マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

我が国の防空能力、防空体制を考える

2023-04-13 08:19:04 | 国際政治

今朝テレビを視ていたら突然Jアラートを発表、対象地域の北海道に対し避難するよう呼び掛けていた。

7時55分ほどの話である。

着弾は8時頃ということだったが8時5分になっても10分になっても同じ放送を繰り返すだけだった。

8時20分頃になってようやく「ミサイルらしきものはすでに落下した模様」との報道に変わったが日本の防空能力はその程度のものだんだねぇ。

落下したのであればその地点はどこなのか、すら明確になっていない。

9時過ぎになって「飛翔物体は日本の領海外に落下した」と落下場所を特定していたが首相もJアラ-トの適否については「確認中」を理由に詳細な言及は避けた。

「反撃能力」の論議はともかくとして情報収集能力ですらまだまだだねぇ。

そういえば沖縄で行方不明の陸自ヘリもまだ発見されていない。

事故現場はある程度特定されているにも関わらず機体も搭乗員も行方不明のままである。

我が国の防空能力も防衛体制も不安だらけである。

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フィンランドのNATO加盟に思う

2023-04-05 10:26:59 | 国際政治

北欧のフィンランドが正式にNATOの加盟国になった。

遠因になったのがロシアのウクライナ侵攻であることは万人が認めるところだ。

ロシアは当然のごとく反発しているがこれは自業自得というものだろう。

そのウクライナ侵攻も当初の思い通りには進んでいない。

双方ともプーチン大統領にとって大きな失点だ。

結局ウクライナの強靭な抵抗力を軽く見過ぎたんだねぇ。

2014年のクリミア併合が意外に容易に実現したのが全ての始まりだった。

あれで判断力、先見力が鈍ってしまった。

昨今では国内各地で親プーチン派言論人に対するテロ活動が続発している。

これはプーチン王朝の終わりの始まりかもしれない、嗚呼・・・。

 

 

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習主席はロシア・ウクライナ戦争を仲裁できるか

2023-03-20 09:36:42 | 国際政治

中国の習近平主席がロシア・ウクライナ紛争の仲裁に乗り出すそうな。

本当にそんな芸当が出来るのだろうか。

というの争いの仲裁というの対象となる双方からニュートラルであることが絶対条件だからだ。

しかしながら中国は、いや習主席は「台湾統一のためには必ずしも武力行使を排除しない」を明言している。

これは紛れもなくロシアのウクライナ侵攻と同じシチュエーションなのだ。

中国は「ウクライナは別国、台湾は国内の一部」との解釈を持ち出すのだろうが過去の歴史から見れば何の説得力もない。

ロシア在庫とは先に対面会談、ウクライナとは後でオンライン会談と対応に差があるのもその証左だ。

こんな見え見えの猿芝居に酔いしれる輩はロシアと中国のごく一部だけだ。

こんなことならトルコのエルドアン大統領の方がまだましというものだ。(笑)

 

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プーチン大統領の習主席訪ソ熱望に思う

2023-02-23 16:30:26 | 国際政治

昨日だったか中国の王政治局員(外交トップ)がモスクワでプーチン大統領と会談していたが、大統領から習主席の訪ソの期待が寄せられたという。

やっぱりプーチン大統領は困っているんだねぇ。

通常なら王氏のカウンターパートは外相クラスなのでもう少し格下の役職者が対応するはずなのだがなんと大統領が直接応じていた。(笑)

とにかく軍備でも経済支援でも国際世論でも今中国のバックアップが欲しいのだねぇ。

それも1日も早く、だ。

それにしても習主席はいいカードを握った。

何も慌てる必要はないのだ。

さんざん焦らせて目一杯恩を着せる構えなのだろう。

ただ西側諸国を含め周辺各国との間合いは中国としても十分読まなければいけない。

「一帯一路構想」もここにきて急ブレーキがかかっている。

自国経済だって中国にとっては考えられないほどの低成長率(2.1%)に見舞われている。

ロシアほどではないにしろ中国もそう安閑としてはおれないねぇ。

 

 

 

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プーチン大統領の年次教書演説に思う

2023-02-22 10:57:01 | 国際政治

昨日ロシアのプーチン大統領がほぼ1年ぶりの年次教書演説を行っていた。

しかしその主張たるや相変わらず「ウクライナ紛争の責任は西側諸国とウクライナ政権側にありロシアは一歩一歩課題を解決していく」と繰り返すのみでまるで新鮮味はない。

一方で米国との核軍縮条約、新STARTにはついては参加を一時停止するとした。

これではまだまだ戦火は拡大するに違いない。

そうそう、あの演説光景を見ていて感じたことがあった。

壇上に居るのは演説を行うプーチン大統領ただ一人で、側近や閣僚は全て客席側で神妙に聞く側に回っている。

中国などでは常に習主席のバックに何十人、大会堂の場合は何百人もの政治局員が控える。

米国だって議会では背後に副大統領や下院議長が見守っている。

ロシアの場合は大統領ただ1人が壇上で演説を行いそれ以外は全員聴講者席で演説を聞いている。

これはいかにも奇異な光景だ。

まるで国防相、外相、情報機関トップなどは何も相談に与っていないように見える。

これが完全な独裁者の姿なのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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