マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

米政府による日鉄の「USスチール買収計画」中止命令に思う

2025-01-05 20:38:35 | 国際関係
1月3日に米政府が日鉄によるUSスチール買収計画について中止命令を決めた。
この動きについては思わず奇異に感じたものだ。
1つはバイデン米大統領の任期が残り半月ほどしかないのに「今何故?」ということだ。
今回のように日鉄が提訴すればその司法解決は新政権移行後に委ねられる。
バイデン大統領、民主党にとって何かいいことがあるのだろうか? レガシー作りになるのだろうか?
どうにも腑に落ちない。
バイデン大統領はもうレ―ムダックなのにねぇ。
2つ目は被買収企業USスチールは過去はどうあれ現在の世界生産量ランクは24位、とても世界に冠たる画期的な生産技術を有しているとも思えない。
ならば世界4位の日鉄の脱炭素技術などを導入し生き残りを図った方が賢明だと思うのだが如何だろう。
US スチールの労働者だって、株主だって基本的に買収に賛成しているはずだ。
米国政府には米国企業という「名」を捨て雇用維持という「実」を取る考えはないのだろうか?
今後司法解決にいかほどの期間を要するのか不明だがその期間すら勿体ないという気がしてならないのだ。
世の中には訳の分からないことが多いねぇ・・・。(笑)

コメント
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