンサーに交換してパワーアップ。パイオニアで育った栗原選手のブロック復活に期待ということです。
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右横に置いてある小さめなのが取り外したニチコン 63V/6800μF
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重いブロックコンデンサーは輸送で脱落しやすいのでホットメルト(ハンダゴテで溶かして使う接着剤)で基板に固定
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足の間隔が広いので穴開けからの作業
なお、岡山シーガルズの山口舞選手といえば、宮下遥セッターと共に、いつも監督に怒られている怒られ役ですが、このような「キャプテンが怒られるから頑張ろう」と選手に思わせる指導方法には疑問があります。岡山には笑顔がない。成績が上がっているときは波風は立ちませんが、チーム成績が下がりだしたら崩壊は速いと思います。
あっ、それから、頑張る連呼の佐藤あり紗さんは頼もしいですが、故障しない程度に頑張ってくださいね。無事これ名馬という格言はバレーボールでも大切ですから、老婆でないけど老婆心まで。
エフライム工房 平御幸
手を前で組んだ選手
セッター 佐藤美弥、細川絢加
リベロ 佐藤あり紗、斎田杏、伊関悠
ミドルブロッカー パオリーニ・ローレン、和田麻里江、東原枝里
ウイング 遠井萌仁、川村小捺
手を後ろで組んだ選手
ミドルブロッカー 井上奈々朱、引地舞
ウイング 栗原恵、佐々木美麗、石田小枝、内瀬戸真美、永野沙也加、愛宕諒子
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日立リヴァーレの選手たち(右クリックで画像だけ表示すると文字が見えやすくなります)
この中で、メダルを授与されて変化したのは、ウイングの川村小捺(前から後ろ)ほか数人いますが、授与される前の方が概ね深層心理を自然に表していると思います。ミドルブロッカーの井上奈々朱選手はウイングをやりたいから日立に来たと掲示板に書き込まれ、引地舞選手は実戦で固定された使い方はされていない。
このように、一部の例外を考慮しても、ウイングの選手は手を後ろで組む、威張りのポーズというか、達成感を表しているというか、攻撃の意識が強いと解釈できると思います。対して、手を前で組む選手は守りの姿勢が強く、あるいは達成感の少ない、威張れない心理にあったと見ることが出来ます。
キャプテンの遠井選手はオポジットと言う、後ろに下がった時も攻守で働くポジションを任されています。サーブレシーブ免除のアタッカーとは違い、守りの意識が強いので、ウイングなのに手を前で組むのでしょう。
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久光製薬スプリングスの選手たち
優勝した久光の選手は、画像の解像度が低くて顔が判らない選手が多いのですが、日立の選手に比べて手を前で組む比率が高いのが見て取れます。これは、久光のバレーボールが守り重視であることを表しています。イメージ的には圧倒的な攻撃力があるように見えますが、意外なことに久光の選手は攻撃タイプが少ない。ミドルブロッカーの岩坂名奈選手は、両手を下げる整列の姿勢で、攻撃でも守りでもない感じ。むしろ、攻撃型にシフトした方が良さそうな気がします。
攻撃の要である長岡望悠選手と石井優希選手も守りのタイプで、時々見られる長岡選手の気の弱さは、本質的にウイングスパイカーではないことから来ています。石井優希選手も同様で、決勝では守備が良かったですが、元々下手なのではなくて、体格が良いので、中高では守備させてもらえなかったのではないでしょうか。
日立リヴァーレの佐々木選手は超攻撃型。内瀬戸選手も守備が良いけど本質は攻撃型。栗原選手も本質的に攻撃型なのに、守備も上手かったので羊の皮を被されて、良い子を演じなくてはならなくなった。栗原だから栗色に髪を染めているように見えますが、本当は、攻撃的な自分の本質を引き出してくれる強い監督を待望している心理の現れなのです。
僕の目には、栗原選手は自分の攻撃性をセーブしているように見える。猛獣なのに羊を演じている。膝や腰の問題もあるでしょうけど、そろそろ本当の自分を出しても良いと思いますよ。日立リヴァーレというチームは、そういう自己表現が大好きなチームメイトばかりですから。
日立のアンプHA-007が戻ってきたので、ブロックコンデンサーをパイオニアブランドの63V/12000μFに交換しました。元々はニチコン製の56V/8200μFが付いていたのですが、これが故障したのでニチコンの63V/6800μFに換装していたのです。性能的にはこれで十分なのですが、せっかくだからパイオニアと刻印された大容量ブロックコンデンサーに交換してパワーアップ。パイオニアで育った栗原選手のブロック復活に期待ということです。
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右横に置いてある小さめなのが取り外したニチコン 63V/6800μF
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重いブロックコンデンサーは輸送で脱落しやすいのでホットメルト(ハンダゴテで溶かして使う接着剤)で基板に固定
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足の間隔が広いので穴開けからの作業
なお、岡山シーガルズの山口舞選手といえば、宮下遥セッターと共に、いつも監督に怒られている怒られ役ですが、このような「キャプテンが怒られるから頑張ろう」と選手に思わせる指導方法には疑問があります。岡山には笑顔がない。成績が上がっているときは波風は立ちませんが、チーム成績が下がりだしたら崩壊は速いと思います。
あっ、それから、頑張る連呼の佐藤あり紗さんは頼もしいですが、故障しない程度に頑張ってくださいね。無事これ名馬という格言はバレーボールでも大切ですから、老婆でないけど老婆心まで。
エフライム工房 平御幸