MJ 無線と実験でおなじみの誠文堂新光社から、窪田 登司(著)半導体アンプ製作技法が出ています。
僕が最初に作ったアンプは、後半に出てくる「MOS-FET終段 NO-NFB 0dB パワーアンプ」です。電源と抵抗とMOS-FETのコンプリがあれば簡単に作れる (^^ゞ
終段はコンプリ二組のパラ
これを半分のシングルで使った
このアンプを作ろうと思い、拾ってきた古い安物アンプの電源を使い、終段シングル(コンプリ1セットだけ)で作ってみました。当時はプリアンプを持っていなかったので、ボリュームボックスだけでドライブ。ところが、これが音が良かったんですね (ノ゜⊿゜)ノびっくり!!
何が凄いって、余韻が長いし、とにかく音が柔らかい。視聴に使った、三菱の放送局モニター用20センチウーファー+ヤマハJA0506×2はボーカルが美しいですが、和製ポップスも刺々しくならない。リュートは繊細で柔らかくリアル。ハードにガンガン鳴らす人には腰砕けに聞こえるかもしれませんが、自分は一聴して惚れ込みました。例えるならスッピンの美魔女のような美しい音です。
というのも、タイトルに有るように、このアンプは出力の一部を反転させて入力に戻すNFB(ネガティヴ・フィード・バック)回路を使っていません。NFBを大量にかけたアンプは見かけの特性は良くなるのですが、音は冷たくて無個性になります。オーディオの世界では厚化粧と言われてます (~o~)
この前製作した1石プリアンプもシンプルで音が良かったので、どうせなら0dB(ゼロ・デシベル)アンプと組み合わせてプリメインアンプにしようと思った次第。ちなみに、0dBとは増幅しないという意味です。アンプなのに増幅しないとはこれ如何に?
知りたい人は本を読んでください。ということで、回路を考えて基板作り。今回は入出力にコンデンサーを入れた時点でDCアンプ(直流まで増幅するという意味)ではないので、コンデンサーの質が音を決めます。プリの出力コンデンサーに、幻のHi-Λ(ハイ・ラムダ)の1μFを使います。図の青い楕円がそうですが、こんなに大きいのに1μFしかありません。もっとも、他のフィルムコンデンサーも使えるように、ランドは増やしてあります (^_^;)
右が中出力MOS用、左が大出力MOS用
今回使うソース抵抗は、ピンが頭の上に貫通しているので測定が楽
出力のパワーMOSは、日立の中出力MOS(2SJ76/2SK213)も、大出力MOS(2SJ161/2SK1057)も両方使える設計です。中出力MOSの場合はヒートシンクも基板上に配置できるのでコンパクト (*^^*)
それで気がついたのですが、使う石は片チャンネル3個。パワーMOSはコンプリなので向かい合ってます。これは契約の箱のケルビムやモーセの2枚の石板と同じ。そうやって見ると、巨大なハイ・ラムダはマナの壷に見えてきます。コンデンサーは電気を溜めるから容器と同じ。風呂桶に見えた人は眼科に逝くように (^m^;)
残りはアロンの杖ですが、アロンの杖は蛇に化けたので細長いコンデンサー。パワー部のパーツは抵抗とコンデンサーとMOSで13個。ちゃんと13部族の祭司レビに対応してます。契約の箱と三種の神器の誕生ですお ((o( ̄ー ̄)o)) ワクワク
4日 追加
中出力MOS使用の方で、基板上のヒートシンクが大きいものを追加しました。また電源ターミナルを設置して、ケーブルの抜き差しを容易にしました。
大きなヒートシンクはネジ止めなので、ネジが基板のパターンに触れないように留意。この基板だと、プリ出力の後ろにボリュームを置けるので、入力前のボリュームとプリ出力後のボリュームを連動させた4連ボリュームも使えます。4連ボリュームはノイズが相対的に小さくなるので、ビクター p-3030などの昔のプリアンプではよく見かけましたね。東京光音のボリュームに4連があります (;^ω^)
僕が最初に作ったアンプは、後半に出てくる「MOS-FET終段 NO-NFB 0dB パワーアンプ」です。電源と抵抗とMOS-FETのコンプリがあれば簡単に作れる (^^ゞ
終段はコンプリ二組のパラ
これを半分のシングルで使った
このアンプを作ろうと思い、拾ってきた古い安物アンプの電源を使い、終段シングル(コンプリ1セットだけ)で作ってみました。当時はプリアンプを持っていなかったので、ボリュームボックスだけでドライブ。ところが、これが音が良かったんですね (ノ゜⊿゜)ノびっくり!!
何が凄いって、余韻が長いし、とにかく音が柔らかい。視聴に使った、三菱の放送局モニター用20センチウーファー+ヤマハJA0506×2はボーカルが美しいですが、和製ポップスも刺々しくならない。リュートは繊細で柔らかくリアル。ハードにガンガン鳴らす人には腰砕けに聞こえるかもしれませんが、自分は一聴して惚れ込みました。例えるならスッピンの美魔女のような美しい音です。
というのも、タイトルに有るように、このアンプは出力の一部を反転させて入力に戻すNFB(ネガティヴ・フィード・バック)回路を使っていません。NFBを大量にかけたアンプは見かけの特性は良くなるのですが、音は冷たくて無個性になります。オーディオの世界では厚化粧と言われてます (~o~)
この前製作した1石プリアンプもシンプルで音が良かったので、どうせなら0dB(ゼロ・デシベル)アンプと組み合わせてプリメインアンプにしようと思った次第。ちなみに、0dBとは増幅しないという意味です。アンプなのに増幅しないとはこれ如何に?
知りたい人は本を読んでください。ということで、回路を考えて基板作り。今回は入出力にコンデンサーを入れた時点でDCアンプ(直流まで増幅するという意味)ではないので、コンデンサーの質が音を決めます。プリの出力コンデンサーに、幻のHi-Λ(ハイ・ラムダ)の1μFを使います。図の青い楕円がそうですが、こんなに大きいのに1μFしかありません。もっとも、他のフィルムコンデンサーも使えるように、ランドは増やしてあります (^_^;)
右が中出力MOS用、左が大出力MOS用
今回使うソース抵抗は、ピンが頭の上に貫通しているので測定が楽
出力のパワーMOSは、日立の中出力MOS(2SJ76/2SK213)も、大出力MOS(2SJ161/2SK1057)も両方使える設計です。中出力MOSの場合はヒートシンクも基板上に配置できるのでコンパクト (*^^*)
それで気がついたのですが、使う石は片チャンネル3個。パワーMOSはコンプリなので向かい合ってます。これは契約の箱のケルビムやモーセの2枚の石板と同じ。そうやって見ると、巨大なハイ・ラムダはマナの壷に見えてきます。コンデンサーは電気を溜めるから容器と同じ。風呂桶に見えた人は眼科に逝くように (^m^;)
残りはアロンの杖ですが、アロンの杖は蛇に化けたので細長いコンデンサー。パワー部のパーツは抵抗とコンデンサーとMOSで13個。ちゃんと13部族の祭司レビに対応してます。契約の箱と三種の神器の誕生ですお ((o( ̄ー ̄)o)) ワクワク
4日 追加
中出力MOS使用の方で、基板上のヒートシンクが大きいものを追加しました。また電源ターミナルを設置して、ケーブルの抜き差しを容易にしました。
大きなヒートシンクはネジ止めなので、ネジが基板のパターンに触れないように留意。この基板だと、プリ出力の後ろにボリュームを置けるので、入力前のボリュームとプリ出力後のボリュームを連動させた4連ボリュームも使えます。4連ボリュームはノイズが相対的に小さくなるので、ビクター p-3030などの昔のプリアンプではよく見かけましたね。東京光音のボリュームに4連があります (;^ω^)
基板の製作お疲れ様ですm(_ _)m
NFBを使っていない美しい音が気になります。
契約の箱と三種の神器が登場しますとは、流石ですm(_ _)mそういう目でパーツを見たことがなかったので、勉強になります。
基本的にプリに使うパーツは8でヤハウェとイエス。石の数が3で天の三神 (;・∀・)
抵抗値とかは電源電圧で違ってきますが、この基板で大丈夫そうです (^^)
新たな基盤作成、お疲れさまですm(_ _)m
契約の箱、三種の神器、13部族と揃ったアンプになるとは、更に終末に近づいた感じがします。。。
ラムダコンデンサーは風呂桶に見えましたorz
申し訳ありませんorz
基板上の小型ヒートシンクを大きくしたものも設計中。放熱効果がアップ /^o^\フッジッサーン
歴史探偵の江戸の天才たちに出てきた望遠鏡を作り上げた国友一貫斎。反射鏡の研磨精度は現代の研磨に匹敵するそうです。
この鏡の表面の精度(凹凸)を表すのがラムダという言葉。ラムダコンデンサーはアルミ蒸着で、鏡のようなフィルムを巻いて作るからラムダコンデンサーなのだと思います。ハイ・ラムダは蒸着ではなく箔を巻いて作ります (@@;)