平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

伸びないリベロ

2018-12-14 01:59:06 | バレーボール
戦前の予想に反して勝ち星を増やしている日立リヴァーレ。しかし、勝ち点3の壁が巨大でフルセット勝ちの2点が多く、勝ち星の割に順位を上げられない。その原因は守備にあり、サーブレシーブが乱れた時は速攻が展開できずに背の高い相手に力負けする。

この、解説者なら誰でも指摘する欠点とは別に、日立リヴァーレはもう一つの守備の問題を抱えているのです。それはリベロの齋藤加奈子選手。

齋藤選手はリベロとして3つの致命的な欠点を持っている。一つは上半身に力が入って下半身が疎かになること。2つめは、足が揃う欠点で、足が揃うから体の横の強烈なサーブやスパイクに対してダイビングするしかない。本来はフットワークで拾いに行くべきボールにダイビングするから精度に欠けるし上手いリベロよりも反応が遅くなる。でも、これだけが一歩目が遅い欠点の理由ではないのです。

齋藤選手の一歩目が遅い最大の理由は、3つ目の欠点である伸び上がることにあります。


右端の7番が齋藤選手
コマ送りできないのでジャンプしたシーンはキャプチャできない orz
踵が浮いて上半身に力が入っているのが分かる


特に、相手のアタックに対して、100%の確率で伸び上がってジャンプして身構える。ジャンプして足が揃った時に強烈なスパイクが来たら左右に動けないし前にも動けない。更に、ジャンプの着地のタイミングでフェイントかけられたら反応できない。

足が揃う。伸び上がって踵が浮く。これは守備が下手な選手に顕著な特徴なのです。その証拠に、日立リヴァーレで守備が下手な長内選手も、同様に伸び上がって踵が浮いています。


上のシーンから数分後
右端の7番・齋藤選手のジャンプして着地後の伸び上がりもひどい
けれど、輪をかけて13番の長内選手も踵が浮いてひどい



手前コート左端がリベロの齋藤選手
靴の下の影で分かるように、ジャンプしたあとまだ着地していない
その右の足を揃えて踵を浮かせている選手が長内選手
守備の良い右端の19番・窪田選手は足が揃わないで右踵だけ少し浮かせている理想の構え


齋藤選手は、ジャンプする+伸び上がり+足が揃って踵が浮く+上半身の力みという欠点のために、左右に機敏に動けないしフェイントにも弱い。で、実際にどれだけロスしているのかというと、上手なリベロに比べて左右に50センチから1mもロスしているはず。

ジャンプして力んでビクッとする0.2秒のロスは、短距離選手なら1.5mのロス。右に来るボールには右足から取りに行く。左に来るボールには左足から取りに行く。この基本ができていないから足が揃って体に近いボールにもダイビングを決行するしかなくなる。

膝の使い方が下手で足が揃ったままダイビングするから回転レシーブもできなくなる。一歩目が遅いと何度も指摘してきた理由が理解されたでしょうか (^_^;)

15日 5:50画像追加


左端の齋藤選手は10センチも両足が浮いている
相手のエースがアタックしている時に足が地に着いていないのはアリエネー (゚Д゚)



アップ
完全に浮いています :(;゙゚'ω゚'):
自分の所にストレートが来たら構えが間に合わない
どうやら、齋藤選手は相手アタッカーのジャンプに合わせて自分も猿まねジャンプしてタイミングを取っているポイ
コメント (2)
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