マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

トランプ前大統領のファイティング・スピリットに思う

2024-07-17 20:44:57 | 米国政治

米国の大統領選挙戦の最中に思いもしない暗殺未遂事件が発生した。

銃規制の甘い共和党の大統領候補でしかもあの国会議事堂乱入を主導したトランプ前大統領が標的になったとはねぇ、いや「だから」というべきか・・・?

事件発生後最も印象に残ったのは銃撃があった直後にトランプ候補が(周囲を警護するSPを制しつつ)拳を突き上げ「ファイト」「ファイト」と連呼していたことだ。

暗殺を逃れたとはいえライフル銃弾が耳元をかすめたのだから相当な動揺はあったはずだがテロに決して屈することのない強いファイティング・スピリットをアピールしていたのだ。

この暗殺未遂はトランプ陣営にとって少なからず追い風に作用したものと思う。

共和党候補はあっさりトランプ氏で結束したからねぇ。

対する民主党側も当面は穏健融和路線に軌道修正せざるを得ない。

全く「政治」って何が起きるか分からないねぇ。

翻って日本にはこんな骨っぽい政治家っているかねぇ・・・・?

「火の玉」にさえなれない政治家ばっかりはないのか、と思ってしまうねぇ。

 

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バイデン大統領の度重なる失態に思う

2024-07-13 18:25:03 | 米国政治

バイデン米国大統領の度重なる失態が話題になっている。

それにしてもゼレンスキ―大統領をプーチン大統領と言い間違え、ハリス副大統領をトランプ副大統領と言い間違えるなんて酷いね。(笑)

あれだけ衆人環視の中で失態を重ねているわけだからもう言い訳は出来ない。

民主党幹部が大統領に直接会って懸念を伝えるというが対応が遅いぜ。

ここまで書いてきて何やら我が国の首相についても同じことが言えるのではないか、という気がしてきた。(笑)

バイデン大統領ほど高齢ではないが周囲からの撤退要求には全く耳を貸さない構図は全く相似形のようだ。

両者に共通するのは飽くなき権勢欲なのか、はたまた信じられないほど自信過剰なのか、ただここまで来ると滑稽さで呆れかえってしまう。

洋の東西を問わず「猫の首に鈴をつける」ことは難しいことなんだねぇ。

そうそう、兵庫県知事も同じ境遇にある。

副知事が進言しても聞く耳を持たない。

こちらの方は百条委員会マターだそうだから意外と迅速な動きがみられるかもしれないが。

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中国の偵察気球を巡る米国内の騒動に思う

2023-02-11 10:11:25 | 米国政治

中国の偵察気球を巡って米国内が騒々しい。

バイデン政権は例の偵察気球について大西洋に出た時点で撃墜したのだが米国議会は与野党ともバイデン大統領の優柔不断を非難しているのだ。

以前このブログでも記したがバイデン大統領は何故あの偵察気球を領空侵犯を認識した時点で「拿捕」しなかったのだろうか。

バイデン大統領(いや政権幹部だったか?)は「米国内で撃墜すれば地上の住民に被害が及ぶかもしれない」とその理由を述べていたがこれは単なる言い訳に過ぎない。

今の軍事技術をもってすればたとえ高度1.8万米といえども気球を地上まで強制誘導するのは訳ないことだと思う。

ここでキチンと搭載機器を分析し公開すれば気球の飛行目的が明らかになり世界中が納得するのに…とつい思ってしまうのだ。

米国は対中外交の絶好のカードを逸してしまったがまだ放棄すべきではない。

今後も気球の残骸を収集・分析して粘り強く交渉することが米国自身のためでもあり西側諸国全体のためでもある。

 

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米下院議長選が漸く決着した

2023-01-07 17:59:20 | 米国政治

米国の下院議長選が漸く決着した。

マッカーシー候補が造反議員に対し譲歩案を提示し一部議員が投票を見送ったため何とか過半数を獲得することが出来た。

そのためか「史上もっとも弱い下院議長」と陰口をたたかれる始末である。

何も「過半数」に拘らなければこんなに混乱することもなかったし今後の議会運営に不安を残すこともなかった。

これでは共和党は何のために下院議員選挙で勝利したのか分からないねぇ。

トランプ前大統領も大きなダメージを負った。

全くどこに落とし穴があるか分からない。

この点だけを見れば我が国の(過半数か否かではなく)最高得票者を選出するルールが望ましいと思う。

安易に妥協したり無用に譲歩することまないからねぇ。

ただ前回も書いたが「党議拘束」は如何なものか・・・、これは譲れない。

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米国下院議長選の混乱に思う

2023-01-06 22:25:50 | 米国政治

米下院の議長選が大揺れである。

今回の選挙で下院の過半数を占めた共和党から議長が選ばれる手筈になっていたのだが一部議員の造反により既定の過半数を得られないために何度も選挙を繰り返しているようだ。

もう3日間も経過し11回も選挙を行っているが造反議員の頑なな態度はいささかも変わらず妥協する気配もない。

造反議員の多くは元々前大統領トランプ氏の信奉者のようだが今やトランプ氏の要請にも耳を貸そうとしない。

共和党の内紛がいつ収束するのか、先が見えない状態が延々と続いているのである。

米国は元々二大政党が拮抗しておりおまけに議長選出に「過半数」という条件が付けられているので時として混乱と葛藤が起こるのだ。

ただ反面ちょっと羨ましい気もする。

というのも我が国では「党議拘束」とかいう変なルールがあって票決が微妙な案件には党の方針に縛られることが多い。

本来、国会議員はたとえ党派に属していても一国一城の主、個人の意見を貫いてもいいと思うのだがなかなかそうはいかないらしい。

米国の場合は完全に「個」を貫いても除名なんてことはないんだねぇ。

国会議員としてどっちが居心地がいいんだろうか・・・、考えさせられるねぇ。(笑)

 

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