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横河電機の役員報酬見直しに思う

2024-07-03 10:38:27 | 経済

横河電機が役員報酬見直しを決定したとのことだ。

民間企業の役員報酬については株主総会に付すことはあっても事実上審議されることもない。

報酬委員会などに諮ったといっても「お手盛り」になっているケースが多い。

そんな中、今回の横河電機のように役員報酬をROICなど客観的パフォーマンス指標と連動させるのは大いに意義のあることだ。

従業員のエンゲージメントが評価尺度に入っているのも新鮮である。

話は変わるが昨今企業の業績以上に役員報酬が上昇しているように思う。

その昔ソニーの出井CEOの報酬が1億円を突破した時に随分話題になったが今では1億円超どころか数億円というのもザラである。

その間、学卒初任給の上昇たってとるに足らないものではなかったか?

どう考えても2倍、3倍なんてことはなかった。

何も役員の高額報酬について欧米企業のマネをすることはないと思う。

かっての「ジャパン アズ ナンバーワン」時代に今ほど従業員・役員間の報酬格差はなかったと思うのである。


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1 コメント

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マルテンサイト千年 (グローバル・サムライ)
2024-07-10 00:54:41
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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