マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

ダイハツの認証試験不正問題に思う

2023-12-26 17:04:27 | 経済

ダイハツが引き起こした認証試験不正問題の影響が大変な問題になっている。

本体の製造部門は全車種生産停止だが影響は多くの販売会社や下請け企業に及ぶからねぇ。

一体本社の幹部はどうしてこんな状態になるまで自発的に動かなかったのか。

ことは数十年前からこの悪弊が続けられていた、やれやれである。

社外の関係先から短納期生産を迫られていたというがこんなことは理由にはならないだろう。

社内の風土や慣習も影響があったということだからこれはもうかのビッグモーター社と変わらない。

全社的規模、長期的病根を考えると自主再建はとてつもなく難しいと思う。

ビッグモーター社と同様にどこかが救済の手を差し伸べなければならない、というかそういうことになるだろう。

トヨタ? ファンド?・・・、どこが手掛けるにしても大仕事になるよねぇ。

その前に「日本人のモラルはどこに行ってしまったのか」と暗然とした気になる。

こんな事態になるまで放置されていたなんてねぇ・・・。

 

 

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自民党議員の収支報告書不記載疑惑に思う

2023-12-24 15:14:31 | 政治

自民党議員の収支報告書不記載疑惑がなかなか収束しない。

一連の疑惑が払拭されるのはいつ頃になるのかねぇ?

総裁たる首相の対応も手緩い、いったいどこが「火の玉」というのか。

先日は官邸でのぶら下がりで二階派閣僚の続投問題を繰返し問われ「先ほどお話しした通り」と述べて逃げるように立ち去っていった。

これで任命権者の説明責任を果していると考えているのかねぇ・・・?

総裁(首相)からしてこんな状態だから組織全体が改まるはずはない。

あらためて言うのだが国会議員は最低限のモラル(倫理観)をもって職務に当たってほしい。

そこでふと脳裏を過ったのは国会議員のみならず選挙で議員を選んだ有権者自身もモラルを失っているのではないかということだ。

あのビッグモーター社は多くの従業員が顧客の車に故意に傷をつけ売上増を実現していた。

情けないことに今や国会議員だけではなく日本国民の多くがモラルを欠落させている(上層部に対し「NO」を言えないことも含め)ようだ。

いつ誰がこの悪弊を「掃除」するのだろうか?

出でよ、令和の坂本龍馬、・・・自民党内にはいないのか。

そんなはずはないと思うのだが、・・・いや「志士は居る」と思いたいのである。

 

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消費者庁の「送料無料」規制見送りに思う

2023-12-20 13:13:55 | 政治

政府が見直しを検討していた通販サイトなどの「送料無料」表示について消費者庁は画一的な規制は見送り、通販事業者には自主的な対応を要請することで決着するようだ。

我々のような素人目には「送料無料」も「送料込み」も似たようなものだが通販事業者や運送事業者にとっては大きな違いがあるのかもしれない。

「送料込み」という表示をよくよく考えると商品価格に送料が上乗せされていることが連想されるためその分「お得感」が少なくなるということだろう。

一方運送事業者側からすれば「送料無料」は自社の存在意義を否定されたように感じるのもよく理解できる。

筆者は「送料当社(通販事業者)負担」という表示がいい落とし所だと思っていたが実際にはこれよりも通販事業者寄りの裁定になった。

今回の案件は消費者保護というよりは 通販事業者VS運送事業者 の構図になってしまったからねぇ。

いずれ第2弾が出てくるのかもしれない。

 

 

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首相の不評の理由を探る

2023-12-19 20:35:07 | 政治

内閣支持率がこのところダダ下がりである。

内閣支持率が下がっているとはいえ政策が大きく間違っているとは言い難い。

やっぱり内閣トップである首相自身に問題があるんだろうねぇ。

そんな観点で首相の不評理由を勝手に探ってみた。

ふと思い出したのが閣内からの「安倍派一掃」だった。

安倍氏国葬にあれほどこだわり「安倍派」の歓心を買った首相が今度は「身に覚えがない」と言っていた宮下農水相や当選回数が比較的少ない副大臣クラスまで遠慮会釈なく首を切った。

これには多くの国民が違和感を抱いたのではないか、安倍派からの恩義をどう考えているのか、と。

そして今度は「二階派」が捜査を受けたが「二階派」閣僚は何のお咎めの無しだからその理由が分からない。

「安倍派」を切ったから今度は「二階派」の支持が欲しいということだろうか・・・、全く説明がつかないねぇ。(笑)

首相の「解散権」を弄ぶ姿勢も気になる。

何時だったか記者会見の席で解散総選挙を否定した直後ニヤリと含み笑いが脳裏に焼き付いている。

首相のみに許される特権を楽しんでいるように見えたが言うまでもなく「解散権」はオモチャではない。

「大言壮語」の濫用も気になる。

先日首相は「火の玉になって」なんて言っていたがとてもそこまでやるような気がしない。

今春には「異次元の少子化対策」なんて公言していたが今だにその説明を受けた記憶もない。

「お公家集団」と揶揄される宏池会の領袖がもし「火の玉」になれるのだったか早く見せて欲しい。

こんな首相が「信なくば立たず」などと言葉遊びをしている限り不評の拡大は止まらないだろう。

 

 

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後継首相候補に関する世論調査結果に思う

2023-12-18 11:12:53 | 政治

いくつかの世論調査によれば「次期首相に相応しい人物」として自民党石破元幹事長がトップに立ったようである。

調査元によって多少の数字の違いはあるものの石破茂氏、小泉進次郎氏、河野太郎氏が上位を占め現職の岸田文雄氏は6,7位辺りが定位置という不人気ぶりである。

これではさしもの鉄面皮、岸田首相もやっておれないんじゃないかと思うがそこが政界の摩訶不思議なところだ。(笑)

石破氏と言えばかっては長期政権以前の安倍元首相と総理・総裁の座を争い党員票では勝っていたが議員票の結果で苦杯を舐めたあの総裁選を思い出す。

ただ今回と状況が違うのは自民党が一大苦境にあることだ。

岸田首相は今後どのようにしてこの苦境を打開するのか?

自力で支持率回復を成し遂げれば政権維持は何とか可能だが現下の状況を鑑みるに至難の業かも知れない。

一部の国民はもう岸田首相を見限っているようにも思う。

遠からず石破氏に政権移譲される見通しが出てきたようである。

さて石破氏に政権奪取の秘策はあるのだろうか。

 

 

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